コア技術であるAIプラットフォーム「ABEJA Platform」を活用し、大手企業など150社以上でAIの本番運用を実現
株式会社ABEJA
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会社概要・事業内容
会社概要
蓄積されたビックデータから、人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特徴量を自動的に抽出する「ディープラーニング」を活用し、多様な業界、シーンにおけるビジネスのイノベーションを促進するベンチャー企業。2012年の創業時より、国内のAI関連を専門とする大学教員陣と連携し、ディープラーニング技術などの研究を行っており、提供するサービスで用いられるディープラーニングの技術はすべて自社で開発している。
コア技術であるAIプラットフォーム「ABEJA Platform」を活用し、ダイキン工業、武蔵精密工業、コマツ等との協業を実施、各種ソリューションを様々な業界に提供し、150社以上でAIの本番運用を実現。また、小売流通業界、製造業界、インフラ業界向けのパッケージサービス「ABEJA Insight」の提供を行っており、これまで、パルコ、ICI石井スポーツ等、国内大手小売流通企業を中心に700店舗以上への導入実績を有する。
2017年3月にはシンガポール共和国に現地法人を設立し、ASEANを中心としたグローバル展開も進行。
2018年6月にはNVIDIAを含む複数の企業から42.5億円の資金調達、同年12月にはUS Googleからの出資も受けている。
事業内容
ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業
主なサービス
「ABEJA Platform」
IoT、Big Data、Deep Learningなど最先端のAI(人工知能)技術を集結したプラットフォーム。AIの継続的インテグレーションに必要となる、データの取得蓄積学習デプロイ推論、再学習のパイプラインを一貫して実装可能な環境を提供。データを蓄積することで、高度な解析を可能にする。
「ABEJA Insight」
ABEJA Platformを利用して、各業種に最適化したサービスを提供。
- 小売流通業向け「ABEJA Insight for Retail」
顧客行動データを基軸とした店舗最適化。来店客行動の可視化を基軸に、蓄積データを活用したスマートストアを実現する、小売流通企業様向けサービス。 - 製造業向け「ABEJA Insight for Manufacture」
自動検査による製造現場の生産効率化。人工知能の眼を用いて、自動検品を行なったり機械の故障予測を行うことで、製造現場の生産効率を飛躍的に改善させるサービス。 - インフラ企業向け「ABEJA Insight for Infrastructure」
ディープラーニングを活用した異常予測。機械の稼働データを読み解いて、危険発生をリアルタイムに察知。故障やトラブルを未然に防ぎ、機器の安定稼働を支えるインフラ企業様向けサービス。
経営者プロフィール
代表取締役社長CEO兼CTO 岡田陽介
株式会社ABEJA代表取締役社長。1988年愛知県名古屋市出身。10歳からプログラミングをスタート。高校でCGを専攻し、全国高等学校デザイン選手権大会で文部科学大臣賞を受賞。大学在学中、CG関連の国際会議発表多数。その後、ITベンチャー企業を経て、シリコンバレーに滞在中、人工知能(特にディープラーニング)の革命的進化を目の当たりにする。帰国後の2012年9月、日本で初めてディープラーニングを専門的に取り扱うベンチャー企業である株式会社ABEJAを起業。2017年には、ディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目指し、他理事とともに設立し、日本ディープラーニング協会理事を務める。AIデータ契約ガイドライン検討会委員2017年12月-2018年3月、Logitech分科会委員2018年2月〜継続中(2018年8月末時点)
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)