安全性の高いプロバイオティクス由来生理活性物質から医薬品を創出する、旭川医科大学発の創薬ベンチャー
カムイファーマ株式会社
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会社概要・事業内容
会社概要
旭川医科大学 内科学講座 消化器・血液腫瘍制御内科学分野の藤谷幹浩准教授らの研究成果に基づき2018年4月に設立した、旭川医科大学発の創薬バイオベンチャー。
旭川医科大学とサッポロホールディングス株式会社から「プロバイオティクス由来の長鎖ポリリン酸を用いた新規炎症性腸疾患治療薬の開発」に関する研究成果を継承し、2018(平成30)年4月に発足。
世界初のバリア機能増強作用による炎症性腸疾患治療薬候補「長鎖ポリリン酸」や、副作用の少ない抗腫瘍薬候補「フェリクローム」など、プロバイオティクス由来生理活性物質を活用した、消化器領域及び抗がん剤領域の新規治療薬候補物質の研究開発を進めている。
アンメットメディカルニーズ(未だ満足な治療法がない医療ニーズ)の高い難病治療への貢献を目指し、副作用が少なく効果の高い薬の開発を進めている。特に、小児や高齢者、併存疾患を持つ患者にも安心して処方できるよう、有害事象(副作用)が少なく、長期投与が可能な薬の研究開発に注力している。
当社の創薬ターゲットは、プロバイオティクス(有用微生物)に由来する生理活性物質。プロバイオティクス由来生理活性物質を活用した、消化器領域及び抗がん剤領域の新規治療薬候補物質の研究開発を進めている。
当社が保有する、プロバイオティクス由来生理活性物質の探索技術を有効に活用し、安全性が高いプロバイオティクス由来生理活性物質から、本格的な創薬アプローチにより「プロバイオティック医薬品」の創出を目指す。
本格的な創薬アプローチによる「プロバイオティック医薬品」の創出を加速させるため、旭川医科大学への共同研究講座「消化器先端医学講座」の開設や、製薬企業等との戦略的パートナリングを目指した活動も展開。
旭川医科大学発の創薬バイオベンチャーとしての特性を生かし、製薬企業、アカデミア、創薬系受託会社など多方面との連携を図り、多彩な専門家集団との強固な連携を深めることで、世界に通用する独創的な医薬品開発メーカーを目指す。
事業内容
プロバイオティクス(有用微生物)に由来する生理活性物質の医薬品化
経営者プロフィール
代表取締役社長CEO 尾川直樹
旭川医科大学知的財産センター 准教授
取締役CSO 藤谷幹浩
旭川医科大学 内科学講座 消化器・血液腫瘍制御内科学分野 准教授
(同社Webサイトを基に当社編集)