世界初、「針の必要ない血糖値センサー」を実現。光に手をかざすだけ、わずか5秒ほどで血糖値を手軽に測定
ライトタッチテクノロジー株式会社
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会社概要・事業内容
会社概要
「光を自在に操り、人々の健康と豊かな社会を実現する」をミッションに、先進的な光技術を駆使し、人々の健康と豊かな社会を実現する研究開発型ヘルスケア・ベンチャー企業。
糖尿病は血液中のブドウ糖(血糖)を正常にコントロールすることができない病気であり、糖尿病は脳梗塞や認知症、神経障害等様々な合併症を引き起こす「万病の元」と言われる病気。糖尿病の治療には正確な血糖値を把握する必要があるが、1日に何度も注射針を刺し血液を採取する必要があるため、正確かつ継続的な血糖値管理を行うことが難しく、治療に必要な情報が十分得られていないことが課題であった。
当社は先端レーザー技術を駆使し、世界初の採血が不要な血糖値センサー(非侵襲血糖値センサー)を開発。国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構や国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援によりセンサーの大幅な小型化を実現し、在宅用医療機器やウェアラブルデバイスとして製品化することを目指している。
「針の必要ない血糖値センサー」の開発支援として、佐賀県NPO支援×日本IDDMネットワークによる、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングも開始された。
事業内容
- 非侵襲血糖値センサーの開発及び製造
- リアルタイムでの常時血糖値評価
- 生体成分分析
世界初!非侵襲血糖値センサーの実現
高出力中赤外光レーザーにより、血中グルコースの微弱な情報を高精度に検出することに成功。世界初の、高精度非侵襲血糖値測定器を実現。
完全非侵襲の血糖値センシング技術のため、医療廃棄物が発生せず感染症の懸念なし。またこれまで年間20万円程度発生していた医療廃棄物処理費用もゼロに。
誰でも光に手をかざすだけで、わずか5秒程度で自身の血糖値を手軽に測定することが可能。
25年以上の経験と実績に培われた最先端レーザー技術
- 先端固体レーザー技術
長年培った固体レーザー技術により,超小型イッテルビウム添加ヤグレーザーを実現。 - 光パラメトリック発振技術
共振器ミラーを最適化することで、ヤグレーザーから発振された近赤外光を中赤外光へ高効率に波長変換を実現。
経営者プロフィール
代表取締役 山川考一
取締役CTO 青山誠
(同社Webサイトを基に当社編集)