世界初、独自技術により自宅のトイレにも取付け可能な全自動の排尿モニタリングシステム「s-HMS」を開発
サイマックス株式会社
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会社概要・事業内容
会社概要
「先端技術で人類の文化向上に貢献する」というミッションのもと、医療ヘルスケアプラットフォームを開発するテクノロジーに特化し、ヘルスケアIoT装置を使ったプラットフォームの開発を行う企業。
「すべての人々が健康で豊かな生活を送れる社会を実現する」ことを目的として、2014年6月16日に設立。独自の生体情報センシングデバイスを使って、時系列かつリアルタイムの生体情報を日常生活の導線から取得。この生体情報を活用することで新たな社会的価値を生み出し、医療ヘルスケアの進展に貢献することを事業の目的としている。
世界初の小型トイレ後付型の分析装置とヘルスモニタリングサービスを開発。この装置は、簡単に自宅や施設のトイレに設置することができ、トイレでいつも通り排尿をするだけで自動で排泄物の分析を実施。利用者は、アプリを用いてスマートフォンなどの情報端末からいつでも分析結果を見ることができる。
2019年6月には、経済産業省プログラム「J-Startup」に採択された。
事業内容
- 生体情報センシング技術の開発
- 生体情報センシングデバイスおよびアプリケーションの開発
- 生体情報を活用した分析アルゴリズム開発・研究
尿による健康モニタリングシステム
「self-health monitoring system in urine」(s-HMSU)とは?
当社が開発した、世界初・既存のトイレに取り付け可能な全自動の排尿モニタリングシステム。一般的なトイレに取り付け可能であるため、自宅での排尿モニタリング(Home uroflowmetry)を実現するものである。
「s-HMSU」の3つの特徴
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- 既存の便器に、簡易に取り付けることができるセンサー。
- 自動で排尿を検知して記録をするため、使用者は普段通りトイレで排尿をするだけで容易に使える。不特定多数が使用するトイレにおいても利用可能。
- 使用者は排尿後、約1分で測定結果を専用アプリを介して受け取ることができる。
提供サービス
「トイレで体調チェックサービス」
世界初の小型かつ低価格のトイレ後付型分析装置と健康モニタリングサービスを開発し、日頃の体調管理サービスとして提供。このデバイスは、簡単に自宅や施設のトイレに設置することができ(工事不要)、自動で排泄物の成分分析を実施。利用者は、専用アプリを用い てスマートフォンからいつでも分析結果を見ることができる。
「スマート体調チェック for biz」/法人向けサービス
「s-HMSU」を用いて社員の体調管理をサポート。
一般的な生産性向上サービスと比べて、従業員が自然に利用するため利用率と継続率が高いことが特徴。また、トイレにデバイスを導入するだけですので、企業担当者の運用負荷が低い。
主な受賞歴
- 経済産業省が推進する「J-startup 2019」選出
- 代表の鶴岡氏が「Forbes 30 Under 30 Asia」ヘルスケア&ライフサイエンス分野で選出。
- 総務省「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム(I-Challenge!)」採択
- 北米最大級の医療カンファレンス 「Health 2.0 Asia-Japan 2015」Competition 優勝
- 「Asia Innovation Forum Young 2015」における 「Young entrepreneur Award」にて優勝
- 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(通称NEDO) 「Technology commercialization program 2015」優秀賞
経営者プロフィール
代表取締役 鶴岡マリア
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)