特許調査ソフト「THE調査力」とAI技術によるR&D知財AIシステム「Deskbee」を運営する知的財産専門ベンチャー
アイ・ピー・ファイン株式会社
画像取得先: http://www.ipfine.com/
会社概要・事業内容
会社概要
知的財産専門のシステム開発事業を行うベンチャー。特に、知財業務個別の社内システム受託開発、運用サポート、データ構築サービスを得意としている。また、知財戦略グループウェア「THE調査力」及び中国特許検索サービスの運営の他、企業の知的財産部門での経験を活かし、特許調査、知財戦略コンサルティングも行っている。関東地区を中心に主要な取引企業数は約100社。
2003年2月創業後、2004年には中国特許社内検索ソフト「専利BASE」を開発・販売開始。
以降2011年までに、中国特許インターネット無料検索サイト「専利SEARCH」(現在リニューアルにより「専利SEARCH-i2」)開設のほか、日本意匠公報検索ソフト「日本意匠CASE」、戦略特許マップソフト「SPM」、特許調査標準化ソフト「THE調査力」、特許調査ソフト「THE調査力V2」、社内調査ネット「THE調査力V3」の開発・販売を行う。
2013年には特許データ保存ソフト「THE調査力」を、2014年には特許業務のグループウェア「THE調査力Ver.1.12」を開発・販売開始。THE調査力について、「平成26年度 奈良県高付加価値獲得支援補助金事業」に認定。
2017年には人工知能を使ったR&D知財AIシステム「Deskbee(デスクビー)」を開発・販売開始。
「Deskbee(デスクビー)」は、新世代のAI(人工知能)のディープラーニングの利用により、これからの調査の仕方を変える知財エキスパート。
- ノイズ除去や社内分類付与など、スクリーニング作業にかかる時間と労力の負担軽減
- 人手による特許の評価後に、ノイズ特許を再検証して調査品質を向上
- 社内に蓄積された有用な調査結果を活用して、新規調査を効率化
「Deskbee」は、特許データのセットアップ→AI処理→結果出力をエクセルで行うことが可能。例えば自分が判定したノイズも含む評価済みの特許と、未評価の特許群をセットアップすると、未評価の特許群に対して類似判定を行い、エクセルで結果出力を返す。
「Deskbee」でAI処理した特許データは、R&D知財グループウェア「THE調査力」にインポートも可能。「THE調査力」は普通の特許調査では除去されるノイズ特許も蓄積して再利用することが可能。「THE調査力」との併用で、さらに効率の良い特許調査環境を作ることができる。
事業内容
- 知財戦略グループウェア「THE調査力」の開発・運営サービス
- 中国特許検索サービス「専利SEARCH-i2」の開発・運営サービス
- 知的財産システムの受託開発・運用サポート
- 特許調査請負業務(日本・海外特許、中国、ASEAN etc.)
- 英⇔日、中⇔日 翻訳サービス
- 知財戦略コンサルティング、通信教育、セミナー開催、書籍販売
<代理店/取り扱いサービス>
- インターネット特許情報検索サービス「HYPAT-i2」
- 世界特許情報全文検索サービス「Japio-GPG/FX」
- 自動翻訳エンジン「WEB-Transer@SDK」
- パテントマップEXZ
提供サービス
知財戦略グループウェア「THE調査力」
月々の利用料だけでシステム化が図れる、スピード経営の時代にかなった「知財戦略グループフェア」。
- クラウドサービス
- インハウス運用サポート
- 社内データ蓄積の運用サポート業務
中国・ASEANの特許調査
- 中国特許インターネット検索サービス「専利SEARCH-i2」
- 中国・ASEAN特許調査
- 専利抄録(SDI)/翻訳サービス(英⇔日、中⇔日)
知財社内システム受託開発
- 知財関連システムの企画提案・開発・運用サポート
- 包袋等書類の電子化業務
- 特許関連データベース処理業務
知財戦略コンサルティング
- 通信教育「知財戦略の策定手順」
- セミナー・研究会
- 小冊子「R&D知財力をアップする効率化革新」 ※無料進呈中
代理店/取り扱いサービス
- インターネット特許情報検索サービス「HYPAT-i2」
- 世界特許情報全文検索サービス「Japio-GPG/FX」
- 自動翻訳エンジン「WEB-Transer@SDK」
- パテントマップEXZ
表彰歴
- 平成28年度 特許情報普及活動功労者表彰理事長賞
- 平成26年度 「THE調査力」が奈良県高付加価値獲得支援事業として認定
- 平成22年度 奈良県知事表彰「奈良県社員・シャイン職場づくり推進企業」に登録
経営者プロフィール
代表取締役社長 古川智昭
1952年生まれ
パナソニック株式会社にて30有余年に亘り、知的財産権業務及び研究企画業務に従事。 この間、知財戦略の企画推進、知財IT、特許ライセンス交渉業務等を担当。 平成15年2月にアイ・ピー・ファイン株式会社設立と同時に代表取締役に就任。
取締役・常務執行役員 津田正博
1967年生まれ
朝日コンピュータスクールCG科卒業後、各種システム開発業務を経験。 大手電機メーカー知的財産権部門にて社内システム開発及び運用業務に従事。 平成15年2月にアイ・ピー・ファイン株式会社設立と同時に取締役に就任。 現在は取締役 常務執行役員として経営に携わる。
(同社Webサイトを基に当社編集)