世界初!独自技術により生体認証のみでの本人認証・決済の商用化に成功。Fintech領域でクラウドサービスを提供
株式会社Liquid
画像取得先: https://liquidinc.asia/
会社概要・事業内容
会社概要
「生体認証で生活をより便利に安全に。」をミッションとし、本人であることが本人を証明する手段になるという当たり前の世界をつくるスタートアップ。
指紋や虹彩といった生体情報を本人確認のための手段としてだけでなく、人々の生活になくてはならない決済・認証サービスとして提供。
創業以来、生体情報にフォーカスした画像解析と機械学習を利用したビックデータ解析により高速処理を可能にした認証アルゴリズムを独自に開発。これまで、生体認証による銀行取引、決済サービス「PASS」、キーレスの指紋認証入退出管理システム「LIQUID Key」、店舗が独自で分散型台帳によるトークンを発行可能にする「LIQUID Reader」をはじめ、世界で初めて生体認証のみでの本人認証・決済サービスの商用化に成功するなど、次世代の社会インフラを支える技術を生み出し、クラウドサービスとしてFintechの領域で実績を積み上げてきた。また、犯罪収益移転防止法施行規則の改正案に準拠したオンラインで完結する本人確認サービスであるLIQUID eKYCの開発・導入を開始している。
2018年6月、経済産業省によるスタートアップ企業の支援プログラム「J-Startup」の特待生「J-Startup企業」に選出。
主な事業
- 画像認識エンジンの研究・開発
- 生体照合端末の企画・開発・製造
- タブレット型レジの企画・開発・販売
製品・サービス
「LIQUID Regi(リキッドレジ)」/ホテル・免税店舗向け・一般小売店舗向け
タブレット型レジシステム。複数税率に対応したレシート機能をはじめ、クレジットカード決済にも対応できるオールインワンのレジパッケージ。タブレット端末にインストールされているので、すぐに利用可能。通常のレジ機能に加えリキッド独自の指紋センサーを追加すれば、カード不要、現金不要の「手ぶらで決済」を実現。
「PASS(パス)」/一般小売店舗向け・イベント事業向け
より簡単で安全なクラウド型の本人認証・決済サービス。ゆびや顔から得られる生体情報を専用のセンサーやカメラで取得し、本人であることを証明するサービス。生体情報の特徴データを暗号化しクラウドサーバーに保存することで、安全にどこでも認証が可能。
「LIQUID Key(リキッドキー)」/オフィス向け・ホテル・施設向け
ドア専用の指紋スキャナー。手ぶらで利便性の高い「鍵」環境を実現。当社がこれまで開発してきた画像解析・機械学習を用いた認証技術をベースとして、犯収法施行規則の改正案に準拠したオンラインで完結する本人確認サービス。鍵やカードでのセキュリティは貸与や偽造が容易である一方、偽造が極めて難しい生体情報を用いることで、高いセキュリティ要件を簡単に実現可能。また、役職に応じて権限を付与するドアや日時を分単位で設定することができる。
主な受賞歴
- 経済産業省・総務省「IoT Lab Selection」第1回グランプリ
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構「Japan Venture Awards 2018」JVA審査委員長賞
経営者プロフィール
代表取締役 久田康弘
取締役CTO 大岩義之
2014年~今創業期の株式会社Liquidに入り、指紋認証のアルゴリズムの開発・検証を行う。その傍ら、初期の実証実験や、ハウステンボスマネーのリリースにおいて、サーバー・アプリ共に必要なところを書く。2016年の暮れには、Salim Groupとの合弁会社INDOLIQUIDの設立に伴い、インドネシアに渡る。インドネシアのデジタル化に向けて、人のIDの基盤システムの開発に努める。その後、日本に戻り、快適な認証を目指してコードを書いている。2012年~2015年フリーランスとしてweb系の受託開発をした後に、株式会社FastBidにCTOとして入社。SNS会社のAdNetworkの主に配信アルゴリズムの開発等を行う。開発時に手伝ってもらっていたベトナムのエンジニアと共に、ぱっと作りたいものがあればすぐに作られる世界を目指し、クラウドソーシングサービスの立ち上げを目指した。なんやかんやあり、フリーランス/一人会社として、主に新規サービスの開発を受託。~2012年大学では、複雑ネットワークによる金融シミュレーションと、高速カメラを用いたヒューマンインターフェースを研究。その傍ら、服を画像とテキストから似た雰囲気で探せるECサイト「mass9」を開発し、東大アントレプレナー道場に出て優秀賞を取得。が、非効率な設計により、画像の類似度計算に多大な時間がかかり、実用化は断念。また、カメラとプロジェクタを用いた、人物の行動に対してFBが与えられる展示物を、3,4年のときは五月祭、修士1年のときはiii Exhibitionにて展示。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)