FA向け3次元ビジョンセンサ「TVS」と物流向け知能ピッキングロボット。知能ロボットのリーディングカンパニー
Kyoto Robotics 株式会社
画像取得先: https://www.kyotorobotics.co.jp/index.html
会社概要・事業内容
会社概要
2000年12月に創業された立命館大学初&発ベンチャー企業。世界最高水準の3次元画像処理技術をベースにした産業用ロボットの研究開発・製品開発を行っている。2011年には世界初本格的3次元ロボットビジョンセンサを開発・発売。現在はその技術を駆使した知能ロボット開発にも積極的に取り組んでいる。(自ら、目で見て、脳で考え、自律的に行動するロボットを知能ロボットとして定義している。)
「人間を単純労働から解放し、産業の発展に貢献する」ということを理念に、「3K」(きつい、危険、きたない)と呼ばれる工場や倉庫に知能ピッキングロボットを導入することで人の安全を守りつつ、業務効率の向上を同時に実現し、社会の発展に大きな貢献が期待できる。
世界最先端の技術で製品力高く、国内高いシェアを獲得。ロボット市場規模は今後更に拡大が予想されており、国の政策でも推進、産業革新機構、トヨタ自動車が出資した未来創生ファンド、豊田通商・オムロン等から多数出資あり。更なる事業拡大に伴い、東証マザーズ上場を目指す。
沿革
立命館大学発ベンチャーからスタートし、3次元ビジョンの開発で日本をリード。当社製品は国内200社以上の顧客を持ち、100以上の工場で実稼働している。そして、目と脳を持った知能ロボットのリーディングカンパニーとして認知され、国内の主要投資ファンドから出資を受けている。
2008年に産業ロボット市場に参入して以来、工場向けに3次元ビジョンセンサ「TVS」の開発販売で知能ロボット市場を牽引。国内150社以上に導入され、100以上の工場にて実稼働するまでに至った。
2017年4月、FA向け3次元ロボットビジョンセンサ「TVS」の開発販売を継続しながら、新たに、物流向けに知能ピッキングロボットの開発販売を開始。
2018年1月に、東京本社を設立、グローバル展開に向け、株式会社三次元メディアからKyoto Robotics 株式会社(Kyoto Robotics Corporation)に社名を変更。
技術指向の会社からソリューション指向の会社へ、地方の一大学発ベンチャーから、全国の会社に、そして、グローバルな会社に大きな一歩を踏み出した。
当社は引き続き、商社、ロボットアームメーカ各社、ハンドメーカ各社とシステムインテグレータ各社とともに、新市場を開拓し、知能ロボットの普及を図っていく。
2030年は、2010年と比して総人口は10%、労働人口は15%減ると予測されている。当社は、目と脳を持った知能ロボットの開発と普及を通じて、労働力不足問題を解消し、重労働単純労働から人間を解放するという社会的ミッションを果たすべく、事業を推進していく。
事業概要
我が国は、少子高齢化・労働人口減少の深刻な社会問題に直面している。2030年は2010年と比べると、総人口が1割減り、労働人口は15%も減ると予測されている。当社は、目と脳を持った知能ロボットにより、労働人口減少問題を解消し、重労働・単純労働から人間を解放するという社会的ミッションを果たすべく、ニーズ調査・技術開発・ソリューション開発・市場開拓を進めている。
提供サービス・テクノロジー
物流向けソリューション
独自技術の「目」と「脳」で物流に新しいソリューションを提供 。
ロボットに「目」と「脳」を持たせ物流における作業を自動化商品詰め替え(ピースピッキング)、積付け/デパレタイズ(ケースピッキング)といった重労働単純労働から人間を解放し、無人倉庫実現により、物流の歴史を根本から変える。
- 全自動化を実現する知能ピッキングロボット
- 知能ロボットによるカゴ車への自動積付
- 知能ロボットによるピースピッキングの自動化
工場自動化ソリューション
製造現場の自動化を実現するピッキングロボットの「目」と「脳」
ロボットに「目」と「脳」を持たせ画一でない単純労働を自動化。工場における重労働単純労働から人間を解放。無人工場を実現し、ものづくりの歴史を根本から変える。
- 知能ロボットによる製造現場の自動化
- 使い慣れたロボットの知能化が可能
- 部品の形状や大きさに依存しない
3次元ロボットビジョンセンサ
自社開発の高精度・高速度3次元認識技術を利用した製品
- TVS2.0 Series
- TVS3.0 Series
- TVS4.0 Series
ビジョンエンジニアリング(3次元ビジョン導入コンサル・サポート)
国内ライン稼動実績No.1に裏づけされた導入サポート。3次元ビジョンの導入障壁をクリアにする。
受賞歴
- 2012年10月 第5回ロボット大賞最優秀中小ベンチャー企業賞を受賞
- 2015年8月 立命館大学教授当社代表執行役社長 徐剛氏と当社執行役研究開発部長 仲道朋弘氏が、第13回産学官連携功労者表彰経済産業大臣賞を受賞
- 2017年2月 当社取締役代表執行役社長 徐 剛がJAPAN VENTURE AWARDS 2017を受賞
- 2017年3月 はばたく中小企業小規模事業者300社 2017に選定
経営者プロフィール
代表執行役社長 徐剛
大阪大学助手・講師を経て、1996年度に立命館大学助教授、2001年度より同大教授(現在休職中)。
2000年12月に、自分の研究成果で世の中を変えたいとの思いからKyoto Roboticsの前身である三次元メディアを創業。
2017年度より大学を休職し、経営に専念。
3次元モデリング、高精度3次元計測、3次元ロボットビジョンセンサ、知能ロボットへと事業の転換と拡大を牽引。「知能ロボットで、明日を創る」。このミッションの実現に情熱を燃やす。
(同社Webサイトを基に当社編集)