DeepLearningを応用した「GAN」技術で、高解像度の「アイドル自動生成AI」「全身モデル自動生成AI」を開発
株式会社データグリッド
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会社概要・事業内容
会社概要
2017年7月設立にされたAIベンチャー。「AI と共に創造する社会を実現する」をビジョンに、ディープラーニングを応用した GAN と呼ばれる技術を基幹技術としたクリエイティブ AI 開発事業と AI システム開発事業を展開。
2018年6月には、クリエイティブAI開発のデータグリッド、アイドル自動生成AIを開発。ディープラーニングを応用したGAN(敵対的生成ネットワーク)により、高解像度(1024×1024)のアイドル顔画像を安定して生成することに成功。
2019年4月には、従来困難であった高解像度(1024×1024)の実在しない人物の全身画像を自動生成するAIである「全身モデル自動生成AI」を開発。広告やアパレルECのバーチャルモデルとしての利用を想定している。
2018年7月には、GPUの開発・販売で最大手のNVIDIA Corporationより、AI とデータサイエンス領域のスタートアップを支援するプログラム「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定。
事業内容
- クリエイティブAIの開発
- AI関連システムの開発及びコンサルティング
基幹技術
「GAN(敵対的生成ネットワーク)」
これまでのAIが行うタスクは予測が中心だったが、近年AIによる生成技術が飛躍的進歩を遂げている。当社はディープラーニングを応用したGAN(敵対的生成ネットワーク)と呼ばれる生成技術に非常に注目。GANは価値あるコンテンツを生成するクリエイティブAIの開発を可能にする。当社はこの生成技術を用いてクリエイティブAIの開発を行っている。
提供サービス
クリエイティブAI
絵画やデザイン、音楽など、価値あるコンテンツを生成するクリエイティブAIの研究開発。クリエイティブAIは単純に人間のクリエイターの仕事を代替するのではなく、AIが人間には出来ない発想や創作量を行うことにより、人間のクリエイターの想像を刺激し、これまでにない創作物を生み出す。
<コンテンツ自動生成>
- 「アイドル生成AI」
自社での研究開発として、GANと呼ばれる技術を活用したAIにアイドルの顔画像を学習させることによって、架空のアイドルを高解像度・高品質で自動生成するクリエイティブAIを開発。 - 「全身モデル生成AI」
GANを活用し、実在しない人物の全身画像を従来困難であった高解像度(1024×1024)で自動生成する「全身モデル自動生成AI」を開発。 広告・アパレル領域はもちろん、幅広い領域でのバーチャルヒューマン活用に向けて研究開発を続けている。 - 「キャラクター生成AI」
株式会社アエリアと共同で、AIによるキャラクター画像自動生成の研究開発を実施。この生成技術を使用することで、人間のクリエイターとの共創による新しいコンテンツの作成や、コンテンツの制作コストの大幅な削減を可能にする。
AI共同開発
クリエイティブAIの研究開発で培った先端技術を活用したAI開発。各業界のデータホルダー企業と連携し、AI分野でのオープンイノベーションを実現する。
AI事業パートナーとして、共に「AIで何をするか」という企画段階からスタートし、プロジェクトマネジメントから開発・運用まで一気通貫で行う。
経営者プロフィール
代表取締役 岡田侑貴
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)