国内初の前払式支払手段を活用した独自システムを基にウォレットアプリ「Kyash」を展開。Google Payにも対応
株式会社 Kyash
画像取得先: https://kyash.co/
会社概要・事業内容
会社概要
「価値移動のインフラを創る」というミッションのもと、カード発行・プロセシングプラットフォームを提供するベンチャー。
国内初の前払式支払手段を活用した独自システムを基にウォレットアプリ「Kyash」を展開。
当社が発行するVisaカードは国内外のVIsa加盟店で利用可能。またスマホ(非接触)決済にも対応しており、全国のコンビニ、スーパー、タクシーなど幅広い店舗で利用できる。個人向けにはウォレットアプリ「Kyash」を、パートナー企業へはAPIを通じて即座にVisaカードを発行できる「Kyash Direct」を提供している。
無料送金アプリ「Kyash」、iOS版を2017年4月に、Android版を7月にリリース。
当社は、三井住友銀行・外資系戦略コンサルティングファームを経て当社を創業し、Fintech協会の理事をも務める創業者の鷹取氏をはじめ、開発メンバーには、CtoCプラットフォーム事業出身のプロダクトマネージャー、スタートアップCTO経験者、メガベンチャーでの大規模開発経験者、ビジネス系メンバーにはメガベンチャーの創業期経験者、決済企業での経験者などのメンバーで構成されている。
業務内容
- ウォレットアプリ「Kyash」および決済プラットフォーム「Kyash Direct」の運営
提供サービス
ウォレットアプリ「Kyash」
アプリをインストールすると誰でもすぐに「Kyash Visa カード(バーチャルカード)」を発行することができ、アプリにクレジットカードを登録するか、コンビニ・銀行からチャージすることで友人や同僚への送金や、Visa オンライン加盟店での買い物などに利用できるモバイルアプリサービス。また、Google Payに対応したことにより、国内約840,000台(2019年1月現在)のQUICPay対応店舗において非接触決済も可能となった。
決済プラットフォーム「Kyash Direct」
国際ブランドデビット・プリペイドカード発行プラットフォーム。
カード発行からプロセシング業務まで、様々な業態の企業に対し一連のプロセスをモダンなAPIを通じてワンストップで迅速・低コストで提供。今後、全国のコンビニやスーパーで利用可能なQUICPayでの非接触決済も予定しており、スマホ一つで完結する決済手段も提供していく。
Kyash独自のプロセシングシステム
当社はVisaの加盟店での決済処理を担うプロセシングシステムを、2015年の創業時からスクラッチで構築してきた。ウォレットアプリ「Kyash」では、決済時にウォレット残高の不足額を登録されているカードや銀行口座から即時充当するテクノロジーを用いている。独自システムにより、決済フローを柔軟に設計することができ、且つ送金や決済など全取引のデータをリアルタイムに取得することが可能である。
また、グローバルなセキュリティ基準であるPCI-DSSや個人情報認証基準であるTRUSTeに完全準拠しており、クラウドベースで金融機関同等のセキュリティ水準を実現。
今後はKyashのテクノロジーを解放し、様々な業態の企業の金融資産を国内外の幅広い加盟店ネットワークで利用できる決済プラットフォームの提供を通じ、国内のキャッシュレスを浸透を進めていく。
経営者プロフィール
Founder & CEO 鷹取真一
早稲田大学国際教養学部卒業後、三井住友銀行に入行。法人営業を経て、経営企画にて海外拠点設立、金融機関との提携戦略の担当として国内外の銀行モデルを研究。その後、米系戦略コンサルファームの日米拠点にてB2C向け新規事業に携わる。次世代の通貨を構想し、株式会社Kyashを創業。一般社団法人FinTech協会の理事。
Chief Technology Officer 椎野孝弘
米国セント・マイケルズ大学経営修士課程修了。2社のExitを経て、株式会社コミュニティファクトリーに取締役CTOとして参画。ヤフーへ売却後、ヤフー社のモバイル戦略責任者に就任。その後、BCG Digital Ventures Tokyo RegionのCTO、株式会社FOLIOの取締役CTOを経て2019年1月より現職。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)