製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」。独自開発の原価計算アルゴリズムで最適な加工会社を瞬時に選定
キャディ株式会社

画像取得先: https://corp.caddi.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」を提供するベンチャー。
2017年の創業時より、板金加工部品の製造を加工会社へ委託したい発注者に、品質・価格・納期において最適な加工会社を選定する受発注のプラットフォームを提供。
「CADDi(キャディ)」は、独自開発の原価計算アルゴリズムに則った自動見積もりシステムによって、発注者と品質・納期・価格が最も適合する加工会社とのマッチングを可能にする製造業の受発注プラットフォーム。3D CADデータからわずか7秒で見積もりを算出し、従来2週間以上かかっていた見積もり取得の負担を解消できるうえ、低価格かつ高品質な加工品の安定発注を可能にする。100年以上イノベーションが起きてこなかった国内120兆円の調達領域における非効率を、テクノロジーを用いて構造変革することで抜本的に解決する。
累計で全国約4,000社(2019年9月18日現在)がCADDiを利用。
第119回「かわさき起業家大賞」を受賞。
元マッキンゼーで製造業の調達領域をリードしていたCEO、元アップル米国本社でテックリードとしてソフトウェア・ハードウェア双方の開発に従事していたCTOを中心に、製造業の構造的課題をテクノロジーで解決するべく、全国の町工場の製造原価を自動で算出し、各製品を最適な工場に分散発注するアルゴリズムを開発。
このアルゴリズムにより、従来4週間以上かかることもあった特注加工品の見積を最短7秒で算出。特注品にも関わらず、相見積を取ることなくカンタンに購入できるだけでなく、最適な設備を持つ町工場の空き稼働時間を利用して加工するため、最適価格で購入可能となった。
一方で、日本全国のパートナー町工場の製造原価を瞬時に自動で計算しているため、加工を行う町工場には相見積を一切取らない。従来80%以上失注していた無駄な見積作業から解放されるだけでなく、製造原価を把握しているからこそできる「黒字保証」により、現在73%が経常赤字の町工場に、黒字で得意な案件を提供する。
これにより、製造業界に圧倒的な効率化をもたらし、より生産性の高い仕事に注力しながら発注側も受注側も利益を上げられる、新たな産業構造を構築する。
2019年6月、経済産業省主導の官民によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」にて支援企業に選出。
また同年、「CADDi」が 2019年度グッドデザイン賞を受賞。
事業内容
- 製造業における受発注プラットフォーム「CADDi」の開発運営
提供サービス
製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」
金属加工部品の製造を加工会社へ委託したい発注者に、品質・価格・納期において最適な加工会社を選定。アップロードされた図面の形状データを自動で抽出し形状認識を行うCADDi独自のアルゴリズムを用いて、加工会社の製造プロセスおよびコストモデルを算出。最終製品を決められた品質・納期条件で最適に届けるリアルなサプライチェーンオペレーションを構築している。提携加工会社ヘは相見積もりなしに黒字保証で確定発注を可能にする。
経営者プロフィール
代表取締役 加藤勇志郎
東京大学卒業後、2014年に外資系コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。2016年に同社マネージャーに昇進。日本・中国・アメリカ・オランダなどグローバルで、製造業メーカーを多方面から支援するプロジェクトをリード。特に、重工業、大型輸送機器、建設機械、医療機器、消費財を始めとする大手メーカーに対して購買・調達改革をサポートした他、IoT/Industry4.0領域を立ち上げ時から牽引。製造業分野の持つポテンシャルに惹かれ、2017年11月にキャディ株式会社を創業。
最高技術責任者 小橋昭文
スタンフォード大学・大学院にて電子工学を専攻。世界最大の軍事企業であるロッキード・マーティン米国本社で4年超勤務。ソフトウェアエンジニアとして衛星の大量画像データ処理システムを構築し、JAXAやNASAも巻き込んでの共同開発に参画。その後、クアルコムで半導体セキュリティ強化に従事した後、アップル米国本社に就職。ハードウェア・ソフトウェアの両面からiPhone、iPad、Apple Watchの電池持続性改善などに従事した後、シニアエンジニアとしてAirpodsなど、組み込み製品の開発をリード。2017年11月に、キャディ株式会社を加藤と共同創業。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)