“乗りたい”と“乗せたい”を繋げるモビリティプラットフォーム「CREW」。地方や都市部の交通課題に取り組む
株式会社Azit
画像取得先: https://azit.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
クルマを社会全体で所有する時代に向けて、「信頼関係が育まれるコミュニティ」と「最適な需給バランス」を提供する、モビリティプラットフォーム「CREW」を開発するスタートアップ。
「CREW」は、”乗りたい” と “乗せたい” をマッチングするモビリティプラットフォーム。
現在はスマホアプリ「CREW」を中心に、“共創”をテーマにして、人々や地域自治体、企業や官庁と共に、社会とよりよい関係をつくるネットワークを提供し、日本らしいモビリティの在り方を創出している。
-
- 地方の交通過疎地
CREWがはじめて実証実験を行った与論島は、タクシーが8台しかない中で観光客が3年で約2万人増加していた。こうした地方の交通課題解消に向け、ローカル・モビリティ・プロジェクトを始動している。 - 都市部の交通課題
満員電車問題を筆頭としたピークタイムの移動や、介護・看護が必要な方の移動など、都市部も地方と同様に交通課題を抱えているが、これまでほとんど定量化が行われてこなかった。CREWは都市部における交通の課題調査を行うことを表明している。 - 外国人観光客の受け入れ
訪日外国人観光客は2020年に4000万人、2030年に6000万人を目指すと言われている中で、彼らがストレスフリーに移動を行える環境はまだ整っていない。CREWは、日本を訪れる外国人観光客に対して適切なアプローチで移動手段を提供することを目指す。
- 地方の交通過疎地
事業内容
- モビリティプラットフォームサービス「CREW」事業の運営
提供サービス
モビリティプラットフォーム「CREW」
“乗りたい” と “乗せたい” を繋げるモビリティ・プラットフォーム。アプリを起動して出発点と到着点を設定すると、近くを走るCREWパートナーと呼ばれるドライバーとマッチングし、好きな場所まで送ってもらうことが可能。マッチングが成立して移動をし、目的地に到着すると、乗った方と運転した方それぞれが相互評価を行う。
また、乗った方は実費(ガソリン代)とシステム利用料を支払う他、任意で謝礼を支払うこともできるというモデルである。(謝礼の支払はあくまでもユーザーの任意で行われるものであり、また、ドライバーが謝礼を誘引・強要することは法令で禁止されている。)
<CREWの安心安全について>
安心安全なドライブのために、CREWパートナーは厳正な審査を通過した方のみ登録が可能。また、CREWパートナーとCREWライダーの個人情報の交換は禁止されている。その他、カスタマーサポート体制を整備しているため、サービス利用中に何か困ったことがあればすぐにスタッフが対応。
経営者プロフィール
代表取締役CEO 吉兼周優
共同創業者
慶應義塾大学理工学部管理工学科在学中に、株式会社Azitを設立。2015年3月、「CREW」を企画・構想し、プロダクトマネージャー兼UIデザイナーとして、iOSアプリ・Androidア プリを開発。CEOとしてモビリティ領域での事業を推進する。
取締役CCO 最高文化責任者 須藤信一朗
共同創業者
東京理科大学理学部物理学科在学中に、吉兼と出会い、Azitを共同創業。卒業後は中部電力に就職。週末に上京して「CREW」の立ち上げを行う。退職後Azitに復帰し、組織戦略から コミュニティ運営まで、カルチャー領域全般を担う。
リードエンジニア 十亀 眞怜
共同創業者
iOS, Androidのネイティブアプリケーションの開発からバックエンドのAPIサーバーの開発及びインフラ構築等を主にやっています。 現在のプロダクトは – AWS + Nginx + Unicorn + Rails5 – iOS(Swift 100%) – Android(Kotlin 100%) でやっています。 過去のプロダクトではAPIサーバーをPHP, Clojure, Common Lisp等で開発もしていました。 様々な分野に幅広く触れてみるのが好きなので、モバイルアプリケーションの開発だけでなくチームビルディングや数学等にも興味があります。 また、コンピュータサイエンスの文化自体にも興味があるので、過去の技術の変遷等を学んで新しい技術を解釈するのが好きです。 趣味でCommon Lisp, Rust, Go, Smalltalk等の言語も触っています。 最近はRustが来ると思っているので、Rust推しです。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)