世界中の生物・環境をビッグデータ化し生物多様性市場を目指す。いきものコレクションアプリ「Biome」を提供
株式会社バイオーム
画像取得先: https://biome.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
世界中の生物・環境をビッグデータ化し「生物多様性市場」を創り出す事を目指し、2017年に京都大学技術イノベーション事業化コース最優秀賞の受賞を経て、2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業。「生物多様性の保全が人々の利益につながる社会をつくる」をビジョンに掲げ、地球上のあらゆる生物・環境情報をビッグデータ化し、環境保全を経済活動に内在化させる攻めの環境保護プレーヤーである。
SDGsの社会的ニーズを背景に、生物多様性保全のためのソリューションを企業や自治体に提供。
主なサービスは、生物の分布データを取り扱った生物多様性プラットフォームやいきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」の提供。
2019年4月に正式リリース後、約4ヶ月でダウンロード件数がAndroid版、iOS版と合計し、100,000件を突破。
2018年6月に経済産業が92社を選定した『J-Startup』の1社であり、地元京都では、公益財団法人京都高度技術研究所(ASTEM)のシェアオフィスSTC3に入居し研究開発を進め、京都市ベンチャー企業目利き委員会Aランク認定を受けるなど注目のスタートアップである。
事業内容
- 生物情報アプリ開発・運営
- 生物情報可視化システムの提供
- 環境コンサルティング
当社のソリューション
データ解析サービス
当社マネジメントチームは生物の遠隔測量において日本有数の技術を保持しているほか、生態学分野において卓越した知識を保有しているなど、本事業を遂行できる稀有な体制を構築。これにより、得られたデータを解析、加工し、付加価値をつけたのちにクライアントに提供できるなど、幅広く事業を展開可能。
生物情報アプリ“いきもの”コレクション「バイオーム」
生物の写真から名前を判定する独自のAI技術を備えたスマホ向けアプリ。
日本国内のほぼ全種(6万9482種)の動植物を収録したいきものコレクションアプリである。最新の生物名前判定AIを備えているだけでなく、図鑑・地図・SNS・クエストなどいきものにまつわる様々な機能を装備。
身の回りのいろいろな場所で見つけたリアルないきものの写真を撮って投稿し、いきもの図鑑をみんなで作り上げていくいきもの収集アプリ。投稿した写真をユーザー同士で共有し、コメントなどを楽しむSNS機能もあり、「みんなで一緒にいきものの大図鑑を作り上げていく」という大プロジェクトの一員になることができる。
いきものの名前がわからない場合、AIを用いた「Biome」独自の画像判定アルゴリズムが種名選択をサポート。BiomeのAI技術は、撮影した場所や時期、写真に写ったいきものの形状などをもとに、日本国内のほぼ全種(6万9482種)の動植物のデータの中から確率の高い種の候補を瞬時に表示する。
受賞歴
2017年 京都大学技術イノベーション事業化コース 最優秀賞
2017年 EDGE KANSAI ピッチコンテスト 審査員特別賞
2017年 KeihannaVenture Championship 特別賞
2017年 ミライノピッチ2017 NICT賞、近畿総合通信局長賞
2018年 起業家万博 審査員特別賞、entrepedia賞、クラウドワークス賞 受賞
2018年 第五回京信・地域の起業家大賞 最優秀賞
2018年 インデペンデンツクラブ地域大賞(関西地区)
2018年 経済産業省J-Startup認定企業
2019年 京都市目利き委員会Aランク認定企業
経営者プロフィール
Founder&CEO 藤木庄五郎
フロントエンジニア
京都大学大学院博士号(農学)取得
位置情報システムと画像解析技術を専攻
Co-Founder&CTO 源六孝典
フルスタックエンジニア
京都大学農学部卒業
日本全域の物質循環モデルを専攻
京大卒業生総代
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)