「家具×音」をコンセプトに、テーブルとスピーカーを組合せた「SOUND TABLE」を提供するIoT家具ベンチャー
KAMARQ HOLDINGS PTE. LTD
画像取得先: https://kamarq.net/ja/
会社概要・事業内容
会社概要
「あなたの世界を広くする」をタグラインに、暮らしの中の不必要な機能を捨てることで、暮らしに“のりしろ”をプラスするという革新的発想で、プロダクトを生み出すIoT家具ベンチャー。
「家具×音」をコンセプトに、テーブルとスピーカーを組み合わせ、スマートフォンから自分の好きな音楽を指定時間に流したり、外の天気に応じた環境音を奏でたりできる家具「SOUND TABLE」などを展開。
家具のあり方を再定義する「Furniture 2.0」の実現を目指し、「IoT」と「サブスクリプション」事業を展開する。
事業内容
- 家具企画製造販売
- 家具電子商取引
- M2M、組込みソフトウェア・ドライバおよびIoTハードウェア・ソフトウェア開発
「FURNITURE 2.0」
「FURNITURE 2.0」とは、家具のあり方を、素材、製造、流通、価格、IT/IoT化の面から再定義し、さらにそこから生み出される世界観でさえもイメージして家具を製造/販売する行いで、その実現に向けて「家具」「IoT」「サブスクリプション」の事業テーマに取り組んでいる。
家具
当社は厳しい基準が求められる日本企業向け家具のOEM/ODM生産をインドネシアで行うノウハウがある。低コスト大量生産による環境破壊や品質低下の問題に対応するために、材料となる木材は高品質なものを選ぶことはもちろん、過剰な伐採による環境破壊を考え、住宅の廃材や間伐材を使ってファイバーやチップで固めて強度を保った原材料や、低ホルムアルデヒド、シックハウス対策がなされた原材料も取り入れている。
IoT
当社がIoT事業で大切にしていることは、利用者がIoTを特別なものと意識せず、生活の中で自然に使えるということ。
そのために、小型化した特殊なゲートウェイを独自に開発し、家具の見た目、使い勝手を損なわないようにすることを選択。そこで、当社の初期プロダクトであるSOUND TABLE用にアンプ機能、3G通信可能なゲートウェイ「MOSES」を開発。MEMORY DOOR用には、温度・湿度・照度・開閉を感知するセンサー搭載、Wi-Fi通信可能なゲートウェイ「MONOLITH」を開発した。ゲートウェイ内のソフトウェアや、ゲートウェイとクラウド間のセキュアな通信技術も独自に開発している。
このゲートウェイは、ソフトウェアをアップデートしていくことで進化し、他社のプロダクトやサービスとつながることが可能。将来KAMARQが開発したゲートウェイを介して家中のモノがつながっていく世界を目指す。
サブスクリプション
家具にもサブスクリプションモデルを適用することで、もっと自由な使い方ができるようになるのではと考え、「家具を所有する」という価値観を「家具を利用する」へと変え、新しい家具との付き合い方を提案する。
月々500円から利用でき、好きなアイテムを好きなタイミングで返品・交換出来る「サブスクリプション」型の家具のサービス「KAMARQ」は、Nicola FormichettiとPJ MattanをCreative Duoに迎えたKAMARQ GROUPの旗艦ブランド。「subsclife(サブスクライフ)」は、こだわりのデザイン家具を月額500円から、自由に期間を選んで利用できるサービスである。
関連会社
カマルクジャパン株式会社
カマルク特定技術研究所株式会社
PT.KAMARQ REKAYASA STRATEJIK
経営者プロフィール
代表取締役 和田直希
(同社Webサイトおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)