即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」。求職者へ主体的にアプローチできるプラットフォームを提供
株式会社ビズリーチ
画像取得先: https://www.bizreach.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションとし、2009年4月より、人材領域を中心としたインターネットサービスを運営するHRテック・ベンチャー。
2009年創業時、即戦力人材と企業をつなぐ転職プラットフォーム「ビズリーチ」サービスをローンチ。ブラックボックスとなっている日本の採用市場を可視化し、新しい採用の仕組み「ダイレクトリクルーティング」を提唱することで、「働く個人の新しい働き方・キャリアのあり方」と「企業の新しい採用のあり方」を創造してきた。
東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、シンガポールに拠点を持ち、従業員数は1,304名(2018年10月現在)。「採用」「IT化」「事業承継」の3領域を中心に、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」や、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、AI技術を活用した戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」、求人検索エンジン「スタンバイ」、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」などを展開。
今後、主力のHRテック事業を軸にビッグデータやAIを活用して、教育や医療など、さらなる事業の多角化を目指す。
第2回HRテクノロジー大賞「採用サービス部門優秀賞」、第3回日本ベンチャー大賞「審査委員会特別賞」など数々の賞を受賞し、日本経済新聞・NEXTユニコーン 推計企業価値ランキングTOP10にも選出。
事業内容
インターネットを活用したサービス事業
- 即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」
- 挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」
- 人材活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」
- 求人検索エンジン「スタンバイ」
- OB/OG訪問ネットワークサービス「BizReach CAMPUS(ビズリーチ・キャンパス)」
- お腹を空かせた学生のための肉食就活サイト「ニクリーチ」
- 事業承継M&Aプラットフォーム「BizReach SUCCEED(ビズリーチ・サクシード)」
- キャリア女性のための転職サイト「BizReach Woman(ビズリーチ・ウーマン)」
- 「BizHint(ビズヒント)」 伸びる会社は知っている
- シンガポール、香港を中心としたアジア太平洋地域のハイクラス人材転職サイト「RegionUP(リージョンアップ)」
主な提供サービス
即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」
企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化。企業が求職者へ主体的にアプローチできるプラットフォームを提供することで、「欲しい」人材を獲得するために採れる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクト・リクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチされることで、キャリアの可能性と選択肢を最大化できる。現在は累計9,000社以上、131万人以上(2018年9月現在)の会員に利用されている。
「HRMOS(ハーモス)」
企業の人事を可視化し、戦略人事を実現するソリューション。AI(人工知能)が人材活用の最適化をサポートし、企業の成長に貢献する。
人事組織データベースを中心として、採用・勤怠・評価・人材開発・組織・健康・経費・給与などの管理を最適化する人事サービスを提供。各サービスが人事組織データベースと連携し、データの集約・可視化を実現。人事や経営者がリアルタイムに分析し、課題を抽出することが可能。さらに、人事データを機械学習(深層学習)させることで、HRMOS AIがこれまでの「感覚的な人事」から「データに基づく人事」へ未来を変えていく。
「HRMOS採用管理」
採用業務の一元管理を通じて、オペレーションを効率化し、データによる採用活動の可視化・分析により、数値データを根拠とした戦略的な意思決定を実現。各施策のPDCAサイクルをまわすことで効率的に求める人材の採用につなげることが可能。
導入企業の96%が業務負荷軽減を実感しており、69%は採用数が増加した、41%はこれまでより優秀な人を採用できたと回答している。
また、HRMOS採用管理はユーザーコミュニティー、カスタマーサクセスチームを設けており、企業の採用を強くするために必要なサポートを包括的に行う「Recruitment Success Platform」を目指している。
求人検索エンジン「スタンバイ」
正社員、アルバイト・パート、派遣社員など、国内の全業種・全職種・全雇用形態を対象に、職種・業種などの「キーワード」や「勤務地」を指定し、複数の求人情報サイト、企業サイト、ハローワーク等の800万件以上の求人を一括で検索できるサービス。全雇用形態を対象にしているため、自分に合った仕事を効率的に探せる。
事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」
株式・事業の譲渡を検討している経営者(譲渡企業)と、譲り受けを検討している企業(譲り受け企業)をつなぐオンラインプラットフォーム。譲渡企業は、ビズリーチ・サクシードに、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できる。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M&Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がる。譲渡企業は、登録から案件成約時まで、本プラットフォームの利用料は無料。そのため、コストを気にせず安心して利用できる。また、譲渡企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関等も、同様に本プラットフォームを 無料で利用可能。また、譲り受け企業は興味をもった譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになる。2017年11月にサービスを開始し、2018年8月現在、掲載中の譲渡案件数は650件以上であり、事業承継M&Aプラットフォームにおいて日本最大級の案件数となっている(累計譲渡案件数は1,000件以上)。
受賞歴
- 2017年12月 Forbes主催「日本の起業家ランキング 2018」5位入賞
- 2017年10月 HRMOS採用管理が「2017年度グッドデザイン賞」を受賞
- 2017年9月 経産省後援「第2回HRテクノロジー大賞」「ビズリ―チ」と「HRMOS採用管理」が採用サービス部門でW受賞
- 2017年2月 第3回 日本ベンチャー大賞「人材サービス革新賞」(審査委員会特別賞)を受賞
- 2016年10月 Forbes主催「日本の起業家ランキング 2017」4位入賞
- 2015年9月 アジアで革新的なテクノロジーベンチャーを選ぶアワード「2015 Red Herring Asia Top 100 Winners」を受賞
- 2014年12月 雇用創出ランキング「Job Creation 2014」で3位に入賞
- 2014年11月 第11回日本e-Learning大賞の「EdTech賞」を受賞
- 2014年6月 第3回日本HRチャレンジ大賞「人材サービス優秀賞(採用部門)」を受賞
- 2014年3月 世界経済フォーラム(ダボス会議) の「Young Global Leaders 2014」に代表 南氏が選出
- 2014年3月 文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」企画評価委員に代表 南氏が選出
- 2013年12月 雇用創出ランキング「Job Creation 2013」で10位に入賞
経営者プロフィール
代表取締役社長 南壮一郎
1999年、米・タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券株式会社に入社。東京支店の投資銀行部においてM&Aアドバイザリー業務に従事する。その後、香港・PCCWグループの日本支社の立ち上げに参画し、日本・アジア・米国企業への投資を担当。
2004年、新プロ野球球団設立に興味を持ち、東北楽天ゴールデンイーグルスの創業メンバーとなる。球団では、チーム運営や各事業の立ち上げをサポートした後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長、パ・リーグ共同事業会社設立担当などを歴任し、球団事業においては不可能とされていた初年度からの黒字化成功に貢献。
その後、株式会社ビズリーチを創業し、2009年4月、即戦力人材に特化した会員制転職サイト「ビズリーチ」を開設。インターネットの力で、日本の採用市場を可視化し、日本の新しい働き方、企業の採用のあり方を提案。
また2010年8月、ビズリーチ社内で、セレクト・アウトレット型ECサイト「LUXA(ルクサ)」を立ち上げ、同年10月に、株式会社ルクサとして分社化。2015年5月、ルクサはKDDI株式会社の連結子会社になる。
<社外活動>
世界経済フォーラム(ダボス会議)の「ヤング・グローバル・リーダーズ2014」に選出
日経ビジネスが選ぶ「次世代を創る100人」(2015年)に選出
文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」企画評価委員
<著書>
『絶対ブレない「軸」のつくり方』(ダイヤモンド社)
『ともに戦える「仲間」のつくり方』(ダイヤモンド社)
<連載コラム>
人材採用塾 ~理想の社員は自分で探す~(日経ビジネスオンライン)
肉食採用AtoZ ~なぜ、あの会社には人が集まるのか?~(東洋経済オンライン)
経営請負人の時代 ~社外から登用された社長&役員インタビュー(ダイヤモンドオンライン)
激走!ベンチャー・スタジアム ~僕の楽天イーグルス創業記~(日経ビジネスオンライン)
取締役 永田信
1995年、米国南イリノイ大学プロダクトデザイン学科を卒業後、インターネット黎明期にWebデザイナーとしてキャリアをスタートさせる。その後、株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズにてエンタテインメント領域とエレクトロニクス領域のWebサイトやECサービスのディレクション業務に従事。
2000年にはAOLジャパン株式会社にてWebサイトのプロデュースやマーケティング、海外チームとのプロジェクトを手掛ける。その後、ヤフー株式会社にてソフトバンクとの共同事業であったYahoo!BB事業の立ち上げ期に参画。2004年には世界最大の婚活サイトmatch.comの日本支社の立ち上げからCOOとして日本最大の婚活サイトにまで成長させる。
2008年、株式会社ビズリーチの創業期にマーケティング担当として参画し、取締役に就任。2010年には株式会社ルクサの創業にも従事。
取締役 竹内真
2001年、電気通信大学情報工学科を卒業後、富士ソフトABC株式会社(現・富士ソフト株式会社)に入社し、エンタープライズサービスを中心にさまざまなソフトウェアを開発。2007年に富士ソフトを退職後は、フリーエンジニアとして株式会社リクルートの基盤フレームワーク開発などに従事。
2008年には株式会社ビズリーチの創業に参画し、CTOとしてサービス開発を手掛ける。また同年、Web開発・制作会社である株式会社レイハウオリを設立し、代表取締役に就任。2010年、株式会社ルクサ創業に伴い、同社CTOとして約1年半の間、立ち上げに従事。機械学習、深層学習などのAI関連技術の分野で研究開発を進め、アルゴリズムやエンジンを開放している。
社外では、各種講演会やセミナー講師としても活躍。
<連載コラム>
竹内真のCTO対談「BizHack」(エンジニアtype)
<Web、雑誌執筆>
「MarkeZine」フロントエンド高速化について(翔泳社)
「WEB+DB PRESS」vol.59 巻頭特集:Web高速化実況中継(技術評論社)
「WEB+DB PRESS」vol.66 巻頭特集:我流コードからの卒業 HTML構造化指南(技術評論社)
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)