世界初の実用型ホバーバイク「speeder®」。公道を走れるホバーバイクの開発でエアーモビリティ社会を実現
株式会社A.L.I.Technologies
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会社概要・事業内容
会社概要
「次世代を支える新たなインフラ企業となる」をミッションに掲げ、空飛ぶバイクの開発やコンピューティングパワープールの開発、ドローンやAIを用いたソリューション提案など今後のグローバルで必要不可欠となるであろうプロダクトの研究開発・展開を行うベンチャー。
2019年1月、株式会社Aerial Lab Industriesより社名変更。
世界初の実用型ホバーバイクの販売を2020年に目指すエアーモビリティ事業、ブロックチェーン技術を活用し演算力を貸し出すクラウドサービスのコンピューティングパワープール事業、AI搭載型ドローンをはじめドローン関連ソリューションの開発事業、技術コンサルティング事業などを展開。
特に「エアーモビリティ事業」と「エッジコンピューティングパワープール事業(CPP)」の2つをコア事業と位置付けている。
当社が提供するホバーバイク「speeder®」は、AI による姿勢制御機能を持ち地上数十センチを浮遊し走行する一人乗りモビリティ。2020年のリミテッドエディションの世界販売を目指し、開発研究を進めている。近い将来「speeder®」は新たな交通手段となり、救助活動など災害時に役立つだけでなく、人々を熱狂させるエンターテイメントにもなる可能性を秘めている。
当社はホバーバイクを起点にエアーモビリティ社会を構築していく。
また、高スペックGPUを搭載した当社独自のマシンによりエッジコンピューティングパワープールを構築。ここから生み出されるコンピューティングパワーは、「ディープラーニング」、「3Dレンダリング」、「ブロックチェーン分野」などの用途にリアルタイムでの調分散処理に活用することが可能。
当社の事業領域は、それぞれの事業が独立しながらも密接に関連することでユニークなビジネスモデルを構築している。
今後も、既存の発想に捉われず、ドローン、ブロックチェーン、AI等のテクノロジーを活用したプロダクトを開発し、イノベーションを起こし続けていく。
事業内容
- UAV(無人小型飛行体)に関する研究及び開発
- UAVの販売及び販売促進活動
- 有人飛行体に関する研究及び開発
- テクノロジー事業のコンサルティング業務
- ブロックチェーンの開発及び運用
- コンピューティングマシンの研究及び開発
エアーモビリティ事業/空飛ぶバイク「speeder®」の開発
公道を走れるホバーバイクの開発でエアーモビリティ社会を実現。
大手企業や国から支援を受けながら開発を進め、2019年3月には公開有人飛行実験を実施。 この「Speeder®」は、地上の移動が不可能な地域の運輸、災害時の救助等での活用を目指している。
演算力シェアリング事業
独自開発による高スペックGPUを搭載したコンピューティングマシンにより、コンピューティングパワープールを構築。
ここから生み出されるコンピューティングパワーは、独自開発およびアライアンスにより構築されたソフトウェアプラットフォームにより、「ディープラーニング」、 「3Dレンダリング」、「ブロックチェーン分野」などの用途に、リアルタイムでの超分散処理に活用することが可能。
ドローン・AI事業
ブロックチェーン、ドローン、AIなど様々な領域でアライアンスを推進。
当社では、エアーモビリティ事業、コンピューティングパワープール事業などを推進していく中、極めて高度かつ実用的なテクノロジーノウハウや、各種の知的財産が蓄積されている。
こうしたノウハウや知的財産を活用し、多様な企業との共創を推進している。
<これまでの実績>
- ブロックチェーンを活用した電力のP2Pプラットフォーム
- ブロックチェーンを活用した各種データプラットフォーム
- ブロックチェーンベース宅配ボックス
- 鉄道設備点検ドローンの導入
- 防塵・防爆タイプドローンの開発
- デュアル機構カメラドローンの開発
- 電気設備点検ドローン開発
- ドローンスクール事業の立上げ
- 小型球体ドローンの開発
- AIによる亀裂・サビ・ウキのAI画像診断システム
- ワイヤレストランスミッション
- ドローン操縦士の派遣事業
- ドローン関連メディアの運営
自社開発製品
小型球体ドローン
室内(オフィス等)での利用を想定した静音の小型の球体ドローンを開発中。USB メモリ、プロジェクタ、マイク、スピーカー、音声・画像認証機能を搭載し、空飛ぶスマートスピーカーを目指す。
オリジナル探索・救助用ドローン
遭難者、行方不明者等の探索を行うドローンソリューション。群制御されたドローンによる画像認識及びBluetoothの探知により、対象者の位置情報を把握する技術を搭載。地方自治体、警察関連、民間捜索会社に提供している。
ブロックチェーンベース宅配ボックス
ブロックチェーンによる安全でオープンな決済ができる、宅配ボックス兼コインロッカー。本体に動画投影・広告投影もでき、意匠性が高く、従来の” 置物”とは異なる全く新しいロッカーボックスである。様々なペイメントツールを設定することが可能で、利便性が高く、顧客データの収集もできるため幅広いマーケティング活動への展開が期待できる。
オリジナルコンピューティングマシン
当社のコンピューティングマシンは、セキュリティネットワークを通じた高速分散処理を得意とし、ブロックチェーン、レンダリング、AI、サイバーセキュリティなど幅広い分野に演算サービスを提供することが可能。24時間365 日リモートで自律コントロールし常に最適化している。
AI による亀裂・サビ・ウキの画像診断システム
AI による画像解析で、鉄鋼・コンクリートの動画・画像データから亀裂、サビ、ウキを自動で高精度でマーキングすることで、各種インフラ点検の業務効率化を実現。国土交通省に提出するレポートの作成支援機能も持っている。
ホバーバイク
エアーモビリティ社会に向けた第一歩としての商品。最高時速120km で、地上数十センチを走る1人乗りバイク。海外が主要マーケットで、砂漠・湿地・地雷地帯などの既存のモビリティでは移動が難しいエリアでの活用を視野に入れている。
経営者プロフィール
代表取締役会長 小松周平
外資系証券会社にて主にプロップデスクの株式デリバティブ、クレジットデリバティブトレーディング業務を担当。その後シンガポール、ロンドンのヘッジファンドにてグローバルマクロのポートフォリオマネジメントを経験。帰国後、2017年2月に株式会社エアリアルラボ(現 株式会社A.L.I.Technologies) 代表取締役就任。 東京大学大学院先端エネルギー工学専攻修了。 AIAA(米国航空宇宙学会)最優秀論文賞受賞。
代表取締役社長 片野大輔
Boston Consulting Group、Dream Incubator にて、メーカーから飲食まで国内外の幅広いプロジェクトに従事後、アジア最大級の独立系コンサルティングファームの日本法人代表取締役に就任。欧州への海外展開プロジェクトを推進後、10年以上に亘る戦略コンサルティング・経営支援の経験を経て、エンジェル投資家として参画していた株式会社A.L.I.Technologiesに2018年7月代表取締役COO就任。 東京大学工学部卒業。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)