日本初の不動産特化型クラウドファンディングサービスや、AI不動産査定システムを提供する不動産テック企業

会社概要

「不動産とテクノロジーの融合が未来のマーケットを切り開く」という経営理念を掲げ、不動産投資分野における高い専門性を活かしてFintech領域に注力する不動産テック企業。ITを利用した不動産投資サービスを提供。

2012年の設立以来、不動産に関するコンサルティング業、自己投資業、不動産仲介業ならびに不動産売買業を展開。また不動産信託受益権売買に関する仲介業務やアドバイザリー業務を行っている。
2014年に不動産特化型の貸付型クラウドファンディング事業を開始、2017年9月に東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場、2018年1月に投資運用業ならびに電子申込型電子募集取扱業務の各種登録を完了するなど、常にサービスの拡充ならびに企業価値の向上に取り組んでいる。

創業初期は従来型の不動産ビジネスにおける強みを活かして経営基盤の整備を図りつつも、海外から先進事例を学び、テクノロジーを不動産に融合させた「不動産テック」にいち早く着目して新サービスの準備を進めた。
そして2014年9月に日本で初めての不動産特化型クラウドファンディングサービス「OwnersBook（オーナーズブック）」を、2016年8月に人工知能（AI）によるオフィス価値査定サービス「AI−Checker」をリリースし、従前はプロ投資家に限定されていた不動産投資領域に一般の方も参加できる道筋を開いた。

今後も当社の知識・経験を生かし、これからの不動産ビジネスを担う専門家集団として、また起業家精神を持った挑戦者として常にトレンドの先端に立ち、時代を切り拓いていく。

事業内容

1. クラウドファンディング事業
   不動産投資クラウドファンディングサービス「OwnersBook」を運営。
2. コーポレートファンディング事業
   自己資金を用いて物件への投資及び管理運用を行う。
3. 不動産仲介・コンサルティング事業
   仲介業務では、精緻なマーケット分析に基づく的確な情報の提供と、確実な決済遂行で不動産取引の円滑化を図る。またコンサルティング業務では、不動産ビジネスの世界で豊富な経験を積み、様々な物件活用に精通した社員が、不動産の売買や管理・運営に対するコンサルティングを行い、お客様の利益獲得に貢献する。
4. アセットマネジメント事業
   投資用不動産の管理・運用を物件所有者や投資家に代わって実行

提供サービス

1万円からの不動産投資「OwnersBook（オーナーズブック）」
2014年9月に日本で初めて不動産に特化したクラウドファンディングとして誕生。
「OwnersBook」はパソコンやスマホ、アプリで一口1万円から投資可能と手軽でありながら、全ての案件が不動産鑑定士等不動産のプロが厳選した不動産担保付であること、利回り（年換算）は4％～6％程度の案件が中心であること、そしてサービス開始より貸し倒れが発生した案件がないことなどにより、着実に投資家の信頼を得て、会員数・累計投資額ともに順調に成長を続けている。

人工知能（AI）で不動産を査定する「AI-Checker」
REITの公開情報や当社独自の不動産情報等からなる大量のデータを利用して、人工知能（AI）で様々な角度からオフィスビルのキャップレート、そして不動産の価値を算出するシステム。査定結果は、当社の投資の意思決定における重要な指標の一つとして利用される。
当社が開発を進めている、不動産の価値を算出する人工知能（AI）システム。
不動産を中心とした様々なデータを人工知能（AI）に習得させ、日々成長し続けている。当初は、東京に所在するオフィスビルのキャップレートの算出にフォーカスし、当社がオフィスビルへの投資をする際の投資判断基準の一つとして使用している。
「AI-Checker」では物件のデータを入力すると、人工知能（AI）がキャップレートを算出。
査定されたキャップレートと収支データをもとに、不動産価格を算出し、当社の投資判断における一つの材料とされている。物件に関するデータを随時蓄積し、情報を学習することで、より正確なキャップレートの算出を目指している。

代表取締役社長　岩野達志
東京大学農学部卒。一般財団法人日本不動産研究所にてキャリアをスタートし、不動産鑑定業務に従事。
2000年よりゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパンにて自己投資・運用ファンドの不動産取得部門、2002年以降はアセットマネジメント部門。2004年からロックポイントマネジメントジャパンLLC　ディレクターとしてエクイティ500億円以上、案件総額3,000億円以上を実行、ロックポイントグループの日本における不動産投資業務をリード。
不動産鑑定士、宅地建物取引士。

（同社Webサイトを基に当社編集）