焼却炉に替わる環境負荷の小さい都市型廃棄物の新しい処理システム「ISOP-S」。メタンガスの回収・売電を展開
サステイナブルエネルギー開発株式会社
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会社概要・事業内容
会社概要
メタン発酵ガス化プラットフォームを活用し、地域循環形成をベースとしたビジネスモデルを全国各地に展開するベンチャー。
メタン発酵ガス化プラットフォームを設置し、地域で発生する有機系廃棄物を安価で受け入れてメタン発酵ガス化発電をおこなう。メタン発酵槽から発生する良質な肥料、および、発電機から生じる排熱や二酸化炭素を有効に活用して、地域特性にあった形で六次産業事業を構築。また廃棄物をメタン発酵原料として受け入れることで、自治体をはじめとする廃棄物を排出する方のコストを削減。飼料栽培用に賃借する農地の地代、自治体に支払う固定資産税などのほか、雇用の機会がふえることや、より安価な地産地消食材を地域の消費者に提供できるなどの副次的効果も期待されている。
焼却処理と同様の処理能力を持ち且つ従来のメタン発酵処理同様の環境負荷の低い、全く新しいバイオマス処理システムを推進。
焼却炉に替わる環境負荷の小さい都市型廃棄物の新しい処理システム「ISOP-S」を展開。
分別の手間や収集コストを軽減でき、且つ低環境負荷でクリーンな世界を次世代に引き継ぐことができる。
事業内容
- 再生可能エネルギー等による発電・燃料化施設の設計、施工及び監視
- 再生可能エネルギー等による発電・燃料化施設の保有、維持管理運営及び賃貸
- 再生可能エネルギー等による発電・燃料化施設の保守点検及び補修
- 再生可能エネルギー等による発電及び燃料化に関するコンサルティング業務
- 再生可能エネルギー等による発電及び電力の販売
- バイオマス資源を活用した燃料、熱エネルギー、肥料の製造及び販売
- 産業廃棄物及一般廃棄物の収集、運搬、処理及び中間処理
- バイオマス資源の収集及び運搬
- 建築一式工事業
- 農産物の生産及び販売
- 全各号に附帯する一切の業務
テクノロジー
「ISOP-S」
焼却炉に替わる環境負荷の小さい都市型廃棄物の新しい処理システム。
ほとんどの可燃物を分別せずそのまま投入することができる亜臨界水処理システムを利用。焼却炉より低コストでの導入が可能で、処理時間も速く、メタンガスの生成量は従来の8倍もの生成が可能。さらにダイオキシン「0」、二酸化炭素「92%以上削減」というクリーンな発電方法。
提供サービス
「コンパクト処理発電システム」
ISOP-Sを設置しているマンションや施設から排出される、廃棄物や汚水を材料として電気・熱を生成することができるエネルギーの自給自足システム。排出にまつわる費用も削減。非常時以外は売電し、収入を得ることも可能。
ビジネスモデル
マンモス型処理発電システム
都市で発生する可燃ゴミからメタンガスを回収、発電(売電)することを目的としたシステム。従来の都市ゴミ焼却施設と比較して、建設およびメンテナンス費用がとても安いという特徴をもつ。無駄の少ないエネルギー循環施設として、持続可能な社会の実現に貢献する。
コンパクト処理発電システム
集合住宅や公共施設などから発生するゴミや生活雑排水を住民自ら処理(日量5トン未満)して、電気へと変えることが可能。生ゴミ以外も一緒に分解処理が可能なため、分別などの手間はなし。また、処理したゴミからメタンガスを抽出し、発電が可能なため、コミュニティ内でのエネルギー自給自足の実現や、災害時における非常用の自立電源としても活用が見込まれる。
車載型処理発電システム
被災地やイベント会場など、限られた敷地や期限にも柔軟に対応できる移動式の処理・発電システム。限られたスペースでも稼働し、かつ電気エネルギーの生産も行える本システムは、迅速な復興に貢献する。
経営者プロフィール
代表取締役社長CEO 光山昌浩
1987年4月 S.G.Warburg Co.Ltd.入社
1992年8月 中央新光監査法人 入所
1997年4月 マルミツ産業株式会社 入社
1997年6月 同社専務取締役 就任
1998年6月 株式会社 山形県上下水道施設管理 専務取締役就任
2001年6月 マルミツ産業株式会社 代表取締役社長 就任(現任)
2010年6月 バイオソリッドエナジー株式会社 代表取締役社長 就任(現任)
2014年6月 サステイナブルエネルギー開発株式会社 代表取締役 就任(現任)
2016年8月 株式会社 山形県上下水道施設管理 代表取締役 就任(現任)
(同社Webサイトを基に当社編集)