AI+IoTで叶えるスマート農業。ICT次世代養液土耕栽培システム「ゼロアグリ」を提供するアグリテックベンチャー
株式会社ルートレック・ネットワークス
画像取得先: http://www.routrek.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
日本の第一次産業を担う農家に、農業生産性向上を目的としたスマート農業システムを提供するベンチャー。IoT、AIを活用し、農業生産者の省力化や品質向上、技術伝承に貢献する農業プラットフォームを開発。
2005年の創業以来、黎明期よりM2M(IoT)技術の研究開発を行い、産業機器やヘルスケア機器等、様々な業界へIoTソリューションを提供。2010年に総務省の広域連携事業にて農業の見える化プロジェクトを実施し農業界へ参入、2013年よりAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を販売している。2018年2月には、経済産業省が主催する第4回日本ベンチャー大賞農林水産部門を受賞。
事業内容
- ゼロアグリ事業
ICT次世代養液土耕栽培システム「ゼロアグリ」の開発・製造・販売 - RouteMagic事業
リモート管理ツール「RouteMagic」の開発・製造・販売
リモート管理サーバソフトウェアのOEMライセンス
製品情報
AI潅水施肥システム 「ゼロアグリ」
AI+IoTで叶える「農業に休日を!」
ゼロアグリは、一般的なパイプハウスでも使用できるAIを活用した潅水施肥システム。各種センサーより得た日射量と土壌環境情報より、独自の栽培アルゴリズムを用いて、必要な潅水施肥量を算出、自動供給を行う。また、PCやスマートフォン等からリアルタイムに栽培状態を把握でき、これまでの「カンと経験」を反映した潅水施肥の調整も簡単に行うことができる。ゼロアグリの活用により、潅水施肥に関する90%の労働力削減、施肥量も慣行農法と比較して50%削減(当社比)、データに基づいた栽培技術の伝承等が可能。また、潅水施肥の安定的な供給により、作物の根にかかるストレスをなくし、品質安定、収量向上にもつなげることが可能である。
現在国内外150拠点で稼働中。
ネットワーク管理ソリューション「RouteMagic」
機械と機械がつながり、人を介することなく、自律的に情報のやり取りを行うM2M(Machine-to-Machine)。「RouteMagic」製品群では、このM2M技術にインターネットでつなぐ機能を搭載。RouteMagic製品群の利用により、ルータ、スイッチ、ファイアウォールなどのネットワーク機器の運用管理から監視、障害対応までをワンストップで行うことが可能。「RouteMagic」はこれまで、ネットワーク機器の障害や誤動作の許されない業務やサービス分野において、数多く採用されている。
受賞歴
- 2018年2月 日本ベンチャー大賞(第4回)農業ベンチャー賞授賞
- 2016年 3月 「第1回JEITAベンチャー賞」受賞
- 2016年 3月 「Pioneer’s Asia “The 12 Asian Finalists”」選出
2016年 2月 第1回IoT先進プロジェクト選考会議「IoT推進Lab Selection」準グランプリ受賞 - 2014年12月 第11回「川崎ものづくりブランド」に認定
- 2011年 2月 総務省広域連携事業(ICTを利活用した食の安心・安全構築事業)に採択
経営者プロフィール
代表取締役社長 佐々木伸一
(同社Webサイトおよび同社Wantedly掲載情報を基に当社編集)