養豚×最新データテクノロジーで新たな養豚モデルを構築。モバイル養豚経営支援システム「Porker」の開発・提供
株式会社Eco-Pork
画像取得先: https://www.eco-pork.com/
会社概要・事業内容
会社概要
養豚とテクノロジーを繋ぎ、農家の食料生産性の向上と透明性の高い安心な食糧供給を統合的に支援する共創型ソリューションファーム。
世界で一番食べられているタンパク質「豚肉」の生産を支えるため、AI、IoT、ICTなどの最新データテクノロジーを駆使し、豚肉の生産性・資源効率性を高めた新たな養豚モデル(Eco-System)の開発に取り組んでいる。2018年9月には第一弾サービスとしてモバイル養豚経営支援システム「Porker」をリリースし、養豚農家の生産性改善サービス事業を展開。
2018年6月、当社事業が、農林水産大臣により高度先端型技術実装促進事業に認定。
翌2019年6月には、当社事業が、農林水産大臣によりアグリビジネス展開支援事業に認定。
2019年7月には、リアルテックファンド、田中衡機工業所、リバネスを引受先とする第三者割当増資により資金調達を完了。新たな養豚モデル構築に向けて戦略的パートナーより初めての増資を実施した。
事業内容
農家用・獣医向け養豚管理システム「Porker」の開発・提供
研究テーマ
- 養豚管理ソフトウェア開発
農家の日々の業務や獣医の農場指導を支援する使いやすいソフトウェアの開発。 - IoTセンサー 開発
養豚の様々なデータ(温湿度・臭気・生体情報など)を収集するためのIoTセンサーの開発。様々なデータを自動で取集する事で、養豚作業の軽減し農場作業者を支援。 - データ収集プラットフォーム開発
養豚場での養豚データを収集・集計し、分析を行うためのデータ収集プラットフォームを開発。また、獣医や研究者を対象に、研究用養豚データの提供も予定。 - 養豚ビッグデータ解析
収集した様々な養豚ビックデータを人口知能や統計解析を活用して解析し、飼育管理・衛生管理のカイゼンに繋げる。また、獣医や研究者を対象に、様々な養豚データの共同分析・研究も受け付けている。 - 分析アルゴリズム開発
疾病等による行動異常を早期に検知するためのアルゴリズム開発や飼育結果・出荷日の予想モデル構築などを通じて、飼育管理・衛生管理の高度化に繋げる。
提供サービス
養豚経営支援システム「Porker」
農家の改善を支援し、最適な養豚経営を実現させるシステム。データ分析や業界標準から業務のあるべき姿を設定し、共有する事で、組織での継続的な経営改善を簡単に開始できる。
PC・スマートフォン・タブレット対応のため、いつでもどこでも簡単操作による農場データ・農場情報の記録・分析・確認が可能。また、農場成績を自動計算し、ダッシュボードで一元化。さらに進化、改善するための情報を自由に分析できる機能を提供する。
農場指導支援システム「獣医向けPorker」
獣医の農場指導業務効率化・高度化をITの力で支援するクラウドサービス。
クラウド&スマートフォン・タブレット対応システムにより、担当している農場毎の作業状況・各種成績(繁殖・肥育・経営)をリアルタイムに何処からでも確認可能。また、パソコンやスマートフォン等からクラウド上で、自動で過去データを分析し、閲覧できる。
さらにシステムを通じて農場への連絡、データ共有・指導も可能。
経営者プロフィール
代表取締役/創立者 神林隆
ミシガン大学経営学(Master of Business Administration)修士課程を成績優秀者として修了。外資系コンサルティングファームにて主にテレコム領域の経営戦略・新規ビジネスモデル企画などに従事。その後、統計解析・人工知能を活用した新規ソリューション開発を責任者として主導した後、独立。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)