バイオサイエンスを基盤とした農薬開発・農業バイオ技術で持続的農業に貢献する、東大発創“農”薬ベンチャー
株式会社アグロデザイン・スタジオ

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会社概要・事業内容
会社概要
ヒトや環境にやさしい新しい農薬や肥料添加物の開発を目指す、創“農”薬スタートアップ。
害虫の酵素に働きかける殺虫剤、施肥による環境負荷を減らす硝化抑制剤を中心に開発を行っている。構造ベース創農薬法を基盤としたバイオ技術で、選択的な農薬(特に分子標的型の農薬)を開発し、ヒトや環境にやさしい持続的な農業に貢献する。
「農薬」と聞くとマイナスイメージを持つ人が多いが、国内農地のうち、有機栽培が行われているのはわずか0.2%、残り99.8%で農薬を利用した栽培が行われている。
当社は、その「99.8%の栽培に使われる農薬をより安全にしたい」という強い思いから、農薬スタートアップが存在しない農薬業界において先駆けを目指している。
事業内容
- 農薬原体(有効成分化合物)の研究・開発
開発中のプロダクト
殺虫剤
従来の殺虫剤の開発方法は、候補となる化合物を標的害虫にふりかけ、効果のあったものを抽出する、いわゆる“ぶっかけ探索法”が用いられている。しかし、近年いくつかの殺虫剤で、有益なハチなどの昆虫だけでなく、ヒトへの健康被害も報告されている。
当社は、タンパク質の構造ベースで標的害虫が生きるのに必要な酵素の働きを止める化合物をデザインし、標的のみにピンポイントに効果のある、安全で環境にやさしい殺虫剤の開発を行っている。
硝化抑制剤
農薬/肥料添加物として利用されている硝化抑制剤は、肥料の利用効率を高める薬剤。
農作物の栽培には窒素肥料(アンモニア態窒素)が不可欠である。しかし、作物は施肥された窒素肥料の半分以上を吸収しきれず、残りは土壌中の硝化菌の働きで環境を汚染する物質となり、川や地下水に流出する。
当社は、硝化菌の活動を抑える分子標的型の新薬をデザインし、まくことで環境負荷を減らしながら作物の成長を促す「硝化抑制剤」を開発している。
受賞・採択歴
- 2019年10月 日本財団ソーシャルイノベーションアワードのファイナリストに選出
- 2019年9月 Incubate Camp 12thで総合2位
- 2019年6月 JAアクセラレーターに採択
- 2018年11月 NEDO Entrepreneurs Program(NEP)に代表西ヶ谷氏が採択
- 2018年10月 東大IPC起業支援プログラムに採択
- 2018年9月 経済産業省・関東経済産業局の地域中核企業創出・支援事業に採択
経営者プロフィール
代表取締役社長 西ヶ谷有輝
(同社Webサイトおよび同社Wantedly掲載情報を基に当社編集)