AI・IoT活用の基盤となるプラットフォーム「Cloud IoT OS」で、ITリテラシー不要のAI・IoTサービスの開発を推進
株式会社オプティム
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会社概要・事業内容
会社概要
2000年設立の佐賀大学発ベンチャー。創業以来、普遍的なテクノロジー・サービス・ビジネスモデルを創り出すことに取り組んでいるAI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダー。
「世界一、AIを実用化させる企業になる」というスローガンのもと、AI・IoT・Robotics技術の研究開発から実装、実際の社会に価値を生み出す事にこだわり、AI・IoT活用の基盤となるプラットフォーム「Cloud IoT OS」をベースに、ベンダーフリーの環境を実現することで、ITリテラシーを必要としないAI・IoTサービスの開発を推進している。
それらの取り組みとして、各産業とIT(AI・IoT・Robot)を組み合わせる「○○×IT」戦略を打ち立て、産業界のパートナーの方々、特に今までITとの融合が少なかった産業から、全ての産業を第4次産業革命型産業へと再発明する。
農業、医療、水産、製造、コールセンターと幅広い分野でソリューションを展開。
AI、IoT、Robotics / Hardware、自社プロダクトでのサービスを提供。
東京証券取引所市場第一部(3694)。
事業内容
ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
- IoTプラットフォームサービス
- リモートマネジメントサービス
- サポートサービス
- その他サービス
事業概要
- IoTプラットフォームサービス
MDM・PC管理サービス「Optimal Biz」は、企業で使用されているスマートフォンやタブレット端末の管理、セキュリティ対策などをWebブラウザー上から簡単に一括で行えるMDM・PC管理サービス。また、Zone Managementや機器検出技術といった特許技術を組み込んだ機能や、端末メーカーとの提携による業界最多の対応機種数、大規模ユーザーを抱える組織の構造を視覚化した階層管理機能、直観的なユーザーインターフェースによる管理画面なども強みとしている。MDM市場シェアNo1。 - リモートマネジメントサービス
「Remote Experience Sharing」構想の元、あらゆる人にそのとき必要な体験(知識、ノウハウ、情報)を遠隔から共有する環境を提供し、本来やりたいことだけに集中でき、IT機器による恩恵を最大限享受できる世界を目指している。 - サポートサービス
「Optimal Diagnosis & Repair」は主に個人向けのお客様が、インターネット、スマートフォン、タブレット、PCがうまく動かない際に、自動的にその設定ミス、トラブルを診断して修復してくれるサービス。 - その他サービス
使い放題サービスは個人、法人のお客様向けに電子書籍、電子雑誌、パッケージソフトウェアを多数ラインナップし月額定額で利用できるサービス。
業種別ソリューション
◆農業
「OPTiMが描く、スマート農業。」課題が山積する日本の農業をITの力で解決。
OPTiMのスマート農業は、AI・IoT・ロボットを有効活用できるプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」と連携。あらゆる情報をデジタル化し、そのデータを元にAI分析のアプローチを繰り返し、コスト削減、利益向上につなげる。
◆医療
「医療は次のステージへ」医療が抱える様々な課題をITの力で解決。世界No.1となるIT医療の実現を目指す。IoT・AI技術を組み合わせ医療が抱える課題を解決。
- 遠隔診療:患者と医師が、距離を超えて繋がる
「ポケットドクター」
スマートフォンやタブレットを使って、医師から診療を受けることができるオンライン診療サービス。 - 在宅医療:在宅患者をAIと病院が見守る
「Smart Home Medical Care」
AI・IoTで在宅医療を効率化。在宅医療でありながら病院内と同じような見守りを実現するパッケージ。 - 研究開発:医療資源の活用で未来型医療の提案を
「メディカル・イノベーション研究所」
いのちをつなぐメディカル・ネット」をコンセプトに、佐賀大学医学部の医学的知見、佐賀大学医学部付属病院の臨床データと実践の場、オプティムのAI・IoT技術を組み合わせ、高度医療の実現・地域医療の連携強化に向け、未来型医療の新たなイノベーションを創出する研究を実施。 - 画像診断支援:医療におけるAI活用の拡大を目指して
「AMIAS」
当社を含め国内外のAIプログラムメーカーが開発した、さまざまな医療画像診断支援AIプログラムと、PACS(医療用画像管理システム)・モダリティ(CTやMRI等)などの院内システムを連携して利用できるようにする医療画像診断支援AI統合オープンプラットフォーム。
◆水産
「養殖場の現状、手のひらに」課題が山積する日本の水産の課題をITの力で解決。
当社の水産IoTソリューションによる養殖業の支援。
- 海の状況を細かく確認「ICTブイ」
ICTブイに搭載されているさまざまなセンサーを通じて、海水の塩分濃度、海水温、比重など収集して、ノリ養殖を最適化する、数値化したデータを取得することが可能。データが継続的にLPWAN(Low Power Wide Area Network)を通じてクラウドに蓄積されるため時系列毎の海況をいつでも、どこでも確認できる。 - 養殖場を海上から確認「OPTiM Hawk」
遠方の広大な養殖場を確認するために、逐一船を出すことで積み重なるコストは膨大。養殖場をドローンで空撮することで、確認コストを削減することが可能。さらに、空撮したデータを人口知能による解析にかけることで、病害を早期発見することができる。 - 養殖に関わるデータを専用アプリから一元管理「Fishery Manager」
「Fishery Manager」は「OPTiM Cloud IoT OS」のアプリ。気象情報、海況、作業情報、成育情報など多岐にわたる情報から判断を下さなければならない養殖業において、情報を一元管理できるアプリケーション「Fishery Manager」を使用することでひと目で現状のステータスと、必用なアクションが何かを確認することが可能。また、あらかじめ設定した値を外れる異常値を検出した場合にアラートを送信することができるため、初心者でも異常に気づくことができる。 - 最適なタイミング、アクションをAIがレコメンド
海況と成育過程を紐付けることで、最適なタイミングで次に行うべき作業をAIが促進。見落としがなくなり、初心者でも品質を保った成育が可能。また、収集した連続的な数値データ(海況、作業、品質)などの関係性を人工知能により解析させることで、好適環境条件を明らかにする。経験、勘だけではないデータを活かすことで、品質と収量を向上することができる。
◆製造
「柔軟で迅速なものづくりを実現」課題が山積する日本の製造の課題をITの力で解決。
製造機械などハードウェアから取得されたデータや、生産ラインなど製造工程に関するデータの解析を通じて、改善を行うことで生産効率を上げるだけでなく、データを通じて新たな付加価値を生み出す為の支援を行う。
◆コールセンター
「AIがサポートする近未来のコールセンターへ」サポート業務の課題をITの力で解決。
企業と消費者のコミュニケーションが多様化している現在、あらゆるチャネルで迅速な解決が求められる一方、「長期的なリソース確保」「オペレーターの研修時間の長期化」「対応時間の長時間化」の課題が顕在化し、抜本的な改善が期待されている。AI コールセンターサービスは、ディープラーニングの発展により急速に進化する人工知能(AI)を活かし、これらの課題を解決。
端末管理ソリューション
教育向け
教育現場の端末管理、端末の不正利用防止などさまざまな課題を解決。
行政向け
政府・官公庁、自治体に相応しいセキュリティレベルの端末管理を実現。
主な提供サービス
◆AI サービス
- 「OPTiM AI Camera」
11の業種に合わせて開発されたAI画像解析サービス。それぞれの業種における「マーケティング」「セキュリティ」「業務効率」に関する課題解決を支援。スモールスタートから大規模利用まで利用用途に合わせて手軽にAIを導入できる。 - 「OPTiM AI Store サービス」
最新テクノロジーを活用した、スマートな店舗運営を実現する無人店舗ソリューション。多彩なキャッシュレス決済、店舗運営業務の自動化によって、省人化・省力化を行うサービス。 - 「AMIAS」
医療機器AIプログラムの開発・利活用を加速させるため、AIプログラムメーカーと「AMIAS」を通じたパートナーシップの構築を推進し、AIを用いてオープンな画像診断支援の実現を目指す。 - 「OPTiM AI Voice サービス」
高精度のAI音声解析により録音した音声ファイルをテキストデータに変換するだけでなく、マイクを通した声をリアルタイムにテキスト化することで、人件費・外注費を大幅に削減するサービス。
◆IoT サービス
- 「Optimal Biz」
専任のIT管理者に代わって、オフィスでのIT利用のあらゆる手間暇とコストを削減。パソコンの遠隔一括設定や資産管理、セキュリティー、幅広い業務をまとめて支援するサービス。 - 「Optimal Biz (Secure Sync)」
BYODに最適なサービス「Secure Sync」。社外からスマホやタブレットを使って社内サーバー にアクセスし、メールやカレンダー、グループウェアの利用をよりセキュアに実現できる。 - 「Optimal Biz (Secure Shield)」
通常のMDMではAPI制御できない設定項目を変更不可状態にし、悪意ある端末利用者によるセキュリティホール対策への抜け道(MDMの抜け道)を防ぐ。 - 「OPTiM Cloud IoT OS」
IoT端末の管理・制御、データの蓄積・分析、クラウドサービスとの連携を直感的に且つ安全に可能とし、新しいユーザー体験を提供するIoTプラットフォーム。 - 「OPTiM Store®」
ビジネスシーンで利用できる、高品質かつセキュアな法人向けのアプリを提供するマーケットプレイス。 - 「Agri Field Manager」
ドローンやスマートフォンで撮影した、圃場や農作物の映像および画像を、AI(人工知能)を用いて分析し、効果的に作物の生育管理をするプラットフォーム。 - 「Agri House Manager」
ハウス内に設置された大量センサーの多変量解析と、クローラーで連続撮影した位置情報を含む画像データの解析から、トマトの収量予測(個数カウント・収穫適期)を実施できるサービス。 - 「Agri Assistant」
自動音声入力(イヤラブル対応)により、簡単に農作業記録を実践。GAP取得に必要な農作業情報をスマートフォンやタブレット、パソコン、どこからでも共有・確認ができるサービス。 - 「Agri Blockchain」
アグリブロックチェーン(特許第6123039号取得済み)とは、生育作業履歴・流通履歴・資材調達履歴などの情報を、分散型DBで共通管理することにより「オープン」「高効率」「高信頼」なサプライチェーンを実現するサービス。 - 「Smart Home Medical Care」
患者の体調や室温を検知するシステム、スマートフォンやタブレットでスタッフの勤務管理など、在宅医療に関わる様々な医療業務を高度に効率化できるサービス。 - 「Smart Field」
スマートグラスなどのウェアラブルデバイスやスマホ・IoT機器を使い遠隔作業支援や作業記録・タスク管理・AI解析によって働く方を強力にサポートするサービス。 - 「Fishery Manager」
ドローンやICTブイ、スマートフォンなどのIoT機器から取得されたビッグデータからAIを用いて解析を行い、製品の品質および収量の向上・病害対策・海苔漁家の作業軽減などに貢献するサービス。
◆Robotics / Hardware サービス
- 「DRONE CONNECT」
ドローン作業を依頼したい農家とお近くのドローンパイロットのためのマッチングサービス。農薬散布をはじめ、スマート農業におけるドローンの活用を簡単に依頼できる。
パイロットは依頼に沿ったドローンサービスを提供することで報酬を得ることが可能。 - 「Industry Drone」
オプティムが誇る3種のドローン「固定翼ドローン OPTiM Hawk」「マルチコプタードローン OPTiM Agri Drone」「陸上走行型ロボット OPTiM Crawler」を活用したサービス。 - 「OPTiM Hawk」
航続距離30km以上、滞空時間1時間以上での広域・長時間のデジタルスキャンを実現。複数のデータテレメトリ通信デバイスを選択できる固定翼型ドローン。 - 「OPTiM Agri Drone」
高性能カメラにより取得した画像をもとに農薬散布ポイントを学習させ、自動飛行によりピンポイントで農薬散布できる機能などを搭載したマルチコプタードローン。 - 「OPTiM Crawler」
屋外にてGPS等によるウェイポイント自動走行、屋内では位置ビーコンやライントレースなどの栽培現場に合わせた自動走行が可能な陸上走行型のドローン。 - 「Remote Action」
遠隔から現場の状況を把握し、作業の指示や支援を行うことができるスマートグラスです。ウェアラブルデバイス用サービスとワンパッケージでご提供するサービス。
経営者プロフィール
代表取締役社長 菅谷俊二
(同社Webサイトおよび同社Wantedly掲載情報を基に当社編集)