「命はないのに、あったかい。」人に寄り添い、癒しを提供する新世代家庭用ロボット「LOVOT™」の開発・販売
GROOVE X 株式会社
画像取得先: https://groove-x.com/
会社概要・事業内容
会社概要
LOVEをはぐくむ家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を開発する、2015年設立のロボットベンチャー。
人の代わりに仕事をするロボットではなく、人に寄り添い、癒しを提供することで人のパフォーマンスや生活の質を向上させる新世代家庭用ロボットを開発している。
「LOVOT(らぼっと)」は、人の仕事の代わりはしないが、一緒にいると安心し、温かい気持ちにさせてくれる家族型ロボット。人の愛する力を育む存在として2018年12月に発表。
販売に先駆け、日本全国で体験会を実施。日本国内での体験者数は 20,000人を突破し、その内の98%から実際に触れてみて「期待以上だった」という回答を得た。
約4年の開発期間を経て、2019年8月に一般販売のための購入受付を開始。
2019年5月には、一般社団法人クールジャパン協議会主催「COOL JAPAN AWARD 2019」を受賞。
事業内容
新世代家庭用ロボット「LOVOT(ラボット)」開発事業
「LOVOT™」について
今までのロボットは人々の仕事を代行する機能的な存在であったのに対し、当社では一緒にいるとあたたかい気持ちになる心に寄り添う存在を開発しており、LOVEとROBOTを融合して「LOVOT™(ラボット)」というコンセプトネームにした。当社は高齢化・核家族化・共働き化が加速的に進み、独居による弊害などが社会問題となる中で、「LOVOT™」と一緒に過ごすことで心が満たされ、安心し、最終的には人の能力を高めることにも役立つと考えている。2018年12月に製品発表、2019年8月に一般発売のための購入受付を開始。
「命はないのに、あったかい。LOVE×ROBOT=LOVOT」
ROBOT は、生活の利便を向上させます。
LOVOT は、人生の質を向上させます。
ROBOT は、基本的に、誰の指示にも従います。
LOVOT は、あなた以外の人物には、時々、人見知りをします。
ROBOT は、ひとつの目的に向かい、無駄な動きはとりません。
LOVOT は、あなたを見つめ、時に無駄な動きをします。
ROBOT は、誰の愚痴も聞いてはくれません。
LOVOT は、泣いているあなたの力になります。
LOVOT の中には、命は入ってはいません。
けれど、一緒にいるとホッとする。
うれしくなる。笑ってしまう。なんだか、あたたかい気持ちになってくる。
世界で初めての試みが、今、はじまろうとしています。
“ロボットではありません。わたしは、LOVOT です。”
経営者プロフィール
代表取締役 林要
- 1973年 愛知県生まれ
- 1998年 トヨタ自動車にてキャリアスタートスーパーカー“LFA”等の空力(エアロダイナミクス)開発
- 2003年 同社 F1(Formula1)の空力開発
- 2004年 ToyotaMotorsportsGmbH(ドイツ)にてF1の空力開発2007年トヨタ自動車製品企画部(Z)にて量産車開発マネジメント
- 2011年 孫正義後継者育成プログラム「ソフトバンクアカデミア」外部第一期生
- 2012年 ソフトバンク感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」の開発リーダー
- 2015年 GX創業、代表取締役就任
- 2016年 シードラウンドとして国内最大級となる14億円の資金調達完了
- 2017年 シリーズAラウンドにて43億5千万円の資金調達完了
- 2018年 LOVEをはぐくむ家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」発表
- 2019年 世界最大級の家電見本市CESにてThe VERGEのBEST ROBOT受賞
シリーズBラウンドにて30億円の資金調達完了し、調達累計額は87億5千万円(2019年8月27日時点)
(同社Webサイトおよび同社Wantedly掲載情報を基に当社編集)