従業員の睡眠コーチング&健康データ管理。睡眠支援サービス「O:SLEEP」を提供する睡眠・体内時計ベンチャー
株式会社O:(オー)
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会社概要・事業内容
会社概要
法人向けに従業員の睡眠状況の管理とそれらに起因するリスク管理リスク回避の為のコーチングサービス「O:SLEEP」を展開する、睡眠・体内時計ベンチャー。
「会社が、個人の健康をつくる世の中へ。」をコンセプトに2016年12月に設立。
一日24時間という決められたサイクルではなく、個々人固有の体内時計を軸にした新しい生き方、働き方の社会実装を目指す。
「O:SLEEP」は、スマートフォンのアプリケーションを用い、従業員に対し、睡眠状況の自動記録・可視化および睡眠衛生学に基づいたコーチングを行うことで、より良い睡眠習慣を提供。同時に、企業の人事/従業員マネジメント部門に対し、従業員が所属する組織や集団別の睡眠状況や生産性(プレゼンティーズム)の状況等をダッシュボード形式で可視化することにより、従業員の健康管理や業務改革・組織改善等に活用するサービスである。
企業向け睡眠支援サービスとして、大手企業中心に累計約2000人に導入されている。
2018年6月、経産省の「J-STARTUP」に選出。
事業内容
体内時計に関する事業
提供サービス
「O:SLEEP」
O:SLEEPは従業員の一括健康管理ツール。従業員は自分にあった日々の睡眠コーチングを受けられ、人事部は従業員の健康データを一括管理することができる。
職場のメンタルヘルス対策では、メンタルヘルス不調の発生後の個別的な対応だけでなく、不調の発生を予防し、働きやすい職場を目指す事前的組織的な対策への関心が高まっている。しかし、産業医/保健師のリソースの問題もあり、個別対応が難しいのが現状。そこで当社は日本睡眠学会に所属する精神科医と協働開発した行動療法や睡眠衛生学を活用した「O:SLEEP」を開発、株式会社三菱総合研究所との実証事件などを経て2018年3月より法人展開している。
「O:SLEEP」はiOSアプリとブラウザサービスによる連携サービス。前者で従業員に睡眠コーチングを実施し、後者ではアプリから取得したデータを基に、生産性の低下度合損失コストを可視化し、組織の問題点/改善点を抽出することで企業を支援する。
受賞歴
2018年 TECH SIRIUS2018でグランプリ受賞
2017年 第4回先進的IoTプロジェクト選考会議(課題解決型IoT Lab Selection)でグランプリ受賞
第6回ヘルスケアベンチャーフォーラムで同率1位で優勝
経済産業省主催「ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト2017」優秀賞受賞
2016年 「第3回デジタルヘルスラボ」(デジタルハリウッド大学主催)でグランプリ受賞
経営者プロフィール
代表取締役/CEO 谷本潤哉
広告代理店でコピーライター/デジタルプランナーを6年間経験。長時間の労働で健康を損なったとき「時計を持たない1週間の無人島生活」で回復したことから体内時計に興味を持つ。実時間だけではなく、「体内時計」という誰しもがそれぞれ持っている、人間本来の時間を基にした新しい生き方、働き方をつくっていきたい。2016年12月に国内初、体内時計事業を専門領域とする株式会社「O:(オー)」を創業。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)