電波の届かない山中でもスマホのGPSで現在地と登山ルートがわかる、国内No.1の登山アプリ「YAMAP」を運営
株式会社ヤマップ
画像取得先: https://corporate.yamap.co.jp/
会社概要・事業内容
会社概要
登山アウトドア向けアプリ・WEBサービス「YAMAP」を運営するベンチャー。
「テクノロジーで、都市と自然をつなぐ」を理念に掲げ、自然×IT分野のパイオニア企業を目指す。
「YAMAP(ヤマップ)」という登山・アウトドア向けの地図アプリ・ウェブサービスを展開。
「YAMAP」は電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流することもできる、日本最大の登山・アウトドアプラットフォームである。
使いやすさを重視したアプリ開発で、ダウンロード数が国内No.1の130万(2019年6月時点)、1ヶ月での活動記録の投稿数は25万(2019年5月)を突破。日本最大の登山・アウトドアプラットフォームとなっている。
CASIOのスマートウォッチや、京セラのスマートフォンにプリインストールされるなど、他企業も高く評価。
さらに2019年7月には、山の安全に貢献する「みまもり機能」をリリース。
山行中のGPS位置情報を、家で待つ家族や友人などに随時通知する機能で、万が一のとき、救助のために有用な情報となる。また、YAMAPユーザー同士が山ですれ違うと、お互いの位置情報を交換し、相手の情報をYAMAPサーバーへ送信。つまり、どちらかがオンラインとなれば、電波の届かない場所の位置情報も共有することが可能(この仕組みは特許申請中)となる。一番使われている登山アプリだからつくれる安全網である。
「ハード」「危ない」といった従来の登山のイメージを、「楽しい」「健康的」といったイメージへ変えていくために、新しい文脈で「登山」を捉えアップデート。高い山の頂上を目指すことだけが、登山の楽しみ方ではない。山というフィールドには、多様な楽しみ方ができる懐の深さがある。ユーザーの裾野を広げ、2022年までに登山人口2000万人(2016年:約1000万人 総務省調べ)、ひいてはインバウンドの観光客を含め、1億人が日本の山や自然に親しむ世界を目指す。
2017年11月には、世界で最も革新的なベンチャーを選出するアワード「2017 Red Herring Top 100 Global Winners」を受賞。
2018年3月には、内閣府が主催する第3回宇宙開発利用大賞において、GPSとスマホの山岳地帯での活用が認められ、内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞を受賞。
2018年4月に約12億円の資金調達を完了。
事業内容
- 登山アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」開発・運営
- 「YAMAP 登山保険」販売・広告(少額短期保険募集代理店)
- 「YAMAP STORE」運営
- 「YAMAP MAGAZINE」運営
- 「山と街を巡る旅 環」運営
提供サービス
「YAMAP」
携帯の電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、“安心安全“の登山アプリ。使いやすさを重視したアプリ開発で、150万(2019年11月時点)ダウンロード超。日本最大の登山・アウトドアプラットフォームとなっている。
山行の軌跡や写真が活動記録として日々投稿されているので、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流することもできる、登山・アウトドアユーザーが集う日本最大級のコミュニティ・プラットフォームも兼ね備えている。
CASIOのスマートウォッチや、京セラのスマートフォンにプリインストールされるなど、他企業からも高評価を獲得。
登山保険「YAMAP 登山ほけん」
登山アプリNo.1のYAMAPがユーザーの声を集めてつくった、あたらしい保険。250円から1日単位で入れ、登山中の遭難・事故だけでなく、持ち物の故障・破損・盗難もカバー。
「YAMAP STORE」
登山・アウトドア用品のセレクトオンラインストア。
「YAMAP MAGAZINE」
週末に登れる山からオススメのギアまで、幅広くご紹介する登山情報マガジン。
「山と街を巡る旅 環」
日本各地の名山を登り、麓の街を巡る。登山と街歩きを組み合わせた新しい観光の形を伝える。
主な受賞歴
- 第3回宇宙開発利用大賞 内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞(2018年)
- 環境省 国立公園オフィシャルパートナーシップ(2017年)
- 2017 RedHerring Top 100 Global Winners 選出
- 雑誌AERA「日本を動かすベンチャー100」選出(2015年8月24日号)
- インフィニティ・ベンチャーズ・サミット2015 Spring Miyazaki Launch Pad 出場
- B DASH CAMP 2015春「ピッチアリーナ」優勝
- IBM BlueHub支援事業(2015年)
- EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2015 ジャパン 九州ブロック代表
- グッドデザイン賞受賞・ベスト100選出・特別賞「ものづくりデザイン賞(中小企業庁長官賞)」受賞(2014年)
- amazon web service主催「Kyushu Startup Showcase」最優秀賞(2014年)
- TechCrunch Tokyo 2013 スタートアップバトル予選出場
経営者プロフィール
代表取締役社長 春山慶彦
1980年、福岡県春日市出身。同志社大学法学部 卒業。アラスカ大学フェアバンクス校野生動物学部 中退。登山歴2000年〜
株式会社ユーラーシア旅行社『風の旅人』編集部勤務後、独立。
ITやスマートフォンを活用して、自然や風土の豊かさを再発見する仕組みをつくりたいと思い、株式会社YAMAPを設立。
最高技術責任者 樋口浩平
1978年、福岡県太宰府市出身。 九州芸術工科大学大学院 修了
YAMAP開発初期から携わり、ローンチ後に2番目のメンバーとして参画。
テクノロジーを駆使して、安心安全な登山ができるように日々奮闘中。
(同社Webサイト、同社Wantedlyおよび同社PR TIMES掲載情報を基に当社編集)