DevOpsの自動化サービスや、クラウドコスト管理サービス「Wave」・「Ripple」を提供するB2B SaaSベンチャー
アルファス株式会社
画像取得先: https://alphaus.cloud/jp/
会社概要・事業内容
会社概要
「迅速で、簡単に使えるクラウドコンピューティング体験を提供する」をミッションとするスタートアップ企業。世界的に普及が進むクラウドコンピューティングを企業が活用しやすく、また管理しやすくするためのソフトウェアを開発・提供を行う。
複雑化するクラウドの利用コストの可視化・最適化によって管理しやすくする「Wave」、「Ripple」を、SaaS(Software as a Service)で提供。
Open Network Lab 第9期および500 Startups のアクセラレーション・バッチ第15期に参加し、2017年1月にはシリーズAラウンドでDraper Nexus Venturesとアーキタイプ・ベンチャーズから2億5,000万円を資金調達。
AWSのアドバンストテクノロジーパートナーの認定を受けるなど社外からも認められている。
2019年9月に、モビンギ株式会社より社名変更。
事業内容
- ITクラウドサービス
- ITソフトウェア
- ITコンサルティング
- ビッグデータ
プロダクト
クラウドコスト削減ツール「Wave」
過去のAWS利用量推移から最適なRI購入ボリュームを予測しレコメンド。過剰か必要以上にコストを圧迫するリソースを発見し、コスト削減を実現。
AWSにおける複数アカウントを一元的に管理し、コストをプロジェクトや任意のタグ単位で正確に分類することを可能にする。そのため、インフラエンジニアやインフラ部門の経理担当者のコスト管理や、経理処理にかかる負荷を大幅に軽減できる。
クラウドコスト請求自動化ツール「Ripple」
クラウド費用計算を自動化し、組織単位や事業単位の費用を正確に集計するツール。Amazon EC2リザーブドインスタンスや、クレジット、リファンドなど複数のアカウント間でブレンドされてしまう金額も、「Ripple」を使えば、的確に振り分けることが可能。「Ripple」によってクラウド費用計算の自動化されると、管理部門の負担を大幅に削減されるだけでなく、部門やプロジェクト単位の正確なコストが把握できるようになるため、最適なサーバーインスタンスの選択が可能になり、部門やプロジェクト単位の収支管理の精度を高める。
パブリッククラウド環境構築・運用自動化プラットフォーム「Ocean」
AWSのリセラーやMSP企業にとって、開発環境や開発ツールの統合、管理は大きな負担。「Ocean」は簡単な作業でパブリッククラウドの環境構築・運用を自動化し、エンジニアが開発に集中できる環境が整えられる。
受賞・採択歴
- 2016年11月 TechCrunch Tokyo 2016「スタートアップバトル」ファイナリスト
- 2017年1月 Draper Nexus B2B Summit in Tokyo 2017において「最優秀賞」「Cisco」賞受賞
- 2018年11月 みずほ銀行より「Mizuho Innovation Award」(2018年度第3四半期)受賞
経営者プロフィール
代表取締役社長 廣瀬肇
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)