組織のスキル総量と教育状況を可視化し人材育成を推進。クラウドのスキル管理ソリューション「SKILL NOTE」
株式会社イノービア
画像取得先: https://www.skillnote.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
製造業の人材育成支援をミッションに、クラウドのスキル管理ソリューション「SKILL NOTE」を運営するベンチャー。
企業理念は、人材育成を通して、「製造業で働く人の成長」と「製造業の競争力強化」に貢献すること。
製造業で働く人々が成長するための学習環境や企業の人材育成を支援するためのツールを提供することによって、個人の成長を後押しし、企業が戦略的な人材育成・活用を実践することを支援する。
2019年7月には、インキュベイトファンドおよび株式会社ジェネシア・ベンチャーズを引受先とした第三者割当増資により、1.2億円の資金調達を実施。
事業内容
製造業を対象として、以下の製品・サービスを提供する
- スキル管理システム
- 人材育成コンサルティング
提供サービス
「SKILL NOTE」
組織と社員のスキル強化を支援するソフトウェアサービス。組織のスキル総量と教育状況を可視化し、人材育成を推進するための基盤を提供。
実務スキルの可視化・管理ができる点が高い評価を得ている。
「SKILL NOTE」は、製造業の企業競争力強化・事業継続性の向上に貢献し、製造業全体を強くできるようなプラットフォームとしての役割を目指す。
- 企業独自の実務スキルを横断的に一元管理できる
一般的なビジネススキルや単なる資格取得状況だけでなく、企業内で独自に必要とされる、実務ベースの細かいスキルの登録・管理が可能。例えば「特定の商品を製造する工程ごとの作業スキル」など、目的に応じた粒度で、スキルの登録・管理を実現できる。 - 紙やExcelで行う管理よりもっと楽に、もっと有効にスキル情報を活用
スキルの管理は、Excelや紙で、部門ごとに行っているのが一般的だが、「従業員の部署移動があると、情報が引き継げない」「属人的な管理になっていて全社的な状況が把握できない」といった課題がある。
「SKILL NOTE」を使えば、せっかく棚卸しした従業員のスキル情報を単なる記録にとどめず、社内の人材情報を可視化し、人材育成や人材の検索・配置等につなげる。 - 職種ごとに育成体系図を作成し、従業員に「成長ステップ」を明示
職種や部門ごとに設定できる「ステップアップシート(育成体系図)」によって、従業員それぞれの成長ステップや、現在の到達レベルを明示することが可能。これにより、管理者の都合による一方的な育成ではなく、従業員自身を人材育成に巻き込み、自律的な成長を促すことができる。 - 従業員が次のレベルに到達するためにやるべきことが明確に
登録する情報によって個々人のスキルが可視化されるため、それぞれに不足しているスキルは何かが一目瞭然に。次のステップに進むために身につけるべきことが、従業員本人にも具体的にわかるようになる。
経営者プロフィール
代表取締役 山川隆史
早稲田大学理工学部卒。信越化学工業株式会社入社。電子材料事業本部にて 新規技術のビジネス開発や開発品の市場開拓などに従事。半導体用材料の 次世代技術開発など、アジア・欧米のグローバル企業とのプロジェクトに 多数参画。2006年3月に製造業の人材育成を支援する会社を創業、2016年1月に株式会社イノービアを設立、現在に至る。著書に 『仮説思考』(ファーストプレス・共著)がある。
(同社Webサイトを基に当社編集)