世界でも例のない、集団訴訟を提起したい被害者と弁護士を繋ぐWebマッチングプラットフォーム「enjin」の運営
株式会社クラスアクション
画像取得先: https://legal-classaction.com/
会社概要・事業内容
会社概要
「詐欺や少額被害、泣き寝入りしている集団被害者の方を救える社会に」
世界でも例のない、集団訴訟を提起したい被害者と弁護士をつなぐWebのマッチングプラットフォーム「enjin」の運営を行うリーガルテックベンチャー。
現状、詐欺や事故などによって集団で被害にあっても、被害者が集まることは容易ではなく、また、弁護士もニュースにならないような規模の被害は認知のしようがない。当社代表の伊澤氏が弁護士として活動する中で、被害者の被害額よりも弁護士費用の方が高くなってしまうために、依頼を受けることができないなどの歯がゆい経験から、「enjin」は誕生した。
「enjin」では、多数の被害者を集め、「集団訴訟」の形にすることで、一人あたりが負担する弁護士費用を軽減することが可能。それにより今まで、泣き寝入りしていた被害者を救い、表に出なかった事件を顕在化させることができる。「enjin」は、被害者が集団訴訟のプロジェクトを立ち上げ、同様の被害に遭われた方を募り、一定数の被害者が集まった段階で、enjinに登録されている弁護士と弁護団を形成する。その後は、弁護士主導で裁判外、裁判内での解決を目指す。
また2019年1月には、ブロックチェーン推進協会(BCCC)へ加入。今後、ブロックチェーン技術を活用し、当社が発行する仮想通貨「弁護士コイン」をサービス内で利用できるように実装していく予定。
事業内容
- メディア事業・インターネット広告事業
提供サービス
集団訴訟のマッチングプラットフォーム「enjin」
「enjin」は世界でも例のない、被害者どうしがつながり弁護士を見つける、集団被害者と弁護士団を結びつけるウェブの集団訴訟プラットフォーム。
「集団訴訟」とは、同じ相手から被害を受けた人どうしで集まり、協力して相手を訴えること。「enjin」に登録することで、自分の被害をプロジェクトとして立ち上げ、同じ被害を受けた仲間を募集することができる。十分な被害情報が集まったら、独自審査をクリアした登録弁護士が解決に取り組む。
現状、詐欺や事故などによって集団で被害にあっても、被害者が集まることは容易ではない。また、弁護士もニュースにならないような規模の被害は認知のしようがない。
そんな被害者や弁護士が「円陣」を組み、このプラットフォームが「原動力(エンジン)」になることで、世の中の被害者が救われる社会になることを願っている。
サービス開始10ヶ月で登録者数15,000人、被害者額累計16,300,000,000円。
日本初の仮想通貨「弁護士コイン」
「すべての被害者が救われる世界を」実現するという理念のもとに創られた「enjin」プラットフォーム上で使える仮想通貨(ERC223に準拠)。
日本国内企業による、弁護士が主体となって作成したトークンという意味では、「弁護士コイン」は、日本初のトークンとなる。
「弁護士コイン」は、被害者を「救いたい」・「応援したい」という気持ちを届けたいと願う広い意味での「支援者」にもスポットを当て、彼らの素敵な気持ちを「仮想通貨による投げ銭という手段で可視化」することをコンセプトにしたもの。ただ、この「弁護士コイン」による投げ銭機能は、支援者による投げ銭にとどまらず、集団的被害を取り巻く3人のプレイヤー、①被害者、②弁護士、③支援者の中で循環するように行われることを想定している。
経営者プロフィール
CEO 伊澤文平
明治大学法科大学院卒。司法試験合格後、大手法律事務所(鳥飼総合法律事務所)にてIPO支援を含めた、企業法務を経験。個人からの詐欺を初めとした少額被害の事件を多数経験。現在、株式会社クラスアクション代表取締役CEO 兼 トップコート国際法律事務所代表弁護士。
CFO 村田光司
慶應義塾大学卒。公認会計士試験合格後、有限責任監査法人トーマツにてIPO支援を経験。その後、法律事務所や、複数のベンチャー企業を設立。株式会社クラスアクションとトップコート国際法律事務所を共同創業し、取締役CFOに就任。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)