世界初のジェット燃焼モード/ロケット燃焼モード切替エンジンを開発!民間主導の宇宙機開発プロジェクトを進行
PDエアロスペース株式会社

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会社概要・事業内容
会社概要
低コストで利便性の高い宇宙輸送インフラの構築に向けて事業展開するベンチャー。
民間主導の宇宙飛行機(スペースプレーン)の開発を行い、宇宙旅行や宇宙太陽光発電所建設など、民需としての宇宙利用の拡大を目指す。ジェットエンジンとロケットエンジンの二つの機能を持つ“燃焼モード切替エンジン”が最大の技術特徴。(’12年特許取得)現在、エンジン開発と並行して、無人小型実験機を用いた飛行試験を実施中。株式会社エイチ・アイ・エス、ANAホールディングス株式会社が出資。この他、アイシン精機などが、スポンサーに名を連ねている。
事業内容
- 宇宙機開発
- 宇宙旅行および附帯事業
- 宇宙輸送事業(宇宙港含む)
1.宇宙機事業
高度100kmへ到達可能「完全再使用型サブオービタル宇宙飛行機」の開発。宇宙旅行、宇宙環境を利用した実験などへ活用する。
地球環境の把握、宇宙環境の利用を促進する為、低コストで、利便性の高い宇宙輸送インフラを構築する。当社は、独自の機体コンセプトにより、国際競争力のある宇宙輸送システムの開発/運用を目指す。
【ターゲット市場】
宇宙空間と、地球上の2つの市場にアプローチする。
- 宇宙空間:弾道飛行サービス
高高度(高度100km)からの落下中に発生する分単位の微小重力環境、映像、各種観測を行う機会を提供。科学、産業、サービスのそれぞれの分野で活用可能。 - 地球上:多目的観測サービス
無人宇宙機の即応性・機動性・酷所適合性という特性を活かし、多目的観測サービスを提供。
局地地球観測や大規模災害など、危険かつ迅速性が問われる領域の観測に適している。
2.開発受託
クライアントの新製品開発、新事業開拓に関し、技術的にサポート。
技術支援チームが、共に御社の課題解決に取り組む。航空宇宙、自動車、IT分野での研究開発、生産技術、システム管理などの経験を通して培った技術、ノウハウを活かし、クライアントの課題解決に向けて、プロジェクトチームを結成し、最適なソリューションを提供。
【受託内容】
- 新製品企画、アイディア
- デザイン・設計・データ作成等
- 試験、計測・測定(接触/非接触)、評価
- 組み込み系ソフト、制御モデル
- エンジン開発
- 知財など
【過去実績】
- パルスジェット技術研究所
- 株式会社冷研
- アイシン精機株式会社
- 秋田大学
- AZAPA株式会社
- JAXA(宇宙航空研究開発機構)
3.付帯事業
- 宇宙旅行のための「事前訓練プログラム」
宇宙旅行の飛行環境を模擬的に再現し、負荷を体感することで、身体学習すると共に、メディカルチェックにより、自己の状態を知ることを目的とするサービスプログラム。宇宙旅行の飛行過程で生じる「ゼロG(無重力)」と「プラスG(加重力)」の2種のトレーニングを行う。
※現在提供しているのは、ゼロGプログラムのみ。 - 宇宙港事業(計画中)
宇宙機開発プロジェクト
機体コンセプト
「従来の垂直打ち上げ型ロケット、海外で開発が進む分離・複種類エンジン搭載型の機体システムと、一線を画す完全再使用型サブオービタル宇宙機」
- 打上げではなく、航空機スタイルで離着陸
- 機体は使い捨てではなく、再利用
- 燃焼モードを切り替え、単一の機体エンジンで飛行
エンジン
単一エンジンで宇宙に到達するため、パルス燃焼技術をベースにした、世界初のジェット燃焼モード/ロケット燃焼モード切り替えエンジンを開発中。’17年に技術実証に成功し、現在は実用化に向けた開発を行っている。
受賞、技術貢献等
- ’07年11月N−1グランプリグランプリ(名古屋100社)
- ’09年3月経産省ドリームゲートファイナリスト(全国213社)
- ’09年7月Heinlein NewSpace Business Plan Competition 4位(NASA Ames)
- ’10年9月中部国際空港開港5周年記念論文募集
優秀賞「来るべき商業宇宙利用時代に向けてセントレアの果たすべき役割」 - ’12年5月パルスデトネーションエンジン(燃焼モード切替)特許取得
- ’12年8月新あいち創造研究開発補助事業採択「遠隔操縦無人飛行機に関する実証実験」
- ’13年9月EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー東海北陸地区特別賞
経営者プロフィール
代表取締役 緒川修治
幼い頃から父が自宅で行う実験や考案を手伝う。航空機メーカにて新型航空機開発プロジェクトに参画。’07年5月 宇宙機開発ベンチャー、PDエアロスペースを起業。独自技術のエンジンを搭載した完全再使用型弾道宇宙飛行機の開発に着手。’13年から内閣府宇宙戦略室宇宙政策委員会 宇宙輸送システム部会委員を務める。
・東北大学大学院 航空宇宙工学修了
・三菱重工にて、次期支援戦闘機の開発4年
・アイシン精機にて、ターボチャージャーなど 自動車機関系部品の開発7年
・小学生時代から父とジェットエンジン実験20年以上
・JAXA 有人閉鎖環境実験に参加
・内閣府宇宙戦略室 宇宙政策委員会(宇宙輸送システム部会)臨時委員
・日本の宇宙関連イベントにて、講演多数
【略歴】
’07年5月 PDエアロスペース株式会社 設立/代表取締役 就任
’08年2月 資金調達マッチングイベント(中小機構主催)
’08年8月 能代宇宙イベント/デモフライト(X01)
’09年4月 研究開発体発足(3大学/2企業/JAXA有志)
’09年8月 アメリカ/L.A. 宇宙ベンチャー視察
’10年2月 次期実験機(X02) 設計スタート
’10年11月 セントレア 宇宙港構想スタート(CV2020)
’10年12月 新型エンジン 開発スタート
’13年2月 内閣府宇宙戦略室 宇宙政策委員会(宇宙輸送システム部会)臨時委員 就任
’13年12月 JAXA、九工大と共同研究契約締結
’14年2月 TEDxNayabashi 登壇
’14年3月 テキサス大学、NASA Johnson Space Center 訪問/技術ミーティング、Spaceport America 視察
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)