世界最小クラス4人乗り、緊急時には水に浮く、独創的な特許技術で超小型電気自動車「FOMM ONE」を開発
株式会社FOMM
画像取得先: https://www.fomm.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
独創的な電気自動車技術と小型車両設計技術によりモビリティの企画開発を手掛け、2014年に世界最小クラスの4人乗り小型モビリティの自社開発に成功。
インホイールモーターを核とした駆動設計技術と、小型モビリティに適したパッケージ設計技術を強みに、超小型サイズながら大人4人が乗車できる居住性を実現するとともに、運転者による踏み間違い事故を未然に防ぐ新操作系「ステアリング・アクセル」や水害が多い地域でも緊急時に「水に浮き、水面を移動する」構造設計など、複数の特徴的な技術で特許をしている。
2019年3月よりタイ子会社の生産工場にて、初の自社製品となる“FOMM ONE”の量産を開始。同月に開催された“バンコク国際モーターショー2019”においては、昨年に引き続き車両購入予約の受け付けを行い、当会期中で約1,700台の新規予約を獲得するなど、FOMM ONEの普及への歩みを着実に進めている。
事業内容
- 小型電気自動車開発(2014年世界最小4人乗り電気自動車を日本、タイで発表)
- 部品開発(小型電気自動車用高性能インホイールモーターの開発)
- 超小型車両に関する技術コンサルタント
- 研究開発(地域ニーズに応じた機能開発)
業務内容
超小型電気自動車の開発
電気自動車の特徴を活かし、さらなる可能性を探求すべく、新しい特徴を持った超小型電気自動車を開発。2014年、第1号車を発表。
オリジナル部品の開発
電気自動車に使用する部品を開発。骨格からモーター、制御系までオリジナル部品を開発している。
技術コンサルティング
開発実績に基づいた超小型電動車両に関する技術コンサルタントを実施。
研究開発
各地域にあった電気自動車に向けて研究開発を行っている。超小型車両の長所、顧客ニーズ、地域性などから各地域に合う車を求め、自動車のみならず乗り物として更なる可能性を追求していく。
超小型電気自動車開発「FOMM ONE」
「FOMM ONE」は、超小型ながら大人4人が乗車できる電気自動車(コンパクトEV)。
FOMMの強みであるインホイールモーターを核とした駆動設計技術や、小型モビリティに適したパッケージ設計技術により、その居住性を実現。さらには、運転者による踏み間違い事故を未然に防ぐ新操作系「ステアリング・アクセル」や、水害が多い地域でも緊急時に「水に浮き、水面を移動する」構造設計など独創的な特許技術を採用している。
経営者プロフィール
代表取締役 鶴巻日出夫
1982年4月、スズキ自動車(株)へ入社し、スクーターのエンジン設計からモトクロッサーの車体設計まで多岐に渡る設計に従事。
1997年4月、アラコ(株)にて、1人乗り電気自動車「コムス」を開発。「i-unit」「i-real」の開発にも携わる。その後、トヨタ車体(株)で新型「コムス」の企画・開発に従事。
2012年10月、(株)SIM-DRIVEにて、超小型電気自動車の東南アジア展開を企画。
2013年2月、超小型電気自動車の実現を目指す(株)FOMMを設立。代表取締役として現在に至る。
(同社Webサイトを基に当社編集)