シェアNo.1!クラウド名刺管理サービス「Sansan」。社内に眠る名刺をデータ化し、人のつながりを可視化共有
Sansan株式会社
画像取得先: https://jp.corp-sansan.com/
会社概要・事業内容
会社概要
2007年の創業より法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を開発提供している。
「Sansan」は「名刺を企業の資産に変える」をコンセプトに、社内に眠る名刺をデータ化し、人と人のつながりを情報として可視化共有できるクラウド名刺管理サービス。
2012年より個人向け名刺アプリ「Eight」を提供開始。ソーシャルの仕組みを取り入れ名刺をビジネスのつながりに変える新たなビジネスネットワークとして、登録ユーザーは200万人を超えている。
2013年より文書画像解析のスペシャリストが専門的な研究を行うR&Dチームをオペレーション部内に創設。OCRに加え、事業のグローバル展開も見越した言語に依存しない独自の画像解析エンジンや、名刺に対する認知に対して機械学習を用いて読み取りを効率化自動化する研究開発をスタート。
2016年には、データサイエンティストが所属するR&D部門を有する、「Data Strategy & Operation Center(DSOC)」を設置。
大量の名刺を正確かつ効率的にデータ化する独自のオペレーションシステムを開発運営し、創業以来、事業の成長を支える根幹を担ってきた組織である。現在では、サービスを通じて世の中に価値を届けることをミッションとし、次に出会うべき人脈をレコメンドする「スマートレコメンデーション(β)」などのSansanにおける先進的な機能の開発を担っている。画像処理機械学習のスペシャリストやデータサイエンティストなど十数名が在籍し、名刺をもとにした人脈のデータベースの活用という前例のない未知の領域に挑む。
事業内容
クラウド名刺管理サービスの企画開発販売
提供サービス
法人向けクラウド名刺サービス「Sansan」
「名刺を企業の資産に変える」をコンセプトに、組織内の名刺をデータベース化してシェアする世界初の法人向け名刺管理サービス。名刺をスキャナやスマホアプリで読み取るだけで、入力オペレータにより名刺情報が正確にデータ化され、クラウド型アプリケーションを通して組織内で名刺情報を共有活用できる。
2017年10月には、株式会社シードプランニングが実施した法人向け名刺管理サービスの市場動向調査において、業界シェアの81%を占め、5年連続となるシェアNo.1となったことを発表。
経済産業省でも導入され、導入企業は2018年6月現在で7,000社を突破。業種業態問わず、さまざまな企業に導入され、中小企業から数万人規模の大手企業まで幅広く利用されている。
個人向け名刺アプリ「Eight」
名刺を起点とした国内最大のビジネスネットワーク。名刺を正確にデータ化して、スマートフォンアプリで管理できる。登録したユーザー間で情報発信ができる「フィード」、チャットのようにコミュニケーションが取れる「メッセージ」、名刺だけでは伝えることができない経歴やスキルを伝える「プロフィール」を利用し、ビジネスの出会いをつなぐコミュニケーションの場としても活用されている。2018年2月現在、200万人を超えるユーザーに利用されている。
BBES Monitor
BtoB企業のエンゲージメントを定量的に評価できる指標「BBES」と、名刺アプリEightのユーザーに対し、アンケートによる大規模調査を行い構築した、1300社分のBBESデータベースを閲覧、分析、評価することができるモニタリングサービス「BBES Monitor」を開発、2018年10月に発表。
BBESは、BtoB企業のステークホルダーとのエンゲージメントを測定することができる、定量指標として、Sansanが独自に開発を行った指標。これは、調査対象企業の経営、営業、開発、バックオフィスに至るまで、調査対象企業の社員と直接の接点を持った個人を対象として調査する。
「BBES Monitor」は、BBESのデータが予めセットされ、活用するためのモニタリングサービス。BBES Monitorを契約すれば、次に紹介する「大規模調査に基づくBBESデータベース」と「調査データ分析機能」が利用可能になる。
大規模調査に基づくBBESデータベース
名刺アプリ「Eight」のユーザーに対し、BBESの大規模調査を行い、1300社超の企業のBBESデータベースを構築。具体的には、当該企業と名刺交換をしたことのあるEightユーザーに、BBESの質問を送付。回答を得ている。
BBES Monitorの契約企業はその全企業のBBESスコアを見ることが可能。このデータベースから、自社の状態の把握から、業界他社との比較分析まで行うことができる。
第一回目の大規模調査は2018年5月に実施され、1382社のBBESスコアを抽出。
経営者プロフィール
代表取締役社長 寺田親弘
1999年3月 慶應義塾大学環境情報学部卒業
1999年4月 三井物産株式会社入社情報産業部門に配属
2001年5月 米国転勤MitsuiComtek社(在シリコンバレー)勤務
2002年8月 本店ITソリューション事業部に帰任
2006年2月 三井物産セキュアディレクションに出向経営管理部長就任
2007年5月 三井物産を退職
2007年6月 Sansan株式会社代表取締役就任
大学卒業後、三井物産に入社し、情報産業部門にて、コンピュータ機器の輸入、システム開発、JointVenture立上等に従事した後、米国シリコンバレーに転勤となり、米国最先端ベンチャーの日本向けビジネス展開を担当。帰国後は、自らが持ち帰ったデータベースソフトウェアの輸入販売を、社内ベンチャーとして立ち上げる。その後、セキュリティ関連会社に出向し、経営企画管理業務を担当。2007年5月に三井物産を退職し、4人の仲間と共にSansan株式会社を創業。2011年、TheEntrepreneursAwardsJapanU.S.Ambassador’sAward(駐日米国大使賞)受賞。
CTO(最高技術責任者) 藤倉成太
1999年、中央大学理工学部精密機械工学科卒業後に株式会社オージス総研入社。ミドルウェア製品の導入コンサルティング業務に従事。2002年にOGIS International, Incに出向し、シリコンバレーにて現地ベンチャー企業との共同開発。帰国後はソフトウェア工学センターで開発ツールやプロセスの技術開発を行う。2006年、オージス総研で勤務する傍ら、金沢工業大学大学院入学。2007年同校卒業。2009年にSansan株式会社に入社し、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」の開発に携わる。2013年より開発部長。2016年にプロダクトマネジメント全般を担当、2018年6月より現職。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)