腸内細菌叢の解析で人々を健康に。日本初！自宅でできる腸内フローラ検査サービス「Mykinso」を開発・提供

会社概要

2014年11月設立の国立研究開発法人理化学研究所認定ベンチャー。
人体の腸内細菌叢(そう)をDNA解析によって評価することで、健康状態や生活習慣レベルを検査し、セルフケアに貢献するサービスを展開している。

「細菌叢で人々を健康に」というミッションを掲げ、日本初となる郵送・オンライン対応型の自宅でできる郵送腸内フローラ検査「Mykinso（マイキンソー）」や、医療機関向け腸内フローラ検査「Mykinso Pro（マイキンソープロ）」を開発・提供。

腸内に棲みついている微生物の集団である腸内細菌叢は、身体機能や免疫機能の活性化などの面で、人体の健康に大きな影響を与えていると言われている。当社は、理化学研究所、大阪大学微生物病研究所と連携し、腸内細菌叢の分析法に関して共同研究を進め、細菌叢検査サービスの分野では国内最大規模となる15,000検体のデータを保有。
また、次世代シーケンサ（※DNA配列を高速かつ大量に読み取る装置）を用いることにより、腸内環境の状態を明らかにする「Mykinso（マイキンソー）」というサービスを2015年11月より提供。利用者は腸内細菌の変化に基づき、生活習慣病や消化器疾患との関係性を調べることができる。累計検査数は国内最大規模。

2019年10月、総額1.9億円の第三者割当増資を実施。
今後、蓄積した腸内細菌叢のデータと当社独自のAI解析技術の分析を組み合わせた「未病検知サービス」の研究・開発を進める計画。未病とは、病気には至っていないものの発病する可能性が高い状態のことで、利用者の腸内細菌叢を分析することで、様々な未病を事前に検知して改善を促すサービスを目指して開発を進行中。

事業内容

• 人体の腸内細菌叢をDNA解析・評価してセルフケアに貢献するサービス提供

提供サービス

「Mykinso（マイキンソー）」
日本初となる郵送・オンライン対応型の腸内細菌叢の検査サービス。自宅でできる郵送腸内フローラ検査。個人向け。

「Mykinso Pro（マイキンソープロ）」
医療施設向け腸内フローラ検査。医療機関等向け

「Mykinso コーチ」
お腹の調子をサポートするアプリ。整腸のための食事法、低フォッドマップ食で下痢・便秘を改善

「Mykinsoラボ（マイキンソーラボ）」
専門家がつくる腸内細菌叢（腸内フローラ）に特化したメディア。

「Research Kit by Mykinso」
腸・口腔内細菌叢の研究を多方面からサポートする。

代表取締役CEO　沢井悠
東京大学工学部応用化学科卒業。イーソリューションズにて、先端医療ベンチャープロジェクトに5年関わる。
その後、微生物ゲノム解析技術により有用化学品のバイオプラント開発を手がけるベンチャーにて経営企画職を経験。ヒト常在細菌叢（マイクロバイオーム）の世界を知り、2014年にサイキンソーを設立。

取締役CSO　竹田綾
高卒で渡米、フロリダ州立大学で博士号取得（分子生物物理学）後に帰国。 株式会社ジナリスにてDNA解析受託サービス（企業/アカデミアの研究者向け）のコンサル営業を主に担当。出産を期に「食と健康」に興味を持ち、腸内細菌叢の可能性に魅せられサイキンソーを共同創業。

（同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集）