世界で唯一、肘の無い協働ロボット「CORO」。独自技術の伸縮する関節により人の専有面積以下での動作が可能に
ライフロボティクス株式会社
画像取得先: https://liferobotics.com/
会社概要・事業内容
会社概要
最先端ロボット技術に基づいた製品開発を行っているロボットメーカー。
肘回転関節をなくし伸縮する関節を採用することで、周囲との干渉を最小限に抑えながら、多様な姿勢と幅広い動作範囲を実現するロボットである「CORO」を提供。
「CORO」の製造・販売だけでなく、「CORO」の導入支援や、システムインテグレートサービスも提供している。
2012年4月、茨城県生活自立支援ロボット技術実用化研究促進事業採択。
2014年5月には、NEDOイノベーション実用化事業採択。
2018年2月、株式譲渡によってファナック株式会社の子会社となり、ロボットに関する幅広い技術を有するファナックと共に、ロボットの多様化等の可能性を追求していく。
事業内容
- 世界で唯一、肘の無い協働ロボットCOROの開発・製造・販売等
プロダクト
協働ロボット「CORO」
「CORO」は、狭小空間で安全に人と一緒に働くことを目的として開発された世界で唯一、肘の無い協働ロボット。
最大の特徴は肘回転関節をなくし、独自特許技術 TRANSPANDER®(トランスパンダー)テクノロジーによる伸縮する関節の採用である。この独自技術により「CORO」は人の専有面積以下での動作が可能となった。肘回転関節がないアームのシンプル動作は人の危険予測を安易にし、人と協働する高い安全性を実現。これまでロボットの導入が難しかった生産現場や狭小空間での単純作業を「CORO」が担い、人と共に協働することで高い生産性と効率性を実現する。
コスメナチュラルズ社のチューブ製品のRカット工程や、マイクロテクニカ社のランダムピッキング(3次元カメラでの位置検出)、吉野家社の店舗における食器洗浄工程への導入をはじめ、部品のピッキング、ダンボールの外観検査と判別、パッケージ容器の移載と整列、検査装置へロード・アンロード、食器の判別と整列、チューブ製品の箱詰めなど、様々な現場で活躍している。
経営者プロフィール
代表取締役・CEO&CTO 尹祐根
(同社Webサイトを基に当社編集)