乾電池型IoT「MaBeee」。乾電池がIoTデバイスとなり、Cloudにつながり、Bigdataになり、AIでも解析をする
ノバルス株式会社
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会社概要・事業内容
会社概要
電池がIoTになるという世界唯一の企業。
乾電池型IoTデバイス”MaBeee”(マビー)の企画・開発・販売を行う。
2015年に創業し、クラウドファンディング「Makuake」において目標金額をわずか1時間で達成し、事業化を実現するところからビジネスが始まった。当社はすべての製造業にIoTでのビジネスチャンスを提供することをミッションとし、IoT製品において共通して求められる省電力電源制御技術とワイヤレステクノロジーをキーテクノロジーにビジネスを進めている。
MaBeeeコントロールモデルにおいては、2016年にグッドデザイン賞 金賞(経済産業大臣賞)、キッズデザイン優秀賞(経済産業大臣賞)も受賞。
2019年4月には「MaBeeeみまもり電池」の販売を開始。IoTプラットフォームを提供するIoTBASE株式会社と協業し、デバイス〜クラウドまでトータルに提供する。
「MaBeeeみまもり電池」は、みまもられる方(高齢者等)の自宅に設置する単3電池を使用した製品(テレビリモコンなど)に装着し、この「MaBeeeみまもり電池」を利用することで電流・電圧の利用状況をクラウドに通知し、IoTBASEが提供するみまもる方のアプリ『スマート電池』を提供するという協業体制によりみまもりサービスを実現する。
事業内容
- ・IT・IoTシステムの企画・開発・提供及びコンサルティング
事業概要
電池が通信する「MaBeee」は、身の回りのあらゆる製品をIoT化することができる技術。 「MaBeee」は、コントロール、モニタリング、コマンド通信といった3つの機能を提供。 これにより、スマートフォンから操作することができ、クラウドにも繋がり、ビッグデータとして、乾電池特有のデータをAIにて活用することができる。このようにIoT開発のハードルをぐっと下げる技術を提供する。
・IoTコンサルティング事業
・IoTデバイス事業
乾電池型デバイスとモジュール型デバイスを用意
- IoTモジュール
IoT製品開発に必要な通信部、制御部、センサー部をパッケージ化
汎用ポートを搭載していることから、様々なセンサーを搭載し情報収集が可能
あわせてPWMによる出力制御機能により、スマートフォン等を通して個々にコントロール - 乾電池型IoTデバイス
乾電池を使用しているものに装着すれば、様々なものを即時IoT化することが可能
現状、以下のラインナップをご用意
コントロールモデル(MaBeee)→電池出力のコントロール
モニタリングモデル(見守り電池)→電池電圧/電流のモニタリング
データ通信モデル →電気回路を通してコマンド通信
提供サービス
乾電池型IoT「MaBeee(マビー)」(コントロールモデル)
「MaBeee」はおもちゃやライトなど、単3の乾電池で動く製品をスマホでコントロールできる乾電池型IoT製品。
乾電池がIoTデバイスとなり、Cloudにつながり、Bigdataになり、AIでも解析をする。乾電池を利用した製品に装着することによりその電池の出力を変化させたり、その製品が利用している状況をクラウドで可視化させたりすることが可能。
- コントロール機能
電池で動く玩具などを、スマートフォンからコントロール - モニタリング機能
電池を利用した機器の利用状況をクラウドで可視化 - ビーコン機能
電池を利用する機器のビーコン化あるいは電池自身がビーコンに変化 - コマンド通信機能
電池を利用した機器からコマンドデータを読み取り(例えば、リモコンなどの押したボタンの情報を読み取る)、クラウドにデータ通信
「MaBeee みまもり電池」(乾電池型IoTモニタリングモデル)
リモコンなどの乾電池機器に装着するだけで、離れて暮らす家族の生活をさりげなく見守る安否確認ソリューション。
みまもられる方(高齢者等)の自宅に設置する単3電池を使用した製品(テレビリモコンなど)に、「MaBeeeみまもり電池」を装着し利用することで、電流・電圧の利用状況をクラウドに通知し、IoTBASE株式会社が提供するみまもる方のアプリ『スマート電池』を提供。
監視カメラや赤外線センサーとは異なり、生活スタイルを変えず、工事も不要で導入可能。特に、監視している印象を受けにくいことから導入の抵抗も少なく、導入のしやすさと低コストが特長的な製品・サービス設計となっている。
プログラミング学習(デスクトップアプリ)
ビジュアルプログラミングツール「Scratch」と「MaBeee-Desktopアプリ」で「MaBeee」を組み合わせるプログラミング学習教材。
工場業務改善IoT
製造現場へセンサー機器を装着し、これまで監視ができなかった、もしくは目視などでしか監視できていなかったところの常態監視を可能とし、故障保全に役立つ。
既存のセンサー機器では装着性、電池寿命、筺体サイズなど様々な課題がある場合でも安心。
IoTモジュール組込開発
IoT製品の開発に必要な省電力無線技術、機器制御、状態監視機能等をワンパッケージ化することで、簡単にIoT製品の開発が可能に。アプリやクラウドまで当社がサポートするため、IoT製品開発に必要なリソースがそろっていない場合でもIoT製品の開発が可能となる。
受賞・採択歴
2019年
- 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ運営のスタートアップアクセラレータ・プログラム「MUFG Digitalアクセラレータ」のDEMO DAYにて、パートナー賞であるMicrosoft Azure賞・CTC DEJIMA賞をダブル受賞
- Orange Fab Asiaアクセラレーター 2019年3月 採択
- MUFGアクセラレータ 2019年3月 採択
- 「Challenge IoT Award 2018 第5回ビジネスモデル発見&発表会2018全国大会」においてビジネス大賞 テレコムサービス協会会長賞を受賞
- 株式会社日本政策投資銀行が運営するプログラム「東海オープンアクセラレーター」に採択
- IoT推進ラボ、経済産業省、NEDO主催の「IoT Lab Selection」において準グランプリを受賞
- 「Challenge IoT Award 2018 第5回ビジネスモデル発見&発表会 信越大会」において最優秀賞を受賞
- Sports Tech Tokyoパーティシパント 2019年3月 採択
- 電通Grasshopper 2019年1月 採択
2018年
- 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ主催の「豊洲の港からpresentsグローバルオープンイノベーションコンテスト」において ZAMMA賞を受賞
- 「JXTGグループアクセラレーター」において優秀賞を受賞、当該プログラムに採択
- 東京都主催のビジネスコンテスト『世界発信コンペティション』において東京都ベンチャー技術特別賞を受賞
- 株式会社ビックカメラ運営のアクセラレータープログラム「ビックカメラアクセラレーター2018」に採択
- 乾電池IoTの「MaBeee」、Alibaba主催の世界最大規模のビジネスコンテスト「Create@蘇州( SuZhou)」にてWinning Prizeを受賞
- 乾電池IoTの「MaBeee」、アリババグループとソフトバンクの合弁会社のSBクラウド主催の世界最大規模のビジネスコンテスト「Create@Tokyo」で入賞
- 乾電池型IoTの「MaBeee」がアジア最大級のテック・カンファレンス「Tech in AsiaTokyo 2018」のピッチバトルにおいて優秀賞を受賞
- Plug and Play Japan株式会社が支援するスタートアップの成果発表会EXPO(Demo Day)において、「MaBeee」で、IoT部門におけるPnPJ AwardとEXPO Winnerをダブル受賞
- 『“人生 100 年時代”を切り拓く シニアライフ・イノベーション・チャレンジ 2018』において、「MaBeee 見守り電池」で最優秀賞を受賞
2017年
- 異能ベーション ジェネレーションアワード 特別賞 (総務省)
- 新大陸輸出コンソーシアム採択(JETRO)
2016年
- グッドデザイン金賞受賞(経済産業大臣賞)
- キッズデザイン優秀賞受賞(経済産業大臣賞)
経営者プロフィール
代表取締役 岡部顕宏
1995年:(株)アスキー
・インターネット黎明期にWEB広告などを手がける
1997年:ゲーム会社大手スクウェアの新事業子会社 入社
・宣伝企画部、商品企画部、事業企画部と企画部門に従事
2002年:セイコーインスツル(株)
・技術本部 新事業推進部にて、国内時計業界初となるBT-Watchの規格策定や電子マネー端末の事業化などを推進
2015年:ノバルス(株)創業
取締役CTO/SW開発責任者 小山和宏
1994年:セイコー電子工業(現セイコーインスツル(株))
1998年:腕情報端末ラピュータ開発
・いち早くユーザー環境を提供
2001年:世界初のBluetoothウォッチプロトタイプでBest of CES 受賞
・3Gデータ通信カード(SoftBank)、携帯電話連携アクセサリ端末、セキュリティ端末、Bluetoothリンクウォッチ、多くの無線製品開発を手がける
2017年:ノバルス(株)参画
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)