商業的アプローチで宇宙産業発展に貢献する日本初の宇宙商社。JAXA初の事業化案件に連続選定された唯一企業
Space BD株式会社
画像取得先: http://www.space-bd.com/
会社概要・事業内容
会社概要
日本初の宇宙商社®として、商業的アプローチにより宇宙産業の発展に貢献することを使命に、2017年9月1日に設立された宇宙ベンチャー。
発足以来、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)初となる民間開放案件である国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟からの衛星放出事業、続く「きぼう」船外実験装置利用事業にて連続で事業者選定された唯一の企業である。
「宇宙の産業化」を加速していくことをミッションに掲げ、衛星打上げサービス、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」を活用した宇宙空間での実験サービス、宇宙関連機器調達販売サービス、プロジェクト型事業開発サービス、宇宙飛行士訓練方法を活用した教育事業等、幅広い事業を展開。
国内外で宇宙関連事業の受注を積み上げながら、ロケット等打上げ輸送手段側と衛星等搭載貨物側の間に立ってのプロジェクトマネジメント機能、安全審査等諸手続きと必要書類作成、輸送といったすべての業務を備えたユーザフレンドリーでワンストップ型の打上げサービス事業の先進化を進めている。
事業内容
- 宇宙産業における各種サービス業ほか
提供サービス
一貫型衛星打上げサービス
衛星とロケットのマッチング機能に加え、打上げに関わる技術調整、安全審査、輸送(輸出入)、契約といった必要業務のアウトソーシング機能を備えた『一貫型打上げサービス』を提供。
ISS実験プラットフォーム利用サービス
ISS船内及び船外における各種実験(微小重力実験、曝露実験)プラットフォーム利用機会の提供、及び実験対象品の打上げ準備支援やプロジェクト全体の企画運営支援サービスの提供。
宇宙機器部品・コンポーネント輸出入
衛星等の宇宙機器製造を手掛ける民間企業及び研究機関への部品やコンポーネントの輸出入及び調達プロセス支援サービスの提供。
プロジェクトの組成・マネジメント
上記の他、民間企業、官公庁、大学機関が検討する、ISS利用や衛星開発等の新規事業立上げ支援及びプロジェクトマネジメント、事業性検証に関する調査業務等、あらゆる課題にこたえるサービスを提供。
プラットフォームサイト運営
宇宙利用全般を対象とした日本で初めてのプラットフォームサイト『Space for Space』を運営。宇宙参入や多様な産業とのコラボレーションによる革新的な宇宙事業立ち上げを促進。
教育事業
JAXAが有する宇宙飛行士の訓練方法や、宇宙飛行士、山崎直子氏の知見などを活かし、幼児教育から企業の人材採用・研修に至る全年齢を対象にした教育分野での事業創造に向けた取り組みも開始。
経営者プロフィール
代表取締役社長・共同創業者 永崎将利
1980年生まれ、福岡県北九州市出身。
2003年、早稲田大学教育学部卒業、三井物産株式会社入社。人事部(採用・研修)、鉄鋼製品貿易事業、鉄鉱石資源開発(投資)事業に従事、内ブラジル、オーストラリアに計4年間勤務。
2013年独立、ナガサキ・アンド・カンパニー株式会社を設立し、主に教育領域における事業開発を手掛ける。AOKI起業家育成プロジェクト、経済産業省起業家教育普及促進事業他。早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員、横浜国立大学成長戦略研究センター連携研究員。
2017年9月、Space BD株式会社設立、代表取締役社長に就任。事業開発のプロとして宇宙産業に挑む。
共同創業者 赤浦徹
(株)ジャフコにて8年半投資部門に在籍し前線での投資育成業務に従事。1999年にベンチャーキャピタル事業を独立開業。以来13本総額400億円以上のベンチャーキャピタルファンドを立ち上げ運用を行う。一貫して創業期に特化して投資育成事業を行う。
2013年7月より一般社団法人 日本ベンチャーキャピタル協会理事。2015年7月より同協会常務理事、2017年7月より同協会副会長を務める。
(同社Webサイトおよび同社Wantedly掲載情報を基に当社編集)