オキシトシンを基にした世界初の「自閉スペクトラム症治療薬」の研究開発を行う北大・金沢大発バイオベンチャー
株式会社スカイシーファーマ

画像取得先: http://www.skyseapharma.com/
会社概要・事業内容
会社概要
金沢大学東田特任教授、北海道大学周東教授の共同研究成果をシーズとして、2015年3月、札幌に設立されたバイオベンチャー。オキシトシンを基にした自閉症スペクトラム障害の治療薬の研究開発を行っている。
自閉スペクトラム症は人口の1%以上の患者が存在すると言う疾患だが、現在のところこの疾患を根本的に治療する治療薬の開発はなされていない。当社はこのような根本的治療薬の無い疾患に対して、社会的な貢献が出来る製薬企業を目指し、以下の3つの基本戦略により事業展開を行っている(ASD series)。
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- 世界初の自閉スペクトラム症治療薬を開発する(長期持続型オキシトシン類縁体)
- 治療薬開発のための動物モデルCD38ノックアウトマウスモデルを用いる(自閉症モ
デルマウス) - オキシトシンの測定キットを作る(測定キット)
事業構想
世界初の自閉スペクトラム症治療薬および関連事業の事業化
テクノロジー
「ペプチド」
生体を構成する重要な成分。その存在は古くから知られており、カルシトニンやインシュリンなど様々な機能を示す生体内ホルモンもある。当社が自閉スペクトラム症治療薬として研究を行っているオキシトシンもこれらの生体内ホルモンのひとつであるペプチドである。
当社はこれらのペプチドの合成、機能の研究を通して、基盤技術を確立している。
「抗体」
生体内防御機構として外敵が体内に入った際、体の中では抗体が産生される。抗体を産生するためには外敵はある程度の大きさが必要。オキシトシンは抗体を産生するためには十分な大きさではなく、かつ本来生体内に存在する物質であるため、通常オキシトシンの抗体が産生されない。当社では自閉スペクトラム症治療薬の研究・開発のためにはオキシトシンの抗体が必要であると考察。オキシトシンの抗体作成を進めており、診断キットの開発を目指している。
「動物モデル」
医薬品の開発のためには現在でも動物モデルが必要である。自閉スペクトラム症治療薬の開発のために当社では金沢大学の東田特任教授が開発したCD38ノックアウトマウスを用いて研究開発を進めている。
経営者プロフィール
代表取締役 小上裕二
(同社Webサイトを基に当社編集)