IT×報道|AIによるSNS緊急情報サービス「FASTALERT」 全ての民放キー局とNHKを含む全国のテレビ局が導入
株式会社JX通信社

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会社概要・事業内容
会社概要
「テクノロジーで『ビジネスとジャーナリズムの両立』を実現する」ことを目指し、報道機関や一般消費者にニュース関連サービスを提供する国内No.1報道ベンチャー。共同通信社、QUICK(日経グループ)、テレビ朝日、フジ・スタートアップ・ベンチャーズ(フジテレビ系)などをはじめとする、国内の主だった報道機関が資本参加している。
厳しい報道産業のビジネス構造、とりわけ労働集約型であることから起こる金銭的(コスト)・人的(働き方)負担の課題にフォーカスし、それらをテクノロジーで解決すること(≒報道の機械化)をミッションとしている。
報道分野に特化し、SNS上の事件、事故などの緊急情報をAI(人工知能)で収集・解析する「FASTALERT」や、報道価値の高いニュース速報をAIが検知、配信するアプリ「News Digest」等のAIニュースサービスを展開。
2016年には、株式会社産経デジタルと共同で、新聞社のニュースアプリとしては国内で初めてAI(人工知能)による自動編集を実現したニュースアプリ「産経プラス」を開発している。
ソーシャルメディア発の緊急情報収集・配信サービス「FASTALERT」は、主に報道機関向けに提供しており、共同通信や産経デジタル、更にはテレビ朝日、フジテレビをはじめとする全ての民放キー局とNHKを含む全国のテレビ局に導入され、既に全国の報道現場に浸透。日本全国の多くの報道機関に、毎日のニュースの発端となる事件・災害等の情報を提供している。
一般向けには、自社運営のニュース速報アプリ「NewsDigest」を提供。「どのニュースアプリよりも速報が速い」とソーシャルやアプリストアでの評価も高く、150万DLを突破した今は報道現場でも必携アプリと言われるほどに成長している。
事業内容
インターネットによる各種情報提供サービス
- 速報(ニュース速報・リスク情報の配信)
- データジャーナリズム(世論調査・選挙情勢調査)
- ニューステクノロジー(ニュースエンジンの提供・研究開発)
提供サービス
「FASTALERT(ファストアラート)」
SNS上の災害・事件・事故などの緊急情報をAI(人工知能)で検知する、報道機関 有償導入社数No.1 AIによるSNS緊急情報サービス。AI(人工知能)でSNS上に投稿された事件・事故・災害の情報を収集し、どこで何が起きたのかを解析してリアルタイムに配信する。近年では、大阪地震や西日本豪雨など広域に渡る大規模災害の被害をふくめ、極めて重要なニュースで当局発表より大幅に先んじた速報配信実績を有している。
<導入事例>
全ての在京キー局、地方局、地方紙を含めた新聞社、公的機関、民間企業など。
民間企業は、ニュースで確認する前に自社工場・支社における地震・冠水状況の確認、社員が住んでいる地域の安否確認、自社製品の発送が可能な道路状況か等を画像や動画で即時に確認する事ができる。
「NewsDigest(ニュースダイジェスト)」
主に国内のニュース速報や報道価値のある情報を自動検知、配信するニュース速報特化型アプリ。150万DL突破。国内のニュース速報や事件・災害情報、その他報道価値のある情報を自動で検知し配信するニュース速報特化型サービス。「今この瞬間に何が起きているのかを知りたい」というニーズに特化した、シンプルなニュースアプリ。国内外の主要な事件、事故の「国内第一報」をリアルタイムに検知する当社「FASTALERT」と同システムを活用しており、重大ニュースの多くをほぼ一番最初に知ることが可能。平時は、今話題のニュースや一般的なニュースも紹介。
選挙情勢調査を自動化した「JX通信社 情勢調査」
独自の「クラウドRDD方式」による自動電話情勢調査。主として報道機関や団体、研究機関等の依頼に対して、選挙情勢や世論の動向分析等の用途に限定して提供。加えて、不定期に自社企画の情勢調査を実施し、情勢分析や予測をYahoo!ニュースなどを通じて公表している。有権者人口が概ね10万人以上の地域で調査設計が可能。
「XWire(クロスワイヤ)」
AI(人工知能)でニュースを自動編集・配信する、BaaS型ニュースエンジン。ニュースメディアの運営において発生するコンテンツの収集・整理・作成・編集・発信の全ワークフローに、ワンストップで自動化ソリューションを提供するBaaS型サービス。導入することで、システム開発コストを最小限にするとともに、AI(人工知能)により自動化された運営フローを確立できる。リーチユーザー数千万人規模の大規模ニュースサービスにも採用される、信頼性の高いニュースエンジンである。XWireの要素技術は、日本および米国において特許出願中。
産経新聞グループ公式ニュースアプリ「産経プラス」
産経ニュースやSANSPO.COM、zakzakなど産経新聞グループの各媒体の記事を1日約900本配信する、産経新聞グループが総力を挙げた無料ニュースアプリ「産経プラス」(iPhone版/Android版)。伝統の産経新聞公式アプリの後継アプリとして莫大なユーザー規模を引き継ぎつつも、「XWire」をフル活用することで、新聞社のアプリとしては初めて運用面の大半を自動化し、人的管理の省力化に大きく貢献。なお、「産経プラス」アプリ自体も、当社が㈱産経デジタルと共同で開発。
「湘南ベルマーレ 公式twitter」
Jリーグの湘南ベルマーレが運営する公式twitterアカウントに弊社のテクノロジーを導入し、動画・画像といったコンテンツを自動生成。ゴール時やスタメン発表時など、リアルタイムに戦局が変わるサッカーにおいて、自動生成技術を適用することで臨場感あるコンテンツ提供を可能にした。結果、1年間でフォロワーが2.1倍に増えるなど、ユーザとのエンゲージメントを最適化している。
経営者プロフィール
代表取締役 米重克洋
報道研究者。1988年8月、山口県生まれ。2007年、私立聖光学院高等学校(横浜市)卒業後、学習院大学経済学部に進学。2008年1月に当社設立。中学・高校時代に航空業界専門のニュースサイトを運営した経験から、「ビジネスとジャーナリズムの両立」という課題に着目。他にYahoo!ニュース個人オーサー、TOKYO FM/JFN各局 「ONE MORNING」月曜コメンテーターなど。
WIRED Audi INNOVATION AWARD 2018受賞、Business Insider Game Changer 2019グランプリ受賞。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)