世界初、強風下でも安定発電できる次世代風力発電機「垂直軸型マグナス式風力発電機」を独自開発するベンチャー
株式会社チャレナジー

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会社概要・事業内容
会社概要
「風力発電にイノベーションを起こし、全人類に安心安全な電気を供給する」をビジョンに掲げ、世界で初めて、台風の様な強風下でも安定して発電し続けられる、次世代風力発電機「垂直軸型マグナス式風力発電機」を独自に開発しているものづくりベンチャー。
スタートアップでは他に類を見ない大型のモノづくりに挑む企業として国内外で数多くの受賞実績や多数のメディアで取り上げられ、Forbes Japanが選ぶ「スタートアップの有望株 厳選50社」にも選ばれた他、ピッチコンテストでも優勝した実績も有しており、国内外から注目を集めている。
2011年3月11日に起きた東日本大震災とそれに伴う原発事故の際、大手電機メーカで研究開発に従事していた代表の清水氏はその事実を目の当たりにし、エンジニアとして、エネルギーシフトに革命をもたらす事業を興すことを決意。
現在は、2020年の販売開始を目指し、定格出力10kWの量産開発に取り組んでいる。中長期的には、当該風力発電機の大型化により、水素エネルギー社会を推進し、世界的なエネルギーシフトを実現していく。
製品情報
「マグナス式 × 垂直軸型の新型風力発電機 」
当社の風力発電機は「マグナス式」と「垂直軸型」を組み合わせている。
プロペラのかわりに自転する円筒に発生するマグナス力を利用することで強風に対応でき、垂直軸にすることで全方向の風に対応できるため、突然の強風や風向の変化でも暴走せずに安定的な発電を可能とする次世代の風力発電機。
地理的、気候的条件によりこれまでディーゼル発電機に頼らざるを得なかった地域へ、低価格の再生可能エネルギーを提供することが可能。また、プロペラ風力発電機の課題である騒音やバードストライクも少なく、周辺環境への影響が少ないのが特徴である。
当社の発電機の強み
- プロペラのない風力発電機
プロペラの代わりに回転円筒を用いており、気流中で円筒を自転させた時に生じる「マグナス力」を利用して風車を回転させて発電。マグナス力の大きさは円筒の自転数により簡単かつリアルタイムに調整できるため、風速に応じて円筒の自転数を適切に制御することで風車全体も制御することができ、突風や強風による暴走が起こらず、台風の様な過酷な環境下でも安全かつ安定的に発電が可能。 - 全方位の風に対応可能
垂直方向に回転するため、どの方向からの風でも発電可能。一般的な風力発電機は風向きにプロペラを合わせる必要があり、激しい風向変化に影響を受ける。よって、乱流が多く風向が頻繁に変化する台風でも発電が可能である。 - 環境への影響が少ない
一般的な風力発電機では、プロペラが高速回転することで騒音や風車に鳥がぶつかるバードストライクが発生し、周辺環境に影響を与えることが懸念される。当社の風車は既存製品と比較して回転数が約10分の1と低速で回転する為、騒音が小さくなり、鳥が視認できるのでぶつからない。
この様に、既存の風力発電機で起こる課題を解決したのが当社の風力発電機である。2016年8月から沖縄県南城市にて実環境での試験機稼働を開始し、通常時の安定稼働に加えて、計5回の台風でも安定的に発電することを実証した。現在、この試験機を更に大型化したものを、2020年に量産販売することを目標に日夜開発を続けている。
受賞暦・採択実績
2014年3月 第1回テックプラングランプリ 最優秀賞受賞
2014年10月 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
スタートアップイノベーター(SUI)採択
2014年11月 TOKYO STARTUP GATEWAY 2014 ファイナリスト
2016年11月 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
シード期の研究開発型ベンチャー(STS)採択
2016年12月 TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)、日経テクノロジーオンライン
J-TECH STARTUP認定企業
2016年12月 東京都 平成28年度 外国特許出願費用助成事業 採択
2017年2月 CLEANTECH OPEN Global Ideas Competition 優勝 @サンフランシスコ
2017年6月 VERGE Hawaii 2017 Startup Showcase ファイナリスト
2018年6月 経済産業省 J-Startupに選出
経営者プロフィール
代表取締役CEO 清水敦史
東京大学大学院修士課程を修了後、株式会社キーエンスにてFA機器の研究開発に従事。
東日本大震災をきっかけとして独力で「垂直軸型マグナス風力発電機」を発明。
2014年10月に株式会社チャレナジー創業。
2014年03月 第1回テックプラングランプリ 最優秀賞受賞
2014年11月 TOKYO STARTUP GATEWAY 2014 ファイナリスト
取締役CTO 小山晋吾
信州大学工学部(応用物理工学 核融合プラズマ専攻)を卒業後、プログレス・テクノロジーズ株式会社にてプリンタの構造設計、人工衛星構体パネルの設計等に従事。学生時代にエネルギー研究に携わった経験から、エネルギー研究の重要性を実感。新たな技術で自然と共存する可能性を見出したいという信念のもと、2015年9月より当社へ参画。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)