自動車から取得できる走行データを活用したコネクテッドカーサービスを提供するモビリティIoTスタートアップ
株式会社スマートドライブ
画像取得先: https://smartdrive.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
2013年10月に設立され、「移動体のセンサーデータのプラットフォーム」を開発してきたモビリティIoTスタートアップ。
車をはじめとする移動体から走行データを収集し、それを可視化・解析することでサービスに活用。デバイスからスマホアプリ、Webサービスなど、一気通貫で開発・提供している。
主に自動車から取得できる走行データの収集・解析や、それらを活用したコネクテッドカーサービスを主軸に事業を展開。
現在は、自動車のOBD-IIポートやシガーソケットにワンタッチで装着するIoTデバイスの開発、取得される車両・走行データのテレマティクスサービスへ活用、および自社サービスとして法人向けクラウド車両管理サービス「DriveOps」(2018年夏から「SmartDrive Fleet」に名称変更)を提供している。
今後は、これらのノウハウを活用し製品群の拡充や他社デバイスとの連携を行い物流市場にも本格的に参入していく。
また、2018年春にはコンシューマー向け新サービス「SmartDrive Cars」および「SmartDrive Families」の提供開始を皮切りに、コンシューマー領域の事業も開始。加えて、同社プラットフォームへのドライブレコーダー連携の開始も控えており、法人・個人問わずさらに幅広いデータの提供や解析が可能なプラットフォームへの進化にも力を入れる。
2014年4月に経済産業省「新事業創出のための目利き・支援人材育成等事業」に採択、同年9月に総務省「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム」に第1号案件として採択される。2015年12月には第3回「CNET JAPAN STARTUP AWARD」で最優秀賞を受賞。2017年1月にはForbes JAPAN「スタートアップ有望株7社」に選出される。
事業内容
ハードウェアやアプリケーション、テレマティクスサービス等の開発・提供、およびデータ収集・解析
プロダクト
「SmartDrive Cars」個人向け
初期費用なし、車検やメンテナンス、各種税金、自賠責保険の料金込みで毎月定額で新車をリースできるサービス。安全運転でお得なポイントが貯まるなどのコネクテッドカー機能も拡充中。2018年10月には、新たに駐車場も含むパッケージプラン、および駐車場コンシェルジュサービスを開始。
- 毎月定額で新車に乗れる
- 車検やメンテナンス費、自賠責保険、各種自動車税も込みの定額料金
- 安全運転でポイントやクーポンがもらえる
- コネクテッドカーだから車の情報をすべてスマホで
※その他、追加機能を現在開発中
「SmartDrive Families」個人向け
日本の高齢化が進む中、高齢者の車事故が後を絶たないといった社会的背景もふまえ、スマートドライブが有するコネクテッドカー技術を活用することで見守る対象となる家族が運転する車をデータで可視化し、ドライバーの運転の傾向、運転時間、走行ルートなどがスマホでいつでも簡単に確認できる。車に取り付けるデバイスは、面倒な設置工事は一切必要なく、シガーソケットに装着することですぐに利用開始できるので、見守られる側であるシニア層でも取り扱いに困ることはなく、見守る側も車が走り出せばすぐにスマホで見守りを始めることができるという、これまでの運転見守りサービスにはなかった手軽さを備えたサービス。
- PCやスマホで運転中の位置を確認できる
- 登録した地点の発着をメールで通知
- 急操作と運転時間を振り返れる
- デバイスの取り付けが簡単
「SmartDrive Fleet」法人向け
物流企業向けクラウド管理。車のシガーソケットにワンタッチで装着するセンシングデバイスを利用した、クラウド型動態管理サービスで、企業における車両事故の削減や保険料・運用コストの最適化、営業効率の向上を目的としたサービス。デバイスから取得したデータで運転リスク診断を行ったり、車両稼働率分析から効率的なルート提案、日報の自動化など、事業で車を使う企業の課題解決に取り組んでいる。また、物流業界向け「乗務記録機能」のリリースに伴い、本格的に物流業界へのサービス提供を開始する。
- GPSでリアルタイム車両管理
- 工事費用ゼロ、3分でセットアップ完了のお手軽導入
- GPSと各種センサでリアリタイム動態管理
- 安全運転促進、交通事故による修理代や保険料を削減
- 日報の自動生成で勤怠管理を効率化
※Excel,CSVファイルでの出力可能
「Data Platform」パートナー向け
自動車などの移動体から収集・解析したセンサーデータを活用できるプラットフォーム
さまざまなデバイスを通じて自動車にまつわるビッグデータを収集・解析し、そのデータを自由に活用できるプラットフォーム。
テレマティクスやフリートマネジメントなど幅広く活用実績があり、IoT 時代の新しいコネクテッドカーサービスを創造できる。
経営者プロフィール
代表取締役 北川烈
慶応大学在籍時から国内ベンチャーでインターンを経験し、複数の新規事業立ち上げを経験。その後、1年間米国に留学しエンジニアリングを学んだ後、東京大学大学院に進学し移動体のデータ分析を研究。その中で今後自動車のデータ活用、EV、自動運転技術が今後の移動を大きく変えていくことに感銘を受け、在学中にSmartDriveを創業し代表取締役に就任。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)