食品製造現場のペーパレスに特化したクラウドサービス「KAMINASHI」。大手航空会社、ホテルグループも導入
株式会社カミナシ
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会社概要・事業内容
会社概要
食品工場の現場データを集計し管理するSaaS型ソフトウェア「KAMINASHI(カミナシ)」を提供するベンチャー。
「KAMINASHI(カミナシ)」は、食品製造現場の帳票の作成、記入、管理など現場の記録にまつわる課題を解決する、ペーパレスに特化したクラウドサービス。
2018年5月にβ版の提供を開始。JALグループや、星野リゾート、ロイヤルホストやセブンイレブンベンダーなどが導入。
代表の諸岡氏の実家は航空機の機内食工場を営んでおり、代表自身もその事業に携わってきた。そこでは安全に食品を作るために、一つの工程だけで40種類もの帳票への記録が不可欠。こうした負担の大きさを実感してきたことから、その課題解決のためにユリシーズ(現・カミナシ)を創業。
事業内容
- 食品工場向けSaaSの開発、提供
提供サービス
「KAMINASHI」
食品工場の現場において紙に手書きで行われている帳票の記録を全てデジタル化するサービス。例えば、食品の温度を管理する必要がある場合、これまでは紙に手動で記録することがほとんど。『KAMINASHI』を利用すれば、温度計で計測した温度をデータとしてクラウドに自動で保存するなど、記録の手間を省略できる。自由にカスタマイズ可能なチェック項目と、直感的な操作が出来るユーザーインターフェースで、全ての食品工場のIT化をサポートする。
経営者プロフィール
代表取締役 諸岡裕人
慶応大学経済学部を卒業後、リクルートスタッフィングにて営業職、その後家業であるワールドエンタプライズ株式会社に入社し現在に至る。 LCCのエアアジアジャパンやバニラエアの予約センターの立ち上げ、JALの羽田機内食工場の立ち上げなどに携わってきました。 その中で感じた食品業界の現場のペインを解決するために2016年12月にユリシーズを創業。80兆円の食品業界をスマート化するためのプロダクトを開発してます。 当然ながら初めてのスタートアップ経営、マニアックな業界なのでベンチマーク企業も存在しない。本当の0→1をやってます。日々学びながら、出来ることも、出来ない事も楽しみにながらサービス開発しています。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)