国内個人投資家と海外企業を繋ぐ「貸付型クラウドファンディング」。SDGs達成に寄与するファンドを多数立上げ
クラウドクレジット株式会社
画像取得先: https://crowdcredit.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
海外企業を対象とした投資型クラウドファンディングを運営するベンチャー。日本の個人投資家と、現在進行形で経済成長を遂げている国々の企業をつなぐ、独自のプラットフォームを展開している。
「日本の個人投資家と世界の信用市場をつなぐ」をコーポレートミッションとして掲げ、これまで多くの国の資金需要者と日本の個人投資家を繋ぐ金融サービスを「貸付型クラウドファンディング」の形態で事業を実施。
世界中の様々な国で本当にお金を必要としている人や事業者と投資家のお金を結びつけることで、新しいビジネスや雇用が生まれるなど未来を増やし、世界経済も成長させていく「世界に貢献する投資」を目指すプラットフォームである。
世界のローンに分散投資ができるという新しい投資機会や、低金利下の日本において表面利回りが年利約2.5%~13.0%を提供する商品に共感を得て累計出資金額180億円超、ユーザー登録数*は35,000名以上(2019年4月時点)と、着実に成長を続けている。
*ユーザー登録数:同社サービス利用を目的としたメールアドレスの登録者数
主要株主には、伊藤忠商事・第一生命・三菱UFJ・SBI・ソニーフィナンシャル・ヤフージャパン・グローバルブレイン・フェムトパートナーズといった有名企業が名を連ね、また、ベンチャーキャピタルなどの出資も受けている。
また当社は、2015年9月に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の達成に寄与するファンドを数多く立ち上げており、外務省運営のウェブ・プラットフォーム「ジャパンSDGsアクション・プラットフォーム」に取り組み事例として紹介されている。
<一例>
・メキシコ女性起業家支援ファンド
・ペルー金融事業者支援ファンド
・ペルーマイクロファイナンス支援ファンド
※SDGs:持続可能な開発目標とは
SDGsとはSustainable Development Goalsの略で、世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界各国が合意した17の目標と169のターゲットである。
2015年9月に国連で採択され、教育や保健、社会保障、雇用機会を含む幅広い社会的ニーズに対応することで貧困の削減に取り組むことや、気候変動や生物多様性、エネルギーなど、持続可能な社会をつくるために世界が一致して取り組むべきビジョンや課題が網羅されている。
事業内容
- 金融業(第二種金商品取引業者:関東財務局長(金商)第2809号)
提供サービス
「貸付型クラウドファンディング」
海外企業を対象とした投資型クラウドファンディング。日本の個人投資家の方々と、現在進行形で経済成長を遂げている国々の企業をつなぐ、独自のプラットフォームを展開。
<取り扱っているファンドの例>
- ASEAN圏で期待を集める、シンガポールの広告代理店ベンチャー支援
- アフリカの未電化地域で家庭用太陽光発電システムによる電気普及を推進する事業の支援
- ロシア全域とカザフスタンまでカバーする、フィンテック事業者への支援
など
クラウドクレジットのサービスの仕組み
日本と比べ銀行の貸出余力が低く資金需要が大きい国の資金需要者に対し、日本の余剰資金をローン投資という形で融資。グローバル規模での資金需要と供給を繋ぐことにより高い期待利回りを実現している。
経営者プロフィール
代表取締役 杉山智行
Chief Executive Officer, Chief Investment Officer
2005年 東京大学法学部卒
2005年 大和証券SMBCに入社し、金利、為替の自己勘定取引チームで日本国債等への投資業務に携わる
2008年 ロイズ銀行東京支店に入行し、銀行では資金部長として、支店経営陣に 対してリテール預金の獲得など日本での事業機会について助言を行い、運用子会社の日本における代表および運用責任者として、日本国債および海外社債等での運用を行う
2013年 クラウドクレジット株式会社を設立し、2014年6月より投資型クラウドファンディング・サービス「Crowdcredit」の運営を通じて日本の個人投資家と世界の資金需要者がWin/Winの関係をつくるサポートを行う
(同社Webサイトおよび同社Wantedly掲載情報を基に当社編集)