独自のAI技術で手書き書類をデータ化。手書き文字の認識率99.22%の研究より生まれたAI OCRサービス「Tegaki」
株式会社CogentLabs
画像取得先: https://www.cogent.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
人工知能を活用して人々の働き方や生活の未来を形作ることに取り組み、実生活の課題を解決する、使いやすくて直感的なソリューションを提供するベンチャー。時系列データを活用した予測、情報抽出、自然言語と音声処理、強化学習など、多分野にまたがる専門性を活用することで、最新の研究内容を実ビジネスに応用する。
世界各国からAIを専門とするメンバーが集結し、高度な技術力とビジネス力でプロダクトを開発している。研究チームはディープラーニング統計天体物理学など様々な専門知識を持つメンバーで構成。現在進めているコンピュータビジョン、ファイナンス、音声認識、バイオテクノロジーなどの研究に加え、常に最先端技術と機会を追求している。
当社の「Tegaki」は、既存技術では自動認識による読み取りが難しくキーボード入力が必要だった手書き文字を、スピーディーに高精度でデータ化。独自開発AI技術でデータを処理学習することによって、読み取り精度は、継続的に向上する。「Tegaki」を通じて、データ入力にかかる業務の効率化とコスト削減、労働生産性の向上を、業界を問わず実現している。キャノンマーケティングやSoftbank、トッパンフォームズをはじめ、多くの大手企業も導入している。
2017年11月には、文章内容の類似性を自動で認識し、的確な情報をすぐに取り出すことができる革命的な文書検索システム「Kaidoku(カイドク)」を発表。「Kaidoku」は人工知能を使って自然言語を理解し、文章内の内容を解釈して自動的にタグ付け、分類する。長さや形式の異なるさまざまな文書を統合して取り扱えるように、密度の低さが問題になる短い文書のテキストをモデル化するセマンティッククラスタリングの技術を用いて、精度の高い文書ネットワークの構築を実現した。これにより、キーワードや意味に基づいた文書の検索や、気づかなかったデータの関係性の発見などが可能となり、これまでの文書の取り扱いを一変させる。
2018年6月、経済産業省が主導する日本のスタートアップ企業支援事業J-Startupの「特待生(J-Startup企業)」に認定。
事業内容
最先端の人工知能の研究開発と関連ソリューションサービスの提供
プロダクト
「Tegaki」
手書き書類をAIでデータ化
手書き文字の認識率99.22%の研究を元にデータ入力作業の効率化とコスト削減を実現するAI OCRサービス。
手書き書類をスキャンして取り込むだけで簡単にデータ化して保存ができる。これまで自動認識が難しかった手書き文字を高速・高精度に読み取ることが可能。各種申込書類やアンケートをはじめ医療機関での問診票など様々な手書き書類の読み取りに対応可能。
独自OCRによる認識率99.2%!
OCR・ディープラーニングを活用した独自のアルゴリズムを利用。平仮名、片仮名、漢字、数字、アルファベット、記号などさまざまな手書き文字を認識することが可能。要望に合わせて、多言語や業界用語への拡張対応も可能。
※対応言語は随時拡張。
「Kaidoku」
文章参照ネットワーク
従来のコンピューターデータベースでは認識、分類、分析できなかった非構造化データを扱ことができる文書検索システム。
「Time Series Forecasting」
時系列データ予測システム
様々な市場データを同時に処理し、今までの統計的手法ではできなかったパータンを検出し株式や為替の予測を行う。
経営者プロフィール
代表取締役 飯沼純
株式会社セールスフォースドットコムの13番目の社員として、創業当初より15年間同社のSaaS業界における急速な成長に貢献。幅広い業界企業規模に対するソリューションとビジネスアプリケーション提案を牽引。ディープラーニングをはじめ、社会を変える最先端技術の実ビジネス活用を信じ、CogentLabsを共同設立。
代表取締役 エリックホワイトウェイ
コロンビア大学でコンピュータサイエンスとオペレーションズリサーチを学ぶ。モルガンスタンレーMUFG証券に16年間勤務、リスクトレーディングとアルゴリズムトレーディングをリードし、マネージングディレクターとして株式トレーディング本部を牽引。2014年にディープラーニングの進歩と可能性に惹かれてCogentLabsを共同設立。
(同社Webサイトおよび同社Wantedly掲載情報を基に当社編集)