“農業×職人技×IT” 最先端施設園芸により新たな産地ブランド「ミガキイチゴ」を開発。グッドデザイン賞を受賞
農業生産法人 株式会社GRA
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会社概要・事業内容
会社概要
東日本大震災後の宮城県山元町のイチゴ産地の復興、雇用創出を目的に2012年1月に設立されたアグリテックベンチャー。
一般的な農業とは異なり、ITの活用を駆使することにより、農業に初めて携わる方でもたった1年で独立できる「新規就農支援」パッケージ事業や、海外での生産を展開。
新たな産地ブランド「ミガキイチゴ」を開発。
「ミガキイチゴ」は複数品種のイチゴの統一ブランド。品種だけではない、技術、製法、品質基準による果実の違いをブランド化。職人技とITを融合した最先端施設園芸により、高品質なイチゴの安定供給を実現した。
「ミガキイチゴ」は“食べる宝石”の愛称で親しまれ、最高級のプラチナランクは1粒1,000円のイチゴとして数々のメディアにも取り上げられている。2013年グッドデザイン賞を受賞。国内百貨店は元より海外でも販売されている。
他にもミガキイチゴを使ったスパークリングワインを開発販売したり、子会社のスイーツ専門店「いちびこ」にて、ミガキイチゴを使用したかき氷・ケーキ等を製造販売している。
農業界の異端児と称される代表の岩佐大輝氏。東日本大震災の復興にとどまらず、地元の雇用促進に寄与したいと、「10年100社10,000人の雇用創出」を目指す事業として2011年に立ち上がった。行政機関、農業関係者、企業や学術研究機関等、年間5,000名超が宮城県の現地まで視察に訪れている。
事業内容
農産物の生産販売および輸出、加工商品開発販売および輸出、農業技術の研究開発、産地ブランド開発、新規農業者の就農支援事業、海外生産展開
グループ企業
- GRA INDIA Pvt.Ltd.(インドの現地法人)
- 株式会社ICHIGO(イチゴを使った化粧品の開発と販売)
- 特定非営利活動法人GRA
(先端農業による地域産業の創出と次世代に向けた教育支援を通じて復興を越えた価値創造を目指すNPO法人)
経営者プロフィール
代表取締役CEO 岩佐大輝
1977年宮城県亘理郡山元町生まれ。24歳でITベンチャーを起業。東日本大震災後に先端施設園芸を軸にした地域活性化を目的とするGRAを創設。専門はITサービスマネジメント。
取締役副社長兼執行役員 橋元洋平
1977年宮城県亘理郡山元町生まれ。山元町社会福祉協議会で福祉事業に10年以上従事。東日本大震災後に岩佐とGRAを立ち上げる。行政・地域渉外担当。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)