お金を送る、もらう、お店で支払う、チャージする、銀行口座に戻すの一連がすべて無料のスマホアプリ「pring」
株式会社pring
画像取得先: https://www.pring.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
お金コミュニケーションアプリ「pring(プリン)」の運営を行うベンチャー。
「pring」とはQR決済や個人間送金を行うことができるスマホアプリで、お金を送る、もらう、お店で支払う、チャージする、銀行口座に戻すという一連の流れを、すべて無料で行うことができるのが特長。
設立は2017年5月で、本社オフィスを東京・赤羽橋に置く。
新しいサービスが続々と立ち上がり、乱立状態ともいえるキャッシュレスの決済市場。業界最低水準の決済手数料(0.95%)や銀行口座出金が無料など、店舗側にもユーザー側にもメリットが多く、日本のキャッシュレス化をリードする可能性を十分に秘めている。
2018年5月にはLPガス供給大手、日本瓦斯株式会社(ニチガス)がサービス導入を決めるなど、全国での本格展開の下地も整ってきた。提携銀行もメガバンク2行が入り、ベンチャーながら一目置かれるサービスとして存在する。
事業内容
- お金コミュニケーションアプリ「pring(プリン)」、「業務用pring」の企画、開発、運営
提供サービス
「pring(プリン)」
お金を「おくる、もらう、はらう、チャージ、口座に戻す」を、無料で完結できるスマホアプリ。
- 無料での銀行口座から本アプリへのリアルタイムチャージ
- 本アプリのユーザー同士による1円単位でのリアルタイム送受金
- QRコードやバーコードの読み取りによる本アプリ加盟店での決済
- アプリから自身の銀行口座へお金の戻入れなどが全て無料、かつリアルタイムで可能。
また、「pring」の狙いは、お金を溜め込むだけでなく、有効活用することで経済の良い循環を創出すること。例えば、国民すべてが消費を1%増やせば日本のGDPを0.5%以上押し上げる効果があるといわれるように、人々の消費マインドを和らげ、周囲の人たちと喜んで価値交換する仕組みをどうやってつくり上げていくかという、壮大なビジョンが「pring」の背景にある。
加盟店の側としては、初期・月額費用がすべて無料、タブレット端末がない店舗は紙QRの対応も可能など、新規導入のハードルが非常に低い。また、キャッシュレス化の妨げと言われてきた決済手数料も0.95%に設定しており、今まで現金以外取り扱っていなかった小規模店舗への訴求も可能。今後の営業方針としては、点ではなく面での加盟店獲得を目指す方針を打ち出し、既存の営業スタイルなどにこだわらず自ら企画し、実行に移すことができる。
「業務用プリン」
無料送金アプリ「pring(プリン)」を通して、法人から、個人のスマホに送金ができるサービス。経費精算や報酬の受け取りなど、これまで煩雑だった顧客や従業員とのお金のやりとりを、個人のスマホに送金することで解決。しかも、振込手数料は従来の半額以下に抑えることが可能。また、送金したお金は24時間365日、いつでも送った瞬間に着金。受け取ったお金は、手数料無料で銀行口座に戻したり、セブン銀行ATMで現金として引き出すことが可能。
経営者プロフィール
代表取締役CEO 荻原充彦
代表取締役CEOを務める荻原充彦氏は、板前やエンジニアなどを経て、株式会社大和ネクスト銀行の立ち上げに参画。2012年からは株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)で、EC事業戦略室や決済代行事業に関する新規事業の立案に従事。2014年からメタップスに移り、株式会社SPIKEの代表として決済サービス「SPIKE」を立ち上げ、3年で黒字化させた手腕を持つ。
SPIKE在籍時は、業界の常識を覆すべく決済手数料無料プランを始めるなど、数多くのチャレンジと挫折を経験 。「SPIKE経済圏」という構想を掲げ、2年目までの赤字体質から営業利益1億円超にまで引っ張り上げた。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)