AIがニュースを解析して企業・経済に与える影響を予測。独自技術による企業・財務分析AI「xenoBrain」の開発・提供
株式会社 xenodata lab
画像取得先: https://www.xenodata-lab.com/
会社概要・事業内容
会社概要
ニュースを解析することで企業・経済に与える影響をAIが予測するForecast Tech(フォーキャストテック)スタートアップ。Forecast Techとは予測(Forecast)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、蓄積されたデータをもとに将来予測に関わるサービスを提供すること。
「テクノロジーの力で金融業界の5年後の当たり前を提案する」ことを目指し、独自の自然言語処理技術(特許取得済)を用いて金融情報の分析を自動化するAI「xenoBrain」を開発・運営する。
第一期MUFG Digitalアクセラレータに採択され、グランプリを受賞し、三菱UFJ銀行、帝国データバンクをはじめ計9社の金融機関等と資本提携を実施。また、2018年7月にBloomberg社とデータ連携を開始、さらにダウ・ジョーンズ社と業務提携を実施し、ニュースを分析して将来を予測するSaaSサービス「xenoBrain」をリリース。
企業向けSaaSサービス「xenoBrain」について
AIが経済ニュースや決算情報を自然言語処理技術で解析し、経済・企業の将来予測をリアルタイムで提供する、企業向けSaaSサービス。今日起きたニュースから、次に起こる経済事象、将来的に影響を受ける企業をAIが瞬時に予測することで、金融機関の業務効率化、事業会社の経営意思決定のサポートを実現する。
ダウ・ジョーンズを始めとする過去10年分、30万本超の記事に含まれる過去の経済事象の連関から企業の利益影響をAIが自動で分析し、業績予測を行うサービス。特許取得済みの高度な自然言語処理技術がゼノデータ・ラボの強みであり、文章中から意味を把握し構造化データに落とすことで、経済ニュースの因果関係を可視化し、上場企業の決算短信や有価証券報告書の解析結果と組み合わせることで、経済にまつわる出来事があったとき、その前後にはどんな事象が発生し、上場企業の業績がどのように変化するかを予測することが可能。上場企業の分析業務効率化などを目的として、大手金融機関を中心に10社以上の企業に展開している。
経営者プロフィール
代表取締役社長/公認会計士 関洋二郎
慶應義塾大学商学部在学中に公認会計士2次試験に合格し、在学中よりあらた監査法人(現PwCあらた監査法人)にて、メーカー、小売り、卸売業を中心に上場/未上場企業の財務諸表監査、内部統制監査などの公認会計士業務のみだけでなく、システム監査、データ監査業務など、IT統制にも従事する。2012年に株式会社ユーザベースに入社し、アジア最大級ビジネスプラットフォームであるSPEEDA事業の事業開発部責任者として、国内外の市場環境調査、プロダクト戦略の立案、データサプライヤーとのアライアンス、仕様設計、リリース検証、本番運用の一連のプロセスについての執行を担当。また、2013年にはユーザベース全社員投票により選出されるMVPを受賞。
取締役/Co-CTO 進藤寿雄
2002 年、現 TDC ソフトに入社。主に Java と Solaris を用いた Web システムの開発に従事。現場への UML やオブジェクト指向の導入も主導。2006 年、株式会社豆蔵に転職。研究開発支援や教育コンテンツ制作等に従事。多数のプログラミング言語での開発、AWS インフラ構築、R によるデータ整備等を担当。2016 年、株式会社マツリカ入社後、技術担当執行役員に就任。営業活動を AI で支援する SaaS型 SFA サービスにおける AWS インフラ構築・運用全般、Ruby on Rails 開発、オフショアを含む開発チーム全体の統括に従事。
取締役/Co-CTO 髙橋明生
2006 年武蔵工業大学(現東京都市大学)大学院電気工学専攻修了。大学院在学中、IPA による未踏スーパークリエータに認定される。学長賞受賞。2006 年 4 月、株式会社日立製作所入所、中央研究所にて組み込み機器向け基本ソフトウェアおよびマルチコアプロセッサに関する研究開発に従事。2008 年 11 月、株式会社豆蔵入社。ソフトウェア開発コンサルタント。大手自動車サプライヤの研究開発部署にて、研究開発向けシステム構想・開発を支援。開発方法論やアーキテクチャ設計のコンサルティングに加え、確率統計や機械学習を応用した推定・予測手法の開発評価検証や、AI モジュールのシステム統合などを実施。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)