ひとりひとりの感性を個別に解析。パーソナル人工知能「SENSY」を開発・提供する慶應大発AIベンチャー
SENSY株式会社
画像取得先: https://sensy.ai/
会社概要・事業内容
会社概要
日々の行動やチャットなどのコミュニケーションを通じてユーザーひとりひとりの感性を学習し、その人ならではの嗜好・好みを理解してくれる自分専用のパーソナル人工知能「SENSY」の開発・提供を行う、慶應大発のAIベンチャー。
パーソナル人工知能「SENSY」とは、ユーザーの「感性」を学習していく1人1台の人工知能。2014年11月にファッションアプリとしてリリース。現在では、マーケティング、需要予測、レコメンドエンジン、新商品開発、店舗接客、EC接客、カスタマーサービスなど幅広いソリューション群を展開。事業ドメインもファッションから食品、美容・健康食品、旅行など幅広いライフスタイルに拡大を続けている。
社内にSENSY人工知能研究所を併設し、所長に千葉大学特任准教授の岡本卓を迎えている。慶應義塾大学 相吉名誉教授、東京工業大学 奥村教授、慶應義塾大学 萩原教授もジョインし、感性工学におけるAI・ディープラーニング技術の基礎研究・応用研究を行っている。
「SENSY」の開発を通じて、すべての人々がこれまで出会えなかった情報と瞬時に出会える、新しい情報発見のためのプラットフォームの実現を目指す。
事業概要
- 人工知能開発事業
提供サービス
「SENSY Marketing Brain (MB)」
お客様ひとりひとりの属性・購買履歴などをもとに、パーソナライズしたマーケティングを実現。最適なチャネルの選定、レコメンド商品、キャッチフレーズ、デザインなどを全てパーソナライズ化する。パーソナライズDM(ダイレクトメール)、パーソナライズメール(メルマガ)などで活用・導入が進んでいる。
導入実績:大手アパレル企業、化粧品通販企業 他
「SENSY Merchandising (MD)」
数10万アイテムの売上をお客様単位・アイテム単位で予測し、商品発注・仕入などのMD計画を最適化。アパレルなどのメーカー向け、百貨店・スーパー・コンビニエンスストア等の小売向けの需要予測・MD最適化で導入されている。
導入実績:大手アパレル企業 他.
経営者プロフィール
代表取締役CEO 渡辺祐樹
慶應義塾大学理工学部システム工学専攻、人工知能アルゴリズム研究。株式会社フォーバルを経て、IBMビジネスコンサルティングサービスにて戦略コンサルタントとして製造業・サービス業の事業戦略策定、組織再編、業務変革などに従事。AI技術を活用した新規事業開発を得意とし、ファイナンス・会計から、成長戦略、業務変革、組織変革、営業・マーケティングなど幅広いビジネス経験を有する。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)