建設現場と職人のマッチングアプリ「助太刀」 現場の受発注、工事代金の即日受取など職人の働き方をアップデート
株式会社助太刀
画像取得先: https://suke-dachi.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
株式会社助太刀は、建設現場と職人のマッチングアプリ「助太刀」を運営するベンチャー。
アプリ「助太刀」は建設業界に従事するすべての受注者・発注者を繋ぐ、全く新しいアプリ。出会うのが難しかった優秀な職人や、今すぐ働きたくなる現場が集まっている。
また大手金融会社と提携し展開するフィンテック事業の「助太刀Pay」を使えば、その日の工事代金を仕事が終わった時点で24時間365日受け取り申請ができ、即時受け取ることが可能。さらに、その日の工事代金を即日チャージでき、利用できるVisaプリペイドカード「助太刀カード」を発行。助太刀カードには仕事中における怪我を補償する傷害保険も付帯している。
これらのサービスはすべて、煩雑な書類手続きは不要で、アプリ上からの操作でカンタンに利用することが可能。
人気お笑いタレントを起用したTVコマーシャルを展開し、アプリのローンチ後約1年半で7万人のユーザー登録を獲得している。
2019年7月には、未来創生2号ファンドから約5億円の第三者割当増資による資金調達を実施。
同年4月の、JA三井リース株式会社及び、工機ホールディングス株式会社からの資金調達と合わせ、総額約7億円で当ラウンドの資金調達を完了。
事業内容
- インターネットを利用したサービスの企画、制作及び運営
提供サービス
建設現場と職人をつなぐアプリ「助太刀」
助太刀は現場の受発注、工事代金の即日受取などの機能で建設現場で働く職人さんの働き方をアップデートするアプリ。
- 「マッチング」
建設現場と職人をつなぐマッチングサービスを展開。職人は簡単な情報を入力するだけで自身に合った仕事が自動で届き、現場に人手が足りない場合には簡単に助太刀を頼める。 - 「助太刀Pay」
建設業界初、工事代金の即日受取ができる画期的サービス。その日の仕事が終わった時点で24時間365日申請ができ、即時現金を全国2万4千台のセブン銀行ATMで受け取ることが可能。煩雑な書類手続きや銀行口座は不要で、すべてアプリ上からの操作でカンタンに申請から受取までを完了することができる。 - 「助太刀カード」
工事代金を即日カードにチャージし、国内・海外のVISA加盟店での支払いに利用できるサービス。また、お昼の割り勘や飲み会の精算の際など様々なシーンで、助太刀カード会員同士で送金することが可能。また、建設現場で仕事中に怪我をした際の入院費用や手術費用を補償する傷害保険を自動付帯。
職人の決済シーンにおけるキャッシュレス化により、スピーディーで利便性の高いライフシーンを実現する。 - 「助太刀保険」
助太刀カードに自動付帯している、建設現場で仕事中に怪我をした際の入院費用や手術費用を補償する傷害保険サービス。
さらに2019年春には、職人がアプリ上で加入できる請負賠償保険を日本で初めて提供する予定。
月額1,980円の新料金プラン「助太刀プロ」
- あなたにぴったりの職人・現場が見つかる!
職種や居住地などを入力するだけで、仕事をお願いできる受注者や、職人を募集している発注者がすぐに見つかる。気になった人には「興味あり」をタップし、その場で連絡をして新しい繋がりを増やせる。 - カンタンに現場の応援が募集できる!
現場が発生したけど、お願いできる職人が足りない!という時は、現場情報を掲載して、応援を募集。仕事を探している職人からの応募を募ることができる。受注者は、掲載された多くの現場から自分に合った現場に応募することができる。 - 新しい繋がりがどんどん増える!
いつでも誰とでもメッセージすることが可能。気になる職人にメッセージを送って繋がりをつくったり、現場の詳しい情報についてやりとりできる。仲間同士で、気軽にメッセージで会話することも可能。
会社沿革
2017年3月 株式会社東京ロケット(現:株式会社助太刀)設立
2017年6月 ジーズアカデミー主催 GGA優勝
2017年7月 本社を東京都渋谷区に移転
2017年7月 ジェネシア・ベンチャーズ、KLab Venture Partners を引受先とする総額約5,000万円の第三者割当増資を実施
2017年11月 TechCrunch Tokyo 2017 スタートアップバトル審査員特別賞を受賞
2017年11月 Forbes JAPAN「RISING STAR」アワード2位を受賞
2017年12月 IVS 2017 Fallのピッチコンペティション2位を受賞
2018年3月 株式会社東京ロケットから株式会社助太刀へ社名変更
2018年4月 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、KLab Venture Partners 株式会社、株式会社ニッポン放送、PERSOL INNOVATION FUND 合同会社、エン・ジャパン株式会社、株式会社レジェンド・パートナーズ、千葉功太郎氏などを引受先とする総額約5.3億円の第三者割当増資を実施
2018年6月 本社を東京都渋谷区南平台町に移転
2018年6月 サッカー選手の本田圭佑氏が代表を務めるKSK Angel Fundから資金調達を実施
受賞歴
- 2017年6月ジーズアカデミー主催GGA優勝
- 2017年11月TechCrunchTokyo2017スタートアップバトル審査員特別賞受賞
- 2017年11月ForbesJAPAN「RISINGSTAR」アワード2位受賞
- 2017年12月IVS2017Fallのピッチコンペティション2位受賞
経営者プロフィール
代表取締役CEO 我妻陽一
1978年生まれ。大手電気工事会社で現場監督として働いた後、電気工事会社を10年経営。建設業は人が最大のリソースであるのに人の手配は昔のままで、とても非効率なことに疑問を持ち、助太刀を開発。立教大学大学院/経営管理学修士課程修了。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)