2015グッドデザイン賞!自分でも作れる太陽光発電システム「MY発電所キット®」を開発した電力小売ベンチャー
株式会社Looop
画像取得先: https://looop.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
再生可能エネルギーを中心に太陽光発電システムの販売、運用サービスを行っている電力小売ベンチャー。
東日本大震災後の2011年4月に会社を設立。宮城県石巻市へソーラー発電システムの無償設置をはじめ、震災被害地へ太陽光発電で支援を実施。
その後、電力の固定価格買取制度(FIT)の開始に先んじて太陽光発電所をDIY感覚で作れる「MY発電所キット®」をリリース。FITの追い風もあり制度開始から半年で日本全国500ヶ所以上での設置を達成。
エネルギーの最大普及に取り組み、安心・安全で高品質な再生可能エネルギーを提供することが大前提だと考え、大きく3つの事業(太陽光発電システム事業、電源開発事業、電力小売事業)を展開。
<太陽光発電システム事業>
被災地支援の経験から、必要な部材をパッケージ化し、ユーザー自身で設置できる太陽光発電システムを開発。現在、部材開発や調達、販売、設置、工事、メンテナンス、電力販売まで、トータルエネルギー事業のサポートが可能になり、急速に日本全国に拡大した。
<電源開発事業>
国内の小規模太陽光発電所の設置・運営の事業からはじまり、現在は特別高圧などの大型発電所の設置にも取り組んでいる。また、太陽光だけではなく、地熱、風力、バイオマスなどの他の電源にも開発領域を拡大。さらに国内で培ったノウハウを、ケニアをはじめとする系統が未整備な国外の地域で活かし、その地域の気候や資源にあった電源開発にも取り組んでいる。
<電力小売事業>
再生可能エネルギーから作った電力の小売事業を展開。豊富に蓄積した発電量や天気予報の実績データをもとに、不安定な再生可能エネルギーの供給量、需要量を予測。適切に電源を調達することで、長期的に安定した電力供給を可能にしている。2015年の電力事業開始以来、供給エリアを着実に拡大し、自然派電力を広く提供。これからは単なる自然派電力の供給にとどまらず、発電所建設をスタートとするエネルギーの地産地消やより高度な電力供給体制の構築を行い、地域社会に貢献する。
事業内容
- 太陽光発電所システムの開発・販売・設置・工事・管理・メンテナンス
- 自社太陽光発電所の設置・管理
- 独立型太陽光発電システムと周辺機器のインターネット販売
- 自然エネルギーを使用した商品の企画・開発・販売
- 損害保険代理店事業
【取扱保険会社】三井住友海上火災保険株式会社 - 電力小売事業
- 電力小売事業に関わる各種業務委託業
提供サービス
産業用ソーラー事業
被災地支援の経験から、必要な部材をパッケージ化し、お客様自身で設置できる太陽光発電システムを開発。現在、部材開発や調達、販売、設置、工事、メンテナンス、電力販売まで、トータルエネルギー事業のサポートが可能になり、急速に日本全国に拡大。
「MY発電所キット」をはじめとした個人でも作れる小規模発電所の販売から、地域事業社との大規模発電所の建設、設置後の遠隔監視やO&Mサービス等。ソーラー事業者に求められるその先を常に意識し、設計・調達・建設にとどまらないサービスの一つ一つに想いを込めてきた。再生可能エネルギーをもっと身近にすることが当社の使命と考え、低炭素で持続可能な社会の実現にむけて、これまで以上に貢献する。
- 「MY発電所キット®」
自分で作れるをテーマに、誰でも太陽光発電所のオーナーになれる画期的な商品。約1,150㎡以上の土地があればすぐに設置が可能。また電力の固定価格買取制度を利用すれば発電した電力全てを電力会社に売電することも可能。50kWからの提供。
住宅用ソーラー事業
再生可能エネルギー、特に太陽光発電は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを排出せず、資源の枯渇の恐れが無い優れた電源。再生可能エネルギーを普及していくことが当社の使命と考え、イニシャルコストの負担を排除し、発電量に連動したリースで、月々の負担をかるくして運用が可能になる住宅用太陽光発電システム「LooopSolar」の販売を行っている。また、発電したエネルギーを使用しない時に無駄なく蓄えられる「Looopでんち」も提供。蓄電機能だけにとどまらず、「AI(人工知能)」を搭載することにより、個々の使用状況に合わせて電力の充放電を自動化。電力の使用や備蓄を効率良く行うことで、生活に合わせた最適な電力の活用を実現している。
電源開発事業(IPP事業)
当社が創業当時より取り組んできたIPP事業は、国内の小規模太陽光発電所の設置・運営からはじまった。現在は、特別高圧などの大型プロジェクトを手掛け、地熱や風力、バイオマスなど、太陽光だけではない他の電源開発まで広がってきている。また、国内で培ったノウハウを、系統が未整備な国外の地域で活かし、その地域の気候や資源にあった電源開発にも注力。このような活動を継続し、拡大していくことで、日本政府が掲げる2030年時点の日本の望ましい電源構成(再生可能エネルギーを現在の約2倍となる22~24%※まで高める案)、CO2排出の少ない社会を目指す。地域経済、地域社会、地域住民とともに取り組み、実現していく。
※平成27年6月開催の総合資源エネルギー調査会(経済産業相の顧問機関)小委員会案
電力事業
「再生可能エネルギーをもっと身近に感じてもらいたい」という想いから、さらなる挑戦として、再生可能エネルギーから作った電力をお客様のもとに届ける電力小売事業を展開。豊富に蓄積した発電量や天気予報の実績データをもとに、不安定な再生可能エネルギーの供給量、お客様の需要量を予測。適切に電源を調達することで、長期的に安定した電力供給を可能にしている。
- 「Looopでんき」(一般家庭向け、事務所・商店向け)
低圧・高圧ともに日本全国※に展開している小売事業者のひとつ。2015年の事業開始以降、契約数は着実に増加。高圧は全国で約2,800施設と契約(2018年12月末時点)。低圧は2018年12月末時点で、延べ150,000件超えの契約。
2015年の電力事業開始以来、供給エリアを着実に拡大し、自然派電力を多くの人に届けてきた。これからは単なる自然派電力の供給にとどまらず、発電所建設をスタートとするエネルギーの地産地消やより高度な電力供給体制の構築を行い、地域社会に貢献する。
経営者プロフィール
代表取締役社長CEO 中村創一郎
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)